すみくにぼちぼち日記

メキシコ生活や欧米旅行記、語学、大学、美術館について

ヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる絵画と彫像についての豆知識-マリー・アントワネット、ルイ14世、ナポレオンなど豪華な美術品をご紹介

フランスのヴェルサイユ宮殿は豪華絢爛な内装、美しい調度品が数多ある宮殿。ヴェルサイユ宮殿では、美術品の数々に囲まれ、至福の時を過ごすことができます。今回はヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる肖像画、彫像、絵画を中心に美術品をご紹介します。 

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ヴェルサイユ宮殿とは

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ヴェルサイユ宮殿は1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿。パリの南西のイヴリーヌ県ヴェルサイユにあります。マンサールとル・ブランによって設計されました。バロック建築の代表作で、豪華な内装、装飾品、美術品や広大な庭園が見所です。

 

ヴェルサイユの各部屋の紹介はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ヴェルサイユ宮殿肖像画と彫像-各作品がある部屋もご紹介

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ヴェルサイユ宮殿の美術品で特に印象に残るものが王侯貴族の肖像画や彫像、胸像の数々。今回は特に有名なマリー・アントワネットルイ14世ルイ16世、ナポレオンを中心に、作品とその作品が展示されている部屋をご紹介します。

 

マリー・アントワネットの胸像』-王妃の大居室

マリー・アントワネット胸像 王妃の大居室 

ヴェルサイユ宮殿といえば、ギロチンの露と消えた悲劇の王妃として知られているマリー・アントワネット。彼女の胸像は「王妃の大居室」に展示されています。

「パンが無ければケーキを食べればいい」と言ったといわれるマリー・アントワネットですが、実は慈善活動などにも積極的な王妃だったとも言われています。

とはいえ、当時のフランス国民から最終的には攻撃の的となりました。

 

マリー・アントワネットと子どもたち』-グラン・クヴェールの控えの間

マリー・アントワネットと子どもたち グラン・クヴェールの控えの間

こちらはヴィジェ・ルブラン作の『マリー・アントワネットと子どもたち』という作品。マリー・アントワネットはヴィジェ・ルブランの絵が好きで、彼女に自信の肖像画を多く描かせていました。

こちらの作品は自身が生んで早くに亡くなった末の子どもを偲ぶために描かれたとも言われており、ゆりかごの中に赤ちゃんの姿が描かれていないのを見て取れます。

「国民の聖母」というイメージを演出するために描かれた、自身の評判が落ちていく中で「子どもを失った悲劇の母」というイメージで評判回復を狙った、など様々な説があるのですが、個人的には一人の母としてなくなった子どもに思いを馳せていたのではないかなと思います。


※マリーアントワネットとフランス革命を知るならこちら 

 

ルイ14世彫像』-ヴィーナスの間

ルイ14世像 ヴェルサイユ

続いて、ヴェルサイユ宮殿を作り上げた人物、太陽王類14世の彫像。こちらの彫像はヴィーナスの間で鑑賞することができます。

 

ルイ14世胸像』-ディアーヌの間

ルイ14世胸像 ディアーヌの間

ルイ14世72年もの間フランス国王として君臨した王で、その在位期間はフランス史上最長だそう。

 

ルイ14世肖像画』-アポロンの間

 ルイ14世肖像画 ヴェルサイユ

ルイ14世肖像画といえばこちら。公式の肖像画とされており、イアサント・リゴーによって描かれました。

この肖像画を良く見ると、ルイ14世はハイヒールを履いています。この時代、ハイヒールは男性も履く靴で、美客は足を見せることができた男性の美しさの象徴だったそう。

 

※男性ファッションについてはこちら 

名画に見る男のファッション (角川文庫)

名画に見る男のファッション (角川文庫)

 

 

ルイ14世レリーフ』-戦争の間

ルイ14世 レリーフ ヴェルサイユ 戦争の間

こちらは戦争の間にあるルイ14世レリーフルイ14世が戦争に出ているところがモチーフとなっています。とても凛々しくてかっこいい姿です。

 

ルイ14世の胸像』-王の寝室

ルイ14世の胸像 ヴェルサイユ 王の寝室

ルイ14世が亡くなった場所とされる王の寝室にも胸像があります。こちらは少し年を重ねたあとの雰囲気ですが、威厳があります。

 

※フランス王家を知るならこちら 

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)
 

 

ルイ16世肖像画』-アポロンの間

ルイ16世肖像画 ヴェルサイユ宮殿 アポロンの間

こちらはルイ16世肖像画アポロンの間で鑑賞することができます。フランス革命の火付け役となってしまった王ですが、性格は温厚で錠前作りが趣味だったそう。顔の雰囲気も優しそうで、『ベルサイユのばら』に出てくる雰囲気そのままでした。

