すみくにぼちぼち日記

メキシコ生活や欧米旅行記、各国の美術館について書いています。

展示方法が可愛い-コペンハーゲン国立美術館 デンマーク

人魚姫で有名なデンマーク。首都コペンハーゲンにあるコペンハーゲン国立美術館を紹介します。この美術館は1896年の開館。立派な外観です。

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コペンハーゲン国立美術館 外観

中はモダンなつくりでとてもお洒落。

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国立美術館内観

 

この美術館にはルーベンスマティスクラナッハなどが展示してあります。来場者は多くなく、広々とした空間で作品をゆったり鑑賞できます。

私が訪れたときは丁度地元の子どもたちが絵の鑑賞会をしていました。子どもたちの視線の先にある絵は『天使ミカエルとドラゴンの戦い』。新約聖書に記されている物語の一節で、天界での天使ミカエルとドラゴン(堕天使サタン)の戦いを描いた作品です。

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絵を学ぶ子どもたち。

この美術館、一つ一つの作品を鑑賞するのも楽しいのですが、何よりも展示方法の工夫がすごいです。例えばこの写真。肖像画が多く飾ってあった部屋なのですが、右手にモダンアート、左手にクラシックアートが展示してあります。多くの美術館では時代ごとに展示室が異なっているのですが、コペンハーゲン国立美術館では、この展示法により、肖像画の中に、書き方や服装などの変遷を見ることができました。

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モダンアートと歴史アートの展示

続いてこの部屋。奥と右手に船の絵、左手に歴史画の配置。沢山の絵画を同じ部屋に展示してあり、空間自体がとても可愛らしい雰囲気になっています。

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絵画群

そして、絵画の状態を見る所?の展示もありました。

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絵画修復の展示

他にも、こんな展示も。

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絵画を楽しむ婦人

 

こちらの絵は船の中の様子が描かれており、まるでご婦人と同乗しているかのよう。

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こちらはスケッチする画家たちの絵。作品ができるまでの裏側をのぞき見ているような楽しさがある作品です。

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スケッチする人たちの絵

他にも、きれいな船の絵や可愛い風景の絵まで。

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きれいな船

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かわいい風景

美術品の展示というと、とっつき難かったり、何の絵か分からなかったりすることも多いのですが、この美術館では美術館自体の鑑賞がとても楽しくできる空間となっていました。コペンハーゲンにご旅行の際は是非国立美術館で自分の好きな一枚を探してみてください。

コペンハーゲン旅行記はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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『アルケミスト』とアフリカを臨む大地-スペイン タリファ旅行記(2011/09)

パウロ・コエーリョアルケミスト』の出発点、アフリカを臨む大地タリファ。スペインの南の端に位置するアフリカへの玄関口に行ってきました。ジブラルタル海峡を挟んで向こう側はアフリカのモロッコです。

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タリファから臨むアフリカ

アルケミスト』はブラジルの人気作家パウロ・コエーリョが書いた作品で、スペインの羊飼いの少年が「なにか」を探してアフリカを旅する物語。日本のロックバンドACIDMANがこの作品をリスペクトして「アルケミスト」というシングル曲を発表するなど、ジャンルを問わず様々な人々に愛される作品です。『アルケミスト』の主人公の少年が旅の幕開けとして最初に訪れた町がこのタリファ。

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タリファ町並み

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タリファ町並み2

タリファの魅力はなんといってもその砂浜と海。きめ細かい砂粒と紺碧の海が心と体に染み渡ります。

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海に続く砂丘

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砂丘

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尚、スペイン人の浜辺でのスタイルは男女共に下の水着のみ着用ということが多いです(中には上下水着なしの方もいらっしゃいます)。老若男女問わず皆特に何の意識も無くこのスタイルですので、日本でいう温泉の様な感覚なのかなーとも思ったりします。

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浜辺をあがっていくと、南国らしいこんな植物も。

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ロバが闊歩していました。

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このタリファ旅行はスペインのロンダで1ヶ月ホームステイをしていたときに学校の行事で連れて行ってもらったため、ロンダからバスで行きました。鉄道は通っていないのですが、アンダルシアの各都市(マラガ、セビリアなど)からバスで2時間ほどの位置にある町です。また、タリファからアフリカへ渡ることも可能です。

※ロンダ旅行記はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

人生で一番アフリカに近づいた一日でした。

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 ブロトピ:海外旅行

北欧家具も楽しめる-ストックホルム国立美術館(スウェーデン国立美術館)

