スペインの首都マドリッドはスペイン観光では絶対に行きたい町のひとつ。
今回はそんなスペインのマドリッドをご紹介します。
- スペインの首都 マドリッド観光のおすすめ観光地を紹介-スペイン マドリード旅行記(2011/03、2019/12)
- プラド美術館-スペイン絵画を鑑賞するならここ
- サン・ヘロニモ・エル・レアル教会-マドリッド最古の教会
- マドリッド町並み-ダイナミックで美しい
- シベレス広場-白亜の建物
- アルカラ門-マドリッドのシンボル
- エル・レティーロ公園-マドリッド市民の憩いの場
- クリスタルの宮殿-透明で美しい宮殿
- プンタ・デル・ソル-マドリッド観光の中心
- マヨール広場-マドリッドの広場
- アルムデナ大聖堂-カトリック大聖堂
- マドリッド王宮
- レイナ・ソフィア美術館-近現代絵画の宝庫
- ティッセン・ボルネミッサ美術館-幅広い分野の絵画を鑑賞できる
- アトーチャ駅-マドリッド交通の中心
- CACAO SAMPAKA-王室御用達のチョコレート屋さん
- Chocolateria San Gines-マドリッドの有名チュロス店
- マドリッドでフラメンコを楽しんで
- 終わりに
スペインの首都 マドリッド観光のおすすめ観光地を紹介-スペイン マドリード旅行記(2011/03、2019/12)
マドリッドはスペインの首都で、スペイン観光では外すことができないくらいおすすめな街です。
主な見所は、プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、プンタ・デル・ソル、マドリッド王宮、アルカラ門、エル・レティーロ公園など。フラメンコや美味しい食事を楽しむことができるのも魅力です。
プラド美術館-スペイン絵画を鑑賞するならここ
マドリッドに降り立って初めに行ったのが、プラド美術館です。人生で一度は訪れてみ
たい美術館だったので、感動して涙が出ました。
プラド美術館はスペインで最も有名な美術館の一つ。スペインの巨匠たちの絵画が一堂に会する美術館です。特に有名なのがエルグレコ、ティツィアーノ、ベラスケス、ゴヤです。この中でエルグレコのみ宮廷画家(王様に仕える画家)ではありませんでしたが、ティツィアーノはフェリペ2世に、ベラスケスはフェリペ4世に、ゴヤはカルロス4世とカルロス5世に仕えています。
ティツィアーノが仕えたフェリペ2世は、太陽が沈まぬ国とスペインが呼ばれた頃の王様。生涯で4回結婚していますが、2人目の奥さんが、イングランドのメアリー女王。カクテルの名前にもなっている「ブラッディ・メアリー(流血のメアリー)」です。何故流血のメアリーなのかというと、在位中に凄まじい数のイギリス国教徒を殺戮したから。
メアリーの母親はスペインのキャサリン・オブ・アラゴン。キャサリンは、レコンキスタを完了させたイサベルとフェルナンドの娘で、狂女フアナの妹です。
メアリーの父親はイングランドのヘンリー8世で、イギリス国教会を作った王様です。そして彼女の妹が処女王エリザベス1世。
ヘンリー8世は6人と結婚したイギリスの王様ですが、初めの奥さんがメアリーの母キャサリン・オブ・アラゴン。このキャサリンが男子を産まなかったことから、ヘンリー8世は離婚を画策しますが、カトリック教会からの許可が下りませんでした。そこで、新しくイギリス国教会という宗派を設立し、自ら教主となります。これにより、キャサリンと離婚。メアリーは王女の座を追われたのです。
ヘンリー8世存命中、メアリーは辛い生活を強いられました。その後、運よく?ヘンリー8世が亡くなり、多くの試練を経て、晴れて女王となりました。そこからがイングランドの暗黒時代。もともとスペイン出身の敬虔なカトリックであるキャサリンを母に持つメアリーは、イギリス国教徒を惨殺。多くの血が流れたことから、流血のメアリーと呼ばれるようになりました。
後にスペインのフェリペ2世と結婚しますが、子どもができずに死去。彼女の死後、王座についたエリザベス1世によってイギリスが大躍進することとなったのです。
※プラド美術館詳細はこちら
サン・ヘロニモ・エル・レアル教会-マドリッド最古の教会
プラド美術館の向かいにあるのが、サン・ヘロニモ・エル・レアル教会。歴代国王の戴冠式が行われた教会です。
5世紀に建てられたマドリッドで最も古い宗教建造物でマドリッド唯一のゴシック様式の教会です。