 

ヴェルサイユを知るなら是非『ベルサイユのばら』を読んでみて下さい

 

『ナポレオンの肖像画』-戴冠式の間

ナポレオン肖像画 ヴェルサイユ

こちらはナポレンの肖像画

ナポレオンはコルシカ島生まれで父は判事だったそう。その後、フランス国王の座まで上り詰めたのですから、すごいサクセスストーリーです。フランス版の豊臣秀吉という感じでしょうか。

 

『ナポレオンの戴冠式(ヴェルサイユ版)』-戴冠式の間

ナポレンの戴冠式 ヴェルサイユ

ヴェルサイユ戴冠式の間にあるのがこちらの『ナポレオンの戴冠式』。

実はルーブル美術館にも同じ主題の作品があり、オリジナルはルーブルだそうです。こちらの絵は作者ダヴィッド自身による複製。

 

『ナポレオンの戴冠式(ルーブル版)』-ルーブル美術館

ナポレオンの戴冠式 ヴェルサイユ

こちらがオリジナルの『ナポレオンの戴冠式』。

こんなにそっくりに描けるなんて、本当にすごいです。是非上のヴェルサイユ版と見比べてみてください。

 

 ルーブル美術館の記事はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

『ヴィクトワール・ド・フランスの肖像画

ヴィクトワール・ド・フランス ヴェルサイユ 

ヴィクトワール・ド・フランスはフランス王ルイ15世と王妃マリー・レクザンスカの五女。

ヴェルサイユで育った他の年上の兄弟とは異なり、1歳年上の姉アデライードとともに、フォントヴロー修道院で育てられたそうです。ルイ16世のおばに当たります。

 

『ルイーズ・エリザベート・ド・フランスの肖像画

ルイーズ・エリザベート・ド・フランス ヴェルサイユ 

フランス王ルイ15世と王妃マリー・レクザンスカの長女として、ヴェルサイユで生まれました。ヴィクトワールの姉です。双子の妹アンリエットがいます。

彼女は、オーストリアの女帝マリア・テレジアの子であるヨーゼフ大公(のちのヨーゼフ2世)に、長女マリア・イザベラをへ嫁がせました。

 

ヴェルサイユ肖像画

ヴェルサイユ貴人の間肖像画

ヴェルサイユ宮殿には他にも沢山の肖像画があります。

 

ヴェルサイユ 肖像画群

部屋に拠っては肖像画が沢山飾ってあり、豪華な雰囲気でした。

 

ヴェルサイユ 肖像画群

ヴェルサイユ宮殿の内装や豪華な部屋も素晴らしかったですが、肖像画を楽しむというのも面白いかもしれません。

 

肖像画の楽しみ方はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ヴェルサイユ宮殿の有名な絵画

肖像画が素晴らしいヴェルサイユですが、他にも有名な絵画があります。

 

『パリサイ人シモン家の食事』-ヘラクレスの間

パリサイ人シモン家の食事 ヴェルサイユ ヘラクレスの間

ヴェロネーゼ作の『パリサイ人シモン家の食事』は聖書を題材としている作品。

エスがパリサイ人の家の食事に招かれ、パリサイ人の家に居る時に、その町で一番罪深い女性が現れ、高価な香油が入れてある石膏のつぼの持ってきて、イエスに近寄り、食事の席についていたイエスの頭に香油を注ぎかけた、というお話です。

 

※宗教画の見方についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

『アブキールの戦い』-戴冠の間

アブキールの戦い 戴冠式の間 ヴェルサイユ

『アブキールの戦い』は、ナポレオンが率いるフランス軍が、サイード・ムスタファ・パシャ率いるオスマン帝国軍に勝利を収めた戦いです。

ナポレオンの栄誉を讃えるのに相応しい主題であるといえます。

 

『シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与』‐戴冠の間

シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与 戴冠式の間 ヴェルサイユ

『シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与』もダヴィッドが描いた作品。

ナポレオンの戴冠式の3日後、1804年12月5日に、ナポレオンが幼い頃に通っていた士官学校のあった地、パリ市内シャン・ド・マルスの広場で、フランス軍108の連隊及び国家警備隊へ、勝利と皇帝ナポレオン自身を象徴する鷲の旗章が入った軍旗を授与した場面を描いた作品です。

 