スウェーデンの首都、ストックホルムにある国立美術館。1866に開館した美術館で、ヨーロッパ各地の美術品の展示を見ることができます。

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国立美術館

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国立美術館玄関



北欧家具や食器の展示も美しい。

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北欧家具

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銀食器

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絵画コレクションに関してもレンブラントエル・グレコセザンヌゴーギャンなど、充実した作品群を楽しむことができます。

沢山紹介したかったのですが、なぜか作品の写真を殆ど撮っていませんでした。そこで、1枚ギリシャ神話の絵を紹介したいと思います。

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アフロディテアドニス

この絵はアフロディテアドニスという作品。アフロディテの別名はヴィーナスで、このヴィーナスのほうが私たちには馴染みがあると思います。アフロディテアトリビュート(標準装備)は赤いバラ。ただこの絵にはバラはなさそうです。ただ、近くにエロス(キューピット)がいます。エロスはアフロディテの子どもですので、エロスが側にいる女の人はアフロディテである可能性大です。

さて、この愛欲の女神アフロディテですが、ある日子どものエロスと遊んでいる途中、不注意からエロスの矢で傷ついてしまいます。そして側を通りかかったのがアドニスアフロディテは瞬時に恋に。その日からアフロディテアドニスから片時も離れることなく毎日を送るようになります。しかしある日、アドニスは狩をしている途中、猪の牙により命を落としてしまったのです。

この絵はこの、アドニスが猪に襲われた後のシーンを描いた絵画。アフロディテのひざに横たわる男性がアドニス。わき腹に傷を負っているのを見ることができます。

アフロディテアドニスを深く愛していたため、アドニスの死を前に涙を流します。その涙は春に咲き儚く散り行く花なりました(アドニスの血が花となったとも)。その花は春の風が吹く頃に咲くというところからギリシア語の風という言葉anemosにちなんでアネモネと呼ばれるようになったのです。

 

ストックホルム国立美術館にもこの主題の絵がありました。

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ホロフェルネスの首を持つユーディット

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ホロフェルネスの首を持つユーディット2

 この絵の内容はこちら。

sumikuni.hatenablog.com

 

 国立美術館ストックホルムの海沿いにあり、回りの風景もすばらしい美術館です。美術館だけでなく、ストックホルムの観光もとてもすばらしい体験となるのではないかなと思います。

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ストックホルム旅行記はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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白の世界-スペイン ロンダ旅行記(2011/09)

 

スペイン南部の町ロンダ。切り立った崖に真っ白な家々が立ち並び、スペインの太陽を体全体で感じることができる南の楽園。

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ロンダの町並み

ロンダはスペイン南部アンダルシア州マラガ県にある町。マドリッドから電車で4-5時間で行くことができます。ロンダの見所は、なんといっても切り立った崖に家々が立ち並ぶこの風景。

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また、町は渓谷を挟んで二分されており、その間には橋が架かっています。名前はヌエボ橋。18世紀に建てられた橋で、町のシンボルです。

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ヌエボ橋

下から見たヌエボ橋はこんな感じ。

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ヌエボ橋

崖の下には広大な大地が広がります。この景色を眺めていると、小さな悩みも消えていきます。

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崖の下に下りることもでき、その道の途中にはこんな泉も。

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崖の下は赤茶けた土に覆われた正にスペインの大地。

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下から町を見上げると、こんな感じ。

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町の中では白い家々が織り成す洗練された空間を楽しむことができます。

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自然と人間の共生を感じることができるこんな景色も。

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闘牛場も有名です。

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ロンダ闘牛場

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ケイターノ・オルドニェス像

カテドラルはシンプル。

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カテドラル

そして夕暮れ時の美しさ。

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夜の散歩。

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スペインのロンダはあまり知られていないのですが、スペインの中で1、2を争うお勧めスポットです。広大な自然と人々の営みの融合に、言葉では言い表せない感動と感情が呼び起こされる、そんな町でした。

 

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神話を絵に見る-ベルギー王立美術館

ベルギーの首都ブリュッセルにあるベルギー王立美術館。フランドル地方の画家たちの作品が多く展示されています。

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ベルギー王立美術館

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ベルギー王立美術館

日本語表記もありました。

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入り口を入って初めに目に付くのがこの地球儀のようなもの。

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地球

何かと思って近づくとすべて虫でした。。。。あまりにおぞましい?ので、アップの写真は一番下に張っておこうと思います。(閲覧注意です)

 

さて、内観はこんな感じの広々とした美術館で、人もあまりおらず、ゆったりと美術品を楽しむことができます。また、美術品は空間を広々と使って展示されており、個人的にとても印象に残った美術館でした。