マドリッド町並み-ダイナミックで美しい
マドリッドの町並みはこんな感じです。
少し中に入るとお洒落な空間が広がっていました。
シベレス広場-白亜の建物
こちらはシベレス広場と呼ばれる広場(道路?)です。画面右に佇むのがシベレと呼ばれるお役所です。
白亜のシベレ。美しいです。
シベレから振り返った風景がこちら。
アルカラ門-マドリッドのシンボル
マドリッドといえばこちらのアルカラ門。マドリッドの凱旋門です。
エル・レティーロ公園-マドリッド市民の憩いの場
アルカラ門を抜けて進んでいくと、緑豊かな公園に。エル・レティーロ公園です。
公園内で最も大きな池はほとりにアルフォンソ12世のモニュメントがあります。
ボートに乗ることもできます。
糸杉並木が美しい。
クリスタルの宮殿-透明で美しい宮殿
エル・レティーロ公園には、クリスタルの宮殿があります。
クリスタルの宮殿は19 世紀に建てられたガラス張りの宮殿。
この滝の裏側からみるとこんな感じでした。
プンタ・デル・ソル-マドリッド観光の中心
こちらはプンタ・デル・ソルと呼ばれる広場です。マドリッド観光ではここを拠点に色々な場所に行くのがお勧め。
この広場にプンタ・デル・ソル駅があります。
マドリッドの商業的な中心地で、多くの人で賑わいます。クリスマスにはツリーが飾られます。
マヨール広場-マドリッドの広場
こちらはマヨール広場。
クリスマスにはクリスマスマーケットが立ち並びます。
アルムデナ大聖堂-カトリック大聖堂
こちらはアルムデナ大聖堂というカトリックの大聖堂。
構想は16世紀に始まったそうですが、1993年に完成。2004年5月22日にアストゥリアス公フェリペ(のちの国王フェリペ6世)と妃レティシアの挙式がアルムデナ大聖堂で行われました。
マドリッド王宮
そして、マドリッド王宮です。
実際には国王や王族は住んでいないそうで、王族は郊外にあるサルスエラ宮殿に暮らしています。
レイナ・ソフィア美術館-近現代絵画の宝庫
そして最期はレイナ・ソフィア美術館でゲルニカを鑑賞しました。
ゲルニカは、スペイン内戦中にドイツ軍の空爆で被害を受けた町「ゲルニカ」を主題として描いたピカソの作品。パリ万博のスペイン館を飾る作品として描かれました。
※今は撮影禁止だそうです。
※詳細はこちら
ティッセン・ボルネミッサ美術館-幅広い分野の絵画を鑑賞できる
マドリッドの美術館といえばティッセン・ボルネミッサ美術館も忘れてはいけません。
中世から近現代まで、幅広い美術品を展示しており、スペインの画家ではピカソやダリ、ミロ、ゴヤなどを鑑賞することができます。他にもドガ、ルノワール、モネ、シャガールなど、有名画家が目白押しです。
※詳細はこちら
アトーチャ駅-マドリッド交通の中心
ちなみに、マドリッド中央駅はアトーチャ駅といいます。市街地から徒歩20分ほどで行くことができます。
一見何の変哲もない駅ですが、、、
振り返るとジャングルです!
CACAO SAMPAKA-王室御用達のチョコレート屋さん
マドリッドのお土産で是非購入して頂きたいのが、CACA SAMPAKAのチョコレート。とっても美味しいチョコレートです。
お店の雰囲気も素敵。
ちなみに日本でも楽天で商品を購入できます。
カカオ サンパカ CACAO SAMPAKA トリュフ デ ロンサカパ 6個入※夏期クール便推奨
Chocolateria San Gines-マドリッドの有名チュロス店
スペインといえばチュロス。中でも有名な人気店がChocolateria San Gines。
この日はクリスマスシーズンだったのでとても混んでいました。
とても美味しいチュロスが頂けますので、是非こちらでチュロスを召し上がってみてください。
マドリッドでフラメンコを楽しんで
スペインといえばフラメンコ。
マドリッドでもフラメンコを楽しむことができます。
大迫力のフラメンコ。情熱と熱気が伝わってきました。
終わりに
今回はスペインの首都マドリッドをご紹介しました。
マドリッドは町がとても美しく、食べ物も美味しく、美術館も沢山あるので、スペイン観光では是非マドリッドを訪れてみてください。
※カスティーリャ地方の観光記事はこちら
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