終わりに

ヴェルサイユ宮殿ヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる絵画と彫像、如何だったでしょうか。

ヴェルサイユ宮殿自体もとても美しく、豪華絢爛で、見ごたえたっぷりなのですが、是非、飾られている絵画や彫像も楽しんでみてください。

 

 ヴェルサイユ天井画紹介はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ヴェルサイユ宮殿の庭園紹介はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 ※パリの旅行記はこちら

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ヴェルサイユ宮殿の豪華絢爛な部屋の数々をご紹介-鏡の間や王妃の大居室などを最大限楽しむための知識とは

フランスのパリ観光で是非訪れたいのがヴェルサイユ。

豪華絢爛な装飾と美しい芸術品を鑑賞することができる宮殿です。あのマリー・アントワネットが過ごした宮殿でもあります。ヴェルサイユには700以上の部屋があるそう。

今回はその中でも特に有名で絶対見学したい部屋をご紹介します。

ヴェルサイユ宮殿

 

 

ヴェルサイユ宮殿とは

ヴェルサイユ宮殿は1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿。

パリの南西のイヴリーヌ県ヴェルサイユにあります。マンサールとル・ブランによって設計され、庭園はアンドレ・ル・ノートルによって作られました。

バロック建築の代表作で、豪華な内装、装飾品、美術品や広大な庭園が見所です。

 

※ヴェルサイユ宮殿の美術品紹介はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ヴェルサイユ宮殿 王室礼拝堂

 

ヴェルサイユ宮殿 王室礼拝堂

ヴェルサイユ宮殿に入って最初に訪れるのは王室礼拝堂です。

ヴェルサイユ宮殿が使用されていた当時は、毎日ミサが執り行われ、ルイ16世とマリーアントワネットの結婚式も行われたそうです。

特に天井画は緻密で美しく、とても見ごたえがありました。天井のフレスコ画は三位一体が主題となっています。一階部分からも、二階部分からも見学することができます。

 

※ヴェルサイユ宮殿の天井画はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ヘラクレスの間-天井画が美しい

ヴェルサイユ宮殿 ヘラクレスの間

ヘラクレスの間は、1604年にヴェネチア共和国からルイ14世に贈られた絵画『パリサイ人シモン家の食事』を飾るために造られた広間だそう。この写真の奥に見えるのが『パリサイ人シモン家の食事』です。

 

ヴェルサイユ宮殿 ヘラクレスの間

ヘラクレスの間のもう一つの見所がこの美しい天井画。神格化されたヘラクレスが描かれています。

ヴェルサイユ宮殿の多くの部屋には神話の神々の名前が付けられていますので、神話を少し予習していくと、より楽しめるかなと思いました。

 

※筆者お勧めの神話の本はこちら 

 

豊穣の間-食事を楽しむ

ヴェルサイユ宮殿 豊穣の間

続いて豊穣の間。王室や貴族達が飲食を楽しんだと言われる部屋だそう。緑色の壁が印象的で、豊穣という名前通りの部屋だなと思いました。

 

ヴィーナスの間-ルイ14世を讃える部屋

ヴェルサイユ宮殿 ヴィーナスの間

ヴィーナスの間はバロック調の部屋で1668年に完成しました。太陽王ルイ14世を讃えるために作られてたそうです。

 

ヴェルサイユ宮殿 ヴィーナスの間

天井画は太陽王と呼ばれたルイ14世を讃える太陽の装飾が施され、愛と美の女神であるヴィーナスが描かれています。

ヴィーナスの周りには彼女の子どもであるキューピットも飛んでいます。

 

※ルイ14世についてはこちらがお勧め 

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)
 

 

ディアーヌの間-ヴェルサイユのビリヤード場

ヴェルサイユ宮殿 ディアーヌの間

ディアーヌの間はビリヤード場として作られた部屋。ディアーヌは狩猟、貞節と月の女神です。

 

マルスの間-社交の場

ヴェルサイユ宮殿 マルスの間

マルスの間は、1682年までは衛兵の控えの間として使用され、その後、音楽会や賭け事を行う場として使われるようになりました。マルスはローマ神話の戦と農耕の神です。

 

アポロンの間-玉座の間

アポロンの間

ヴェルサイユ宮殿で最も豪華な部屋として知られるアポロンの間。かつては玉座がありました。

アポロンは本来は芸術の神でしたが、のちに太陽神としての神格化されました。まさに太陽王ルイ14世の玉座があるべき部屋だといえます。

 

戦争の間-フランスの勝利を讃える

ヴェルサイユ宮殿 戦争の間

戦争の間は鏡のに隣接した位置にある部屋。フランス軍の勝利を讃え、大理石とブロンズが使用されています。

 