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ベルギー王立美術館内観

 

展示品でまず紹介したいのがこちらのイカロスの墜落のある風景」

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イカロスの墜落のある風景

この作品は長年ピーテル・ブリューゲルの作品だといわれていましたが、今ではその弟子が書いた説が有力だそうです。

この絵、一見のどかな日常を切り取った風景画に見えるのですが、右端の船の下に誰かの脚があります。そう、イカロスです。イカロスは、ドラえもんの映画「翼の勇者たち」にも登場したお兄さんです。イカロスのお父さんダイダロスは大変著名な発明家でした。しかし、あるときクレタ島のミノス王の不興を買い、親子ともども塔に幽閉されます。そこで発明家ダイダロスが蝋などを使って大きな羽を開発。それを肩につけ息子イカロスと逃げ出しました。ただそこでイカロスは自由に空をとべることに満足し、高く高く舞い上がります。そしてその瞬間、太陽に近づきすぎた彼の羽の蝋が溶け、海に墜落してしまったのです。

ちなみに、印象派が台頭する19世紀まで風景画の地位はかなり低く、評価され辛いジャンルでした。一番高い地位にあったのが神話や宗教が題材の歴史画、次が肖像画で、風景画はその下だったため、風景画に神話の一部分を入れ込んだ「〇〇のある風景」などが多く書かれたそうです。そんな中、オランダは早くに共和制へ移行したため、画家の商売相手が貴族から一般市民に変わり、求められる絵が歴史画から風景画や風俗画となっていきました。オランダを代表するフェルメールブリューゲルが市民の絵を多く残しています。

 

続いて紹介するのがアポロンとダフネ」

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アポロンとダフネ

この絵もギリシャ神話が主題となっている絵です。まず、この絵の左にいる、服を翻している人がアポロン。彼の標準装備(アトリビュート)は月桂冠(オリンピックで頭にかぶる冠)、竪琴、矢と矢筒。それらを持っていればアポロンだと分かります。この絵も小さいですが矢筒を背負っています。ただ、待ってください。月桂冠を持っていません。何故でしょう。。。

実はこの絵、何故アポロンが標準装備として月桂冠を持っているか、その歴史を紐解く鍵になっているのです。アポロンが差し伸べた手の先には嫌がる女性が両手を挙げています。この女性がこの絵のヒロイン、ダフネ。物語はこう。昔、アポロンが道端を歩いていたら、ビーナスの子キューピットとすれ違いました。キューピットは人を恋に落とすことができる矢を持っているのですが、アポロンは言いました。「お前の矢、かっこ悪いな」怒るキューピット。キューピットは金の矢を放つ。するとたちまちアポロンはその辺りで一番美しく純粋な女性ダフネに恋をしました。一方キューピットにぬかりはありません。ダフネには鉛の矢を放ちます。射抜かれたダフネは反対にアポロンが大嫌いになってしまいました。追うアポロン、逃げるダフネ。ダフネは願います。「どんな姿になってもいい、アポロンから逃げさせて。。。」するとどうでしょう。ダフネはたちまち月桂樹に姿を変えてしまったのです。

この絵はまさにこのダフネが月桂樹に姿を変える瞬間を描いた絵なのです。目を凝らしてみるとダフネの手が木に変わっているのがわかります。つまり、この絵のアポロン月桂冠を持っていない理由がそこにあります。アポロン月桂冠は、アポロンがダフネを想い、ダフネが変身した月桂樹の枝を折って作った冠です。一方、この絵のシーンはダフネが月桂樹に姿を変える正にその時の情景。つまり、この絵のアポロンは時間軸を考えると、月桂冠を持ち始める前のアポロンだったというわけです。

 

最後に紹介するのはこちらの「ホロフェルネスの首を持つユーディット」

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ホロフェルネスの首を持つユーディット

この絵はギリシャ神話ではなく、旧約聖書のシーンを描いた作品。ユーディットの標準装備(アトリビュート)は男の首と剣。似たような作品に「サロメ」がありますが、こちらは新約聖書を題材とした作品で、女性、男の首、おぼんの3点があればほぼ確実にサロメです。