ヴェルサイユ宮殿 戦争の間

こちらはルイ14世の戦う姿が描かれたレリーフです。

 

鏡の間-ヴェルサイユの象徴

ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

ヴェルサイユといえば鏡の間。300枚以上の鏡で装飾されていることからその名前が付けられました。全長73m、幅10.5m、高さ12.3mの巨大な回廊です。

 

ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼舞踏会もこの鏡の間で行われました。

 

ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

兎に角大きくて美しい回廊でした。

 

※フランスの歴史やヨーロッパ史を学ぶのにおすすめな本はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

平和の間-音楽室

ヴェルサイユ宮殿 平和の間

戦争の間と対になる部屋が平和の間。用途は音楽室や遊戯室だったそうです。

 

王妃の大居室-歴代王妃の部屋

ヴェルサイユ宮殿 王妃の大居室

こちらは王妃の大居室。

実際にマリー・アントワネットが使用したベッドが展示されています。実は出産もこの部屋で行われており、その時は多くの家臣たちが見守る中出産しました。生まれた子どもが秘密裏に取り替えられたりするのを防ぐためだったそうです。

 

ヴェルサイユ宮殿 王妃の大居室

豪華絢爛で、壁の細工や絵画が美しい。

 

ヴェルサイユ宮殿 王妃の大居室

こちらはマリー・アントワネットの胸像。

 

ヴェルサイユ宮殿 王妃の大居室 宝石箱

そして、マリー・アントワネットが使用していた宝石箱です。

 

貴人の間-王妃の謁見室

ヴェルサイユ宮殿 貴人の間

貴人の間は王妃の謁見質として使用されました。

 

グラン・クヴェールの控えの間-晩餐会を催した

ヴェルサイユ宮殿 グラン・クヴェールの控えの間

公式晩餐が行われたグラン・クヴェール控えの間(王妃の控えの間)。晩餐には多くの人々が集まりました。

 

ヴェルサイユ宮殿 グラン・クヴェールの控えの間

こちらはビジェ・ルブランが描いたマリー・アントワネットと家族の絵。ルブランは王妃の肖像画を多く残しました。

 

ヴェルサイユ宮殿 グラン・クヴェールの控えの間

壁のタペストリーも迫力がありました。

 

※ヴェルサイユ宮殿の中の美術品紹介はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

衛兵の間-兵士の待機部屋

ヴェルサイユ宮殿 衛兵の間

衛兵の間は兵士が待機していた部屋です。有事の際はここから出動しました。

 

戴冠の間-ナポレオンの戴冠式がここに

ヴェルサイユ宮殿 戴冠の間

こちらは戴冠の間。

ナポレオンの戴冠式を見ることができる部屋です。ナポレオンの戴冠式はルーブル美術館にも展示してあります。

戴冠の間には他にもダヴィッド作の『アブキールの戦い』や『シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与』なども展示されています。

 

 

※ルーブル美術館はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

王の寝室-ルイ14世の部屋

ヴェルサイユ宮殿 王の寝室

こちらは王の寝室。

太陽王ルイ14世が、1701年に自らを象徴する「日の出」に面する場所を寝室と定めました。ルイ14世は1715年9月1日にこの王の寝室で息を引きとったそうです。

 

閣議の間-執務室

ヴェルサイユ宮殿 閣議の間

様々な閣議が執り行われた部屋です。青色の机が綺麗です。

 

王妃の階段-美しい階段

ヴェルサイユ宮殿 王妃の階段

ヴェルサイユ宮殿は階段も美しいのです。

こちらは王妃の階段。王妃の部屋に行くための階段です。この先にはヴィクトワール王女の寝室とアデライード王女の寝室があります。2人はフランス国王ルイ15世と王妃マリー・レクザンスカの四女と五女です。

 

ヴェルサイユ宮殿 王妃の階段

ちなみに、フラン革命ではこの階段に市民が押し寄せたそうです。

 

※フランス革命を学ぶならこちら

 

ヴィクトワール王女の寝室

ヴェルサイユ ヴィクトワール王女の居室

こちらはヴィクトワール王女の寝室。

白と緑を基調とした綺麗な部屋なのですが、この写真では明かりの色のオレンジになってしまっています。 

 

王太子の寝室

ヴェルサイユ宮殿

そしてこちらは緑を基調とした王太子の寝室。

色々な方の寝室を見ることができましたが、個人的に一番すっきりしていて住むならここが良いなと思いました。

 

ヴェルサイユ宮殿の名前が分からない部屋たち

ヴェルサイユ宮殿

他にも沢山の部屋がありました。

こちらで紹介するのは、綺麗だなと思って写真をとったけど名前や用途が分からない部屋たちです。

 

ヴェルサイユ宮殿

こちらの部屋、執務室のように見えますが、何の部屋なのでしょうか。きれい落ち着いた雰囲気で印象に残りました。

 

終わりに

今回はヴェルサイユ宮殿に数多くある部屋の中でも特に有名な部屋の名前と用途をご紹介しました。

ヴェルサイユは本当に大規模で美しい宮殿ですので、フランス旅行では是非足を運んでみてください。

  

※パリ旅行記はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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ロダンが凝縮されたロダン美術館の作品紹介と見どころ-ロダン美術館 フランス パリ

パリにはルーブル美術館オルセー美術館など、沢山の美術館があります。数ある美術館の中で、彫刻家ロダンの作品を堪能できるのがロダン美術館です。今回はロダン美術館をご紹介します。

 

ロダン美術館 パリ

 

ロダンが凝縮されたロダン美術館の作品紹介と見どころ

ロダン美術館は、1908年から亡くなるまでの10年間ロダンが暮らし、アトリエとして使っていた「ビロン館」が美術館となったものです。

1911年にフランス政府がビロン館を買い取ることとなったそうですが、その時に、ロダンが自身の作品及び収集したコレクションを国家に寄付するので、美術館として残してほしいと提言し、美術館となりました。

ロダンは、19世紀を代表する彫刻家で、『近代彫刻の父』と称されています。

そのロダンの代表作である『地獄の門』や『考える人』をこのロダン美術館で鑑賞することができます。

 

『考える人』-ロダンの代表作

 

ロダン美術館 考える人

まず始めにご紹介するのがロダンの代表作とも言える『考える人』。日本でもロダンという名前を聞いて真っ先に思い出すのがこの『考える人』ではないでしょうか。

この『考える人』はブロンズ製で、鋳造(鋳型に金属を流し込み形を作る)することができるため、実は世界各国の美術館で『考える人』を鑑賞することが可能。

日本では、日本臓器製薬、京都国立博物館国立西洋美術館、長島美術館、西山美術館が『考える人』を所有しているそうです。

 

地獄の門』-ダンテの『神曲』がモチーフ

 

ロダン美術館 地獄の門

地獄の門』もロダンの代表作の一つ。『地獄の門』は、ダンテの叙事詩神曲』の地獄篇第3歌に登場する地獄への入口の門がモチーフになっています。

ダンテの『神曲』は主人公のダンテが古代ローマの詩人ウェルギリウスに導かれて、地獄を巡るという内容の作品です。

実はこの『地獄の門』の真ん中には『考える人』が鎮座しています。

 

※ダンテの『神曲』の内容に楽しく触れるならこちら

やさしいダンテ「神曲」

やさしいダンテ「神曲」

 

 

ロダン美術館はロダンの作品が沢山

ロダン美術館

ロダン美術館ではロダンの作品を沢山見ることができます。

 

ロダン美術館

美術館の外にも沢山の作品があり、美術館に入るワクワクが高まります。

 

ロダン美術館

美術館の内部ではロダンを堪能することができました。

 

タンギー爺さん』-ゴッホ肖像画 

 

ロダン美術館 タンギー爺さん ゴッホ

ロダンは自身が芸術家であったと同時に、芸術の収集家でもありました。ロダン美術館ではロダンが収集したアーティスト(ゴッホムンク等)の作品も鑑賞することができます。

こちらはゴッホの『タンギー爺さん』。この『タンギー爺さん』の背景は日本の浮世絵で飾れており、当時のフランス芸術に日本の芸術が影響を与えた「ジャポニズム」を体感することができる作品です。

 

タンギー爺さんを知るなら原田マハさんの『たゆたえども沈まず』がお勧め

たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫)

たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫)

 

 

内装が宮殿のようなロダン美術館

 

ロダンの個人のアトリエ兼自宅として使用されていたこのロダン美術館ですが、個人のお家とは思えないほど素敵な内装で、まるで宮殿のようでした。

ロダン美術館では是非建物自体も楽しんでみてください。

 

ロダン美術館は庭園も美しい

ロダン美術館

ロダン美術館は作品や建物もとても素晴らしいのですが、庭園も美しいのも魅力の一つです。

 

ロダン美術館 パリ

この庭園を散歩するだけでも、ロダン美術館に来て良かったなと思いました。

 

ロダン美術館 庭園

お花もとても綺麗でした。

  

ロダン美術館へのアクセス

ロダン美術館はフランスのパリ7区にある美術館です。ルーブル美術館から歩いていける距離にありますので、是非訪れてみてください。

 