ユーディットは旧約聖書で大人気の主題。時は紀元前。アッシリアネブカドネザル王が自分に非協力な民族制圧のためにホロフェルネス将軍を派遣。ホロフェルネスに水攻めをされた町の指導者が降伏を決意します。しかしユーディットはあきらめず作戦を立てます。そしてある晩、その作戦を実行に。まずユーディットがエルサレムへの道案内をホロフェルネスに申しでます。ホロフェルネスは絶世の美女の道案内を快く受け入れ、4日目、陣中で耐え忍んでいたユーディットのもとへホロフェルネスから宴への誘いがあり、ユーディットは宴に参加。やがてホロフェルネスは泥酔し、ユーディットは彼と二人に。彼女は短剣をとりだし、ホロフェルネスの首を切り落とすのです。これで勢いづいたユダヤ人は巻き返し、ついにアッシリアに勝利することができました。この一連の物語がこの作品の主題です。

今回掲載したこの絵は、ユーディットがホロフェルネスの首を切ったあとを描いている作品です。聖書の主題はキリストや聖母マリアが多いのですが、この主題はどの画家の絵を見ても画家の気迫が伝わってくるような力強さを感じる主題だなと思います。

 

最後に

今回はブリュッセルのベルギー王立美術館の紹介を行いました。主に好きな主題の作品の紹介となりましたが、ベルギー王立美術館にはまだまだ有名な画家や主題の作品が沢山ありますので、是非、足を運んでみてください。

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ブリュッセル旅行記はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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※下の写真は一番上の緑の地球儀のアップ画像です。閲覧注意です。

虫が大嫌いな私ですが、こんな芸術もあるんだなという気持ちでこの作品を鑑賞しました。虫がすごく沢山写っていますので、嫌いな方は目を瞑ってください。

 

 

 

 

 

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地球のアップ

 

ビクトリア調の建築群-アメリカ ガルベストン旅行記(2019/02)

ビクトリア調の建物が多く残るガルベストン。町は鮮やかに彩られ、そこを歩くと過去から今に至る歴史の中に取り残されたような、不思議な感覚に包まれます。

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Bishop's Palace

 

アメリテキサス州ヒューストンのSpaceCenter(NASA)から車で30分ほど行った先にあるのが今回紹介するガルベストン。ヒューストンのダウンタウンからは車で1時間ほどかかるので、午前中NASA、午後からガルベストンの1日観光がお勧めです。私はNasaに行った後、ウーバーでガルベストンまで行き、5時間ほど滞在しました。

 

※ヒューストン旅行記はこちら。

sumikuni.hatenablog.com

 

町は海岸のリゾート地区と歴史が残るダウンタウンに二分されます。

リゾート地区

リゾート地区には夏場多くの人々がのんびりした時間を満喫するために集まるそう。見渡す限りの砂浜と爽やかに光る海、抜けるような青空が、常夏のテキサスの日差しを受け輝く様は地上の楽園という言葉以外では形容できないでしょう。

という期待をこめてビーチに行ったのですが、今は冬。曇天の誰もいないビーチしか写真に収められませんでした。

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とはいえ、ここガルベストンの海岸地区は海だけではありません。家族連れで行くのであれば、この海上遊園地。夏場にリゾート気分を味わいながら家族との楽しい時間を過ごすことができます。f:id:k-heki:20190212125349j:plain

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また、海岸沿いにはリーズナブルなホテルから高級ホテルまでが揃っています。

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住宅街

ダウンタウンへは上の豪華なホテルの横の道を抜けていきます。するととたんに閑静な住宅街に。木造の大きな家々が立ち並ぶエリアです。

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 このエリアにはミュージアムになっている昔の家もありました。

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The Bryan Museum

 

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The Bryan Museum正面


 中はこんな感じ。

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The Bryan Museum 玄関

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The Bryan Museum書斎

展示は昔の国旗だったり、武器だったりとなかなか楽しめました。

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The Bryan Museum武器展示

 

その後も町を散策。閑静な住宅街に沢山の古城のような家々が立ち並ぶ風景は、今を忘れさせてくれる不思議な空間でした。

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ダウンタウン

閑静な住宅街を抜けたどり着いたのが町の中心地ダウンダウン。ビーチとは反対側の海沿いのエリアです。この白い建物の正面の道が中心街です。

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Shearn Moody Plaza

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ダウンタウン

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ダウンタウン2

ダウンタウンの直ぐ脇には大きな船着場もあり、ダウンタウンでクルーズを予約することもできます。

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レストラン

最後にレストランですが、レストランエリアは初めに紹介したビーチゾーンです。ビーチゾーンにはホテルに混じって沢山のシーフードレストランが立ち並びます。

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ビーチゾーンレストラン

そして今回入ったレストランがこちらのGAIDOS

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GAIDOS

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GAIDOS 内装

この辺ではかなり有名なレストランらしく、ヒューストンからガルベストンへ続く高速道路にもこの看板がありました。私がここに来たのは、ウーバーのお兄さんにお勧めを聞いたところ、ここが一番美味しいと大絶賛されたからなのですが、確かに美味しい魚を頂くことができました。