 

 

終わりに

今回はフランスのパリにあるロダン美術館をご紹介しました。

パリには本当に沢山の美術館がありますが、ロダンや彫刻が好きな方には特にお勧めの美術館ですので、パリ観光では是非足を運んでみてください。

 

ルーブル美術館はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

肖像画についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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ストックホルム近現代美術館(Moderna Museet)作品紹介と見どころ-ストックホルム現代美術館 スウェーデン

スウェーデンストックホルムには多くの美術館や博物館があります。その中でも近現代の作品、所謂モダンアートを楽しむことができるのがストックホルム近現代美術館(Moderna Museet)です。今回はストックホルム近現代美術館をご紹介します。

ストックホルム近現代美術館

 

ストックホルム近現代美術館とは

ストックホルム近現代美術館は、1958年に20世紀美術のための美術館として開館しました。

建物は1998年にスペイン人建築家ラファエル・モネオによっての設計で新築されたのですが、その後、建物に欠陥が見つかり、2002年に一旦閉館され、2004年に再びオープンしました。

 

※公式HPはこちら

https://www.modernamuseet.se/stockholm/en/

 

ストックホルム近現代美術館の作品紹介と見どころ

ストックホルム近現代美術館では、多くの巨匠たちの作品が展示されています。

例えば、サルバドール・ダリ 「ウイリアム・テルの謎」、ロバート・ラウシェンバーグ 「モノグラム」、マティス 「モロッコの風景」などが代表的な作品です。

残念ながら2011年に訪問した時に撮影した写真がどのアーティストの何という作品なのかが分かりませんが、ご紹介したいと思います。

 

ストックホルム近現代美術館

二人の女性が描かれている作品。強いまなざしがとても良いなと感じて撮影しました。

 

ストックホルム近現代美術館

こちらの作品はカフェの壁風な感じで素敵です。家の壁もこんな感じに飾りたいなと思いました。

 

ストックホルム近現代美術館

この作品は… なんだかへんてこな作品です。

 

ストックホルム近現代美術館

外にあるこちらの作品は、ニキ・ド・サンファルとジャン・ティンゲリー夫妻によるものだそう。明るい雰囲気が素敵でした。

 

美術館の内装も明るくて素敵

ストックホルム近現代美術館

美術館の内装も素敵です。壁紙も作品なのでしょうか。明るい雰囲気でワクワクしてくる美術館でした。

 

ストックホルム近現代美術館 アクセス

ストックホルム近現代美術館は国立美術館から歩いてすぐ、シェップスホルメン島(Skeppsholmen)にあります。

 

 

 

終わりに

今回はストックホルム近現代美術館をご紹介しました。とても雰囲気が良く、面白い作品に出会うことができる美術館ですので、ストックホルム観光の際は是非足を運んでみてください。

 

ストックホルム観光についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ストックホルム国立美術館はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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スペイン絵画の宝庫プラド美術館の作品紹介と見どころ-プラド美術館 スペイン マドリッド

スペインのマドリッドにはソフィア王妃芸術センターやティッセン・ボルネミッサ美術館など、沢山の美術館がありますが、プラド美術館はその中で最も有名な美術館です。

プラド美術館 スペイン マドリッド

 

 

スペイン絵画の宝庫プラド美術館の作品紹介と見どころ

スペイン絵画を堪能するならマドリッドプラド美術館です。1819年に創立したプラド美術館は、マドリッドの中心地にあり、建物や内装も美しい美術館。

この記事では、多くの素晴らしい作品を所有するプラド美術館の作品の中でも、特にティッツィアーノ、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの作品を計7点ご紹介します。

 

プラド美術館正面でチケットを購入し入り口へ

プラド美術館 スペイン マドリッド

プラド美術館の正面でチケットを購入したら、そのまま向かって左側に進んでいくと美術館の入り口にたどり着きます。ちなみに、チケット売り場はすごく込んでいますが、赤ちゃん連れの場合は並ばずにチケットを購入させていただけるので、係員の方に効いてみてください。

 

プラド美術館は広々した雰囲気

プラド美術館 スペイン マドリッド

美術館の雰囲気は広々として開放的。荷物は基本的にクロークに預けることになります。プラド美術館は展示エリアは写真禁止ですが、確認したところ、この広間は写真可でした。

 

プラド美術館 スペイン マドリッド

建物自体も美しい美術館です

 