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終わりに

このガルベストンという町、ヒューストンに来るまではまったく知らなかったのですが、実際に来てみると本当に素敵な町でした。タイムスリップしたかのような町並みも、真夏が楽しみになる海岸も、また来たいなと思える体験が詰まった場所だった様な気がします。ヒューストンにお立ち寄りの際は是非このガルベストンまで足を運んでみてください。

 

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メキシコ人の命 タコス

メキシコ人の体、メキシコ人の命。そう言っても過言ではないもの、それがタコスです。

 

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タコス

私が初めてメキシコ料理を食べたのは19歳の頃。大学の夏休みを利用して姉を訪ねてアメリカに行った時でした。姉から「この辺で一番美味しいのはメキシカン」とメキシコ料理屋さんに連れて行ってもらい、メキシコ料理を食べました。そのメキシコ料理は美味しく、盛りだくさん。メキシコ料理ってすごいなあっと思った記憶があります。

ところが、メキシコに来て驚きました。メキシコのメキシカンはどこか違う…アメリカのメキシカンよりもどことなく質素で謙虚。ソースもかかっていなければ、ポテトもない。だからといって味が貧相なわけではなく、絶妙なバランス。素材の味。。。

その後メキシコ料理を食べに食べ、メキシコの料理が大好きになり、メキシコに赴任している今は週5回タコスを食べるタコス狂です。

 

前置きが長くなりましたが、今回はタコスを紹介します。

タコスは、トウモロコシ粉または小麦粉で作った生地「トルティーヤ」に、主に肉を乗せた食べ物。これにチーズが入ってるのがケサディージャた呼ばれる食べ物です。肉と言っても豚肉、鶏肉、牛肉とお店によって取り扱っている肉が異なり、その中でも部位を選んで注文します。メキシコ人は自分の好きな部位を持っており、その部位のタコスを何個も注文したり、はたまた全て異なる部位を注文したりと様々。

ちなみに、タコスの部位の名前は下記の通り。お勧めはMaciza、Costilla、Bistec,Arrachera,Polloなどなど。()は発音。

1.Maciza(ましさ):赤身 

2.Cochete(こちぇて):頬

3.Costilla(こすてぃーじゃ):ばら

4.Suadero(すあでろ):お腹と脚の間の肉

5.Buche(ぶしぇ):食道

6.Bistec(びすてく):牛肉の塩焼き

7.Chuleta(ちゅれた):骨付き肉の骨無し

8.Seso(せそ):脳

9.Arrachera(あらちぇら):はらみ

10.Tripa(とぅりぱ):腸

11:Lengua(れんぐあ):タン

12.Pastor(ぱすとーる):豚肉のマリネをケバブのように焼いたもの

13.Pollo(ぽじょ):鶏肉

14.Hongo(おんご):キノコ

 

ばら肉タコス(Costilla)とタンのタコス(Lengua)。

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こちらはチョリソーのケサディージャと牛肉のタコス(Bistec)。

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上の写真の大きい三日月型のものがケサディージャ、小さい方がタコスで、トウガラシや玉ねぎを焼いたものやレモンなどが添えてあることが多いです。このタコスの中に入っている野菜はパクチーと玉ねぎ。パクチーの香りはかなり抑えめで、入ってるかどうかわからないくらいの量。これに緑や赤の辛いソースをつけて頂きます。

この写真はサルサベルデと呼ばれる緑のソースで、辛いですが味わい深いソースです。

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また、ケバブのような豚肉を使うタコスもあります。名前はパストール(Pastor)。

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こちらはキノコのタコス(Hongo)。

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私はタコスの皮はトウモロコシ粉派なのですが、トウモロコシ粉のトルティーヤの中にも黄色いものや白いものなど沢山あり、その違いを楽しむのもタコスを食べる醍醐味です。また、同じタコスに見えてお店によって味が違います。炭火焼のお店、肉汁をトルティーヤにたっぷり吸わせたお店、アッサリとした味わいのお店など。この違いを感じるためにタコス屋巡りをすると楽しいです!

ちなみに、美味しいタコス屋の見分け方は、人が多いかどうか。お店でも屋台でも美味しいタコス屋は行列ができています。反対に美味しくないところは閑古鳥。食材の回転が悪く衛生的じゃない場合もありますので、人がいないタコス屋は避けるようにするというのが重要です。

 

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