プラド美術館の作品紹介

プラド美術館には1819年に創立した美術館で、様々な作品が展示されていますが、今回は特に有名な作品をご紹介します。

※作品の写真は『プラド美術館ガイドブック』で紹介されているものを引用しています。

ティッツィアーノ『ヴィーナスとアドニス

ティッツィアーノはルネサンスを代表する画家の一人。100年生きた言われている画家でその生涯で多くの作品を残しました。

こちら『ヴィーナスとアドニス』。ギリシャ神話をモチーフにした絵画です。

 

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ヴィーナスが子どものエロスと遊んでいる途中、不注意からエロスの矢で傷ついてしまいます。そして側を通りかかったのがアドニス。ヴィーナスは瞬時に恋に。その日からヴィーナスはアドニスから片時も離れることなく毎日を送るようになります。しかしある日、アドニスは狩をしている途中、猪の牙により命を落としてしまったのです。

ヴィーナスはアドニスを深く愛していたため、アドニスの死を前に涙を流します。その涙は春に咲き儚く散り行く花なりました(アドニスの血が花となったとも)。その花は春の風が吹く頃に咲くというところからギリシア語の風という言葉anemosにちなんでアネモネと呼ばれるようになったのです。

 

ギリシャ神話のあらすじを知るための本はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ティッツィアーノ『ダナエと黄金の雨』 

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ダナエの主題もギリシャ神話です。ダナエが生まれる前、父であるアクリシオスは神の神託を仰ぎます。すると「お前は孫に殺される」という神託が下りました。アクリシオスは恐れおののきダナエを塔に幽閉するのですが、ギリシャ神話の神様であるゼウスが見初め、黄金になってダナエに降り注ぐ。するとダナエは男の子を身ごもってしまったのです。

 

※ダナエの物語の続きはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

エル・グレコ『受胎告知』

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続いてエル・グレコの受胎告知。受胎告知は聖書が題材となっている絵画。大天使ガブリエルが未婚のマリアにイエスを身ごもったことを知らせているシーンです。

 

エル・グレコについてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ベラスケス『ラス・メニーナス

プラド美術館最大の見所といっても過言ではないのがこの『ラス・メニーナス』です。ベラスケスはスペインハプスブルク家の宮廷画家(王様に使える画家)。

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上の絵はスペイン王フェリペ4世の家族を描いたものです。この絵画の面白いところはその視点。この得の左側に画家ベラスケスが描かれているため、『ラス・メニーナス』は誰がどこから見ているなのか分からない構図となっています。しかし、奥にある鏡に注目すると、そこにはなんとフェリペ4世夫妻の姿が。

そう、実はこの絵画は、フェリペ4世夫妻がベラスケスが娘マルガリータの絵を描いているところに訪れ、それに気づいた女官たち(ラス・メニーナス)が挨拶しているところを描いた絵なのです。

 

ゴヤマドリード、1808年5月3日』

スペインの巨匠の一人と数えられるゴヤ。彼が描いた『マドリード、1808年5月3日』は、1808年にナポレオンの支配に抵抗して勃発したスペイン独立戦争を描いた作品。フランス軍が行った虐殺行為が描かれました。

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処刑された人々、処刑を待つ人々、そして今まさに処刑されようとしている人々のあきらめや絶望が生々しく描かれています。

 

ゴヤ『裸のマハ』、『着衣のマハ』

 

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ゴヤの『裸のマハ』と『着衣のマハ』。

1800年ゴヤが描いた実在の人物のヌード画が『裸のマハ』と呼ばれる作品。この作品はゴヤが愛した女性の絵だと言われていますが、ヌード画がタブーとされる時代、ゴヤは罪になるのを恐れ、『着衣のマハ』という全く同じ構図の服を着た女性の絵を描き、『裸のマハ』の絵に被せて作品を保管していたといわれています。 

 

※スペイン由来の画家についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

疲れたらプラド美術館のカフェで休憩

プラド美術館 スペイン マドリッド

プラド美術館はとても広いので鑑賞するだけでも大変。プラド美術館の中にもカフェがありますので、こちらで休憩しながらゆったりと絵画を楽しんでみてください。

 

※スペイン絵画を学ぶなら中野京子さんがおすすめ 

 

終わりに

プラド美術館 スペイン マドリッド

今回はスペインを代表する美術館であるプラド美術館をご紹介しました。スペイン絵画の傑作を多く見ることができる美術館ですので、マドリッド観光の際は是非足を運んでみてください。

 

マドリッド観光情報はこちら 

sumikuni.hatenablog.com

 

 ※ソフィア王妃芸術センターはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※ティッセン・ボルネミッサ美術館はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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17世紀の船を見学できるヴァーサ号博物館の見どころ-ヴァーサ号博物館 スウェーデン ストックホルム

海洋国家スウェーデンで実際に使用されてヴァーサ号。この17世紀の船を見学することができるのがヴァーサ号博物館です。今回はそんな夢と浪漫が詰まったヴァーサ号博物館をご紹介します。

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17世紀の船を見学できるヴァーサ号博物館の見どころ

 

ストックホルム

ヴァーサ号博物館は、1628年の処女航海で沈没したスウェーデン王室の軍艦、ヴァーサ号が展示されています。

沈没から333年後、ヴァーサ号は引き上げられ、奇跡的にとても良い船の状態だったそう。そのヴァーサ号を見学できるのがこのヴァーサ号博物館です。

 

ヴァーサ号博物館の展示

ヴァーサ号 ストックホルム

展示内容はヴァーサ号一色。こちらが実際のヴァーサ号。17世紀の姿を実際に目にすることができて感動しました。その大きさと迫力に圧倒されてしまいました。

 

ヴァーサ号美術館 ストックホルム

全体像はこちらの模型で確認することができます。

 

ヴァーサ号博物館 ストックホルム

ヴァーサ号に乗ることはできませんが、上から見学すと甲板の雰囲気を見ることも可能です。

 

ヴァーサ号

手振れしていますが、ヴァーサ号の絵画。

 

ヴァーサ号

こんな船が海上を航走している姿を思い浮かべるとなんだか浪漫を感じました。

ドラクエや聖剣、ロマサガなどのゲームで乗船する船ってこんな感じなのかなーと一人で空想にふけってしまいました。

 

ヴァーサ号博物館へのアクセス

ヴァーサ号博物館はスウェーデンストックホルム中心地から徒歩30分くらいの場所にあります。

私は歩いて観光しながら行きましたが、時間が無い場合には公共交通機関の利用もお勧めです。

 

 

 

※公式HPはこちら

The Vasa Museum

 

終わりに

今回はスウェーデンストックホルムにある17世紀の船の実物を見学できる博物館、ヴァーサ号博物館をご紹介しました。

迫力ある展示と浪漫を感じることができる船に満足すること間違いなしですので、是非ストックホルム観光の際はヴァーサ号博物館に足を運んでみてください。

 

ストックホルムの記事はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

ストックホルム国立美術館はこちら  

sumikuni.hatenablog.com

 

ストックホルム近現代美術館はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

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ノルウェーの歴史と文化を学ぶ-オスロ歴史博物館 ノルウェー オスロ

ノルウェーオスロは文化の町と言っても過言ではないほど美術館や博物館が多くあります。今回はそんな数ある博物館の中からオスロ歴史博物館をご紹介します。

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オスロ歴史博物館-Kulturhistorisk museum (KHM)とは

オスロ歴史博物館は、オスロ大学(University of Oslo)が管轄する博物館で、1999年に設立されました。古代の展示や民族衣装の展示など、オスロの歴史に関する展示物を見ることができます。

ノルウェー民族博物館

 

歴史的な展示品

展示品は古代のものから最近のものまで多くの種類があり、その歴史を感じることができます。

ノルウェー民族博物館


古代の人の骨の展示があったりと、人間の歴史を感じることができます。

ノルウェー民族博物館

ノルウェーの衣装の展示はとても可愛らしく、ノルウェーの文化的側面を学ぶことができました。

ノルウェー民族博物館

アジアの展示も行っており、アジアとの文化的な結びつきも感じることができました。

ノルウェー民族博物館

日本展の開催(2011年)

2011年には日本関連の展示も行われていました。

ノルウェー民族博物館

海外で日本の文化や芸術が展示されているのをみて驚いたとともに、とても嬉しい気持ちになりました。ノルウェーで日本を発見することができ、自分自身、日本を見直す良い機会となりました。

ノルウェー民族博物館

この展示は結構大規模な展示で、日本関係の展示を鑑賞するだけで1時間ほどかかりました。

ノルウェー民族博物館

日本のお雛様の展示があったり、昔の輿の展示があったりと、とても面白かったです。

オスロ歴史博物館へのアクセス

オスロ歴史博物館は中心街にあり、王宮の直ぐ傍に位置します。とてもアクセスが良く、オスロ観光中に歩いていくことができるのでとてもおすすめです。

 

終わりに

今回はノルウェーオスロにあるオスロ歴史博物館をご紹介しました。オスロには沢山の博物館や美術館がありますが、今回紹介した歴史博物館も見ごたえがありますので、是非オスロ観光の際には足を運んでみてください。

 

オスロ観光情報はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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