「プラハの春」。チェコスロバキアで1968年に起きた民主化運動で、自由化政策が取られた運動を指す言葉です。
このプラハの春の語源となったプラハをご紹介します。
- プラハおすすめ観光地 モルダウの町-チェコ プラハ旅行記(2011/09)
- ヴルタヴァ川-我が故郷
- 天文時計(オルロイ)-プラハの象徴
- プラハ旧市庁舎-中の見学も可能
- ティーン前の聖母マリア教会
- 聖ミクラーシュ教会-白亜の教会
- カレル橋-モルダウに架かる橋
- プラハ城-世界最古・最大の城
- 聖ヴィート大聖堂-ミュシャが眠る
- 聖イジー聖堂-プラハ場内で一番古い教会
- プラハ城からの景色
- プラハ国立博物館
- ダンシング・ハウス
- ウィンドウショッピングはプラハ観光の醍醐味
- プラハの町並みは歩くのが楽しい
- 終わりに
プラハおすすめ観光地 モルダウの町-チェコ プラハ旅行記(2011/09)
プラハはチェコの首都。スメタナ作の「モルダウ」がある町です。
プラハの見所はヴルタヴァ川と町並みの美しさ、世界一のプラハ城、オルロイ(天文時計)などなど。
また、ミュシャの軌跡をたどる旅もお勧めです。
ヴルタヴァ川-我が故郷
プラハはチェコ共和国の首都。市内中心をヴルタヴァ川が流れる、美しい町です。このヴルタヴァ川、実はドイツ語では「モルダウ」と発音されます。
あのスメタナ作の「モルダウ」、実はこのプラハの川だったのです。中学のときに幾度と無く歌った「なつかしき河よモルダウの、清き流れはわが心」という歌詞が自然と思い出され、「ああ、これがモルダウか」と感慨深くなりました。
モルダウの河畔は遊歩道になっていて、モルダウがプラハの人々の生活とともにあるということを強く感じました。
美しいモルダウ河畔をゆっくり散歩する時間はプラハで味わうことのできた最大の贅沢だったなと思います。
天文時計(オルロイ)-プラハの象徴
プラハといえば、こちらの天文時計(オルロイ)。600年以上も前に作られた時計が、今も現役で働いているのに感動しました。
こちらは夜の天文時計。
プラハ旧市庁舎-中の見学も可能
天文時計の建物は旧市庁舎と呼ばれており、中に入ることができます。
ステンドグラスが美しい。
プラハ旧市庁舎は1338年に旧市街の自治オフィスとして創立されました。塔と出窓の 礼拝堂からなるゴシック様式最古の複合建築だそう。
旧市庁舎内には沢山の美術品が展示されています。
こちらはブロジークの会議室という部屋。
ヴァーツラフ・ブロジークという画家作の大きな絵画が2つ飾られています。主題はチェコの歴史の重要な節目である、「1415年の評議員会の指導者ヤン・フスの選出シーン」と「1458年の旧市街の市庁舎におけるチェコ王イジ―・ス・ポジェブラドの選出の様子」が描かれているそうです。
旧市庁舎には沢山の部屋があり、その大きさに驚きました。
プラハ観光では是非旧市庁舎の内部観光を楽しんでみてください。
ティーン前の聖母マリア教会
オルロイの奥に見える建物は「ティーン前の聖母マリア教会」という教会。通称ティーン教会です。かつて裏側に税関があったため、この名前がつけられたそうです。
ティーン教会の目の前が旧市街広場です。
聖ミクラーシュ教会-白亜の教会
こちらは美しい装飾が印象的な聖ミクラーシュ教会。
聖ミクラーシュ教会はプラハ旧市街にある、後期ゴシック様式とバロック様式が混合した教会。聖ニコラスに捧げられた13世紀のゴシック様式の教会の跡地に1730年代に建てられた教会です。
聖ミクラーシュ教会の前には多くの御者が馬車を停車させており、彼らの佇まいに中世を感じます。
カレル橋-モルダウに架かる橋
カレル橋は神聖ローマ皇帝カール4世の時代である1357年に建設が始まり、1402年に完成した橋。建築家ペトル・パルレーが設計しました。
カレル橋と呼ばれる橋を渡って、お城まで歩きました。
プラハ城-世界最古・最大の城
プラハ城はかつて神聖ローマ皇帝が居城としていた城であり、現在は大統領府があります。この写真の左奥に見える建物がプラハ城。「世界で最も古く大きな城」というギネス記録を持った城です。
カレル橋を渡ると広場に出ます。
プラハ城に向けて坂道を上っていきます。
プラハ城に到着し最初に見えるのがこの景色。
来た道を振り返っても絵になります。
各国の代表の方々もいらっしゃいました。
周りには人だかりができていました。
内部には可愛らしい建物や小路が沢山。プラハ城はギネスブックに登録されるほど大きなお城で、城壁の内部に沢山の建物が建てられています。
聖ヴィート大聖堂-ミュシャが眠る
プラハ城内にある聖ヴィート大聖堂。930年頃に建設された教会ですが、増築に増築を重ね、20世紀に入って完成した大聖堂です。
中にはあのミュシャが製作したステンドグラスもあります。
内部がとても美しい教会。
聖ヴィート教会のステンドグラスはプラハ観光では絶対見逃せません。
外観も荘厳で美しい教会でした。
聖イジー聖堂-プラハ場内で一番古い教会
こちらは聖イジー聖堂。プラハ城内で一番古い教会といわれています。
プラハ城からの景色
プラハ城観光で是非堪能していただきたいのがこの景色。
この景色を見ながら人々が思い思いの時間を過ごします。
プラハ城からはプラハの町を一望できるので、是非訪れてみてください。
プラハ国立博物館
こちらはプラハ国立博物館。ボヘミアの歴史物や社会科学系の文献等が収蔵されています。建物はネオルネサンス様式を専門とする建築家ヨゼフ・シュルツによる設計。1885年から1891年にかけて建築されました。
ダンシング・ハウス
こちらはダンシング・ハウスという建物。1996年にプラハに建てられました。
ウィンドウショッピングはプラハ観光の醍醐味
プラハはお店のショーウィンドウもとても可愛らしかったです。
プラハといえばボヘミアングラスや陶磁器、かわいらしいマリオネット、チェコビーズのアクセサリーなどが有名。
繊細な輝きを放つボヘミアングラスは見ているだけで心が洗われるような気持ちになりました。
プラハの町並みは歩くのが楽しい
町には不思議な建物や、彫像などもあり、町歩きが楽しくなります。
プラハの町には様々な彫像もあり歩いているのが楽しくなりました。
この子は赤ちゃんでしょうか?顔にくぼみが…
夕暮れの町並みも綺麗です。
美しい建物。駅舎でしょうか?
プラハの町並みは兎に角綺麗。
夜の町並み
最期に、夜の町並みを紹介して、プラハの旅行記を終わりたいと思います。
本当に綺麗な町並みでした。
プラハの夜はとても美しいので、是非夜の街歩きを楽しんでみてください。
終わりに
この記事では中欧チェコの首都プラハをご紹介しました。
ヴルタヴァ川、プラハ城、天文台、教会群などがとても美しいプラハ。町並みもとても綺麗で、お店に展示されているボヘミアングラスやマリオネットなども本当に素敵でした。
また、この時は訪れることができませんでしたが、ミュシャ美術館は是非訪れたい美術館です。聖ヴィート大聖堂のミュシャのステンドグラスも素晴らしく、プラハはミュシャを堪能することができる町でもあります。
ヨーロッパ観光、中欧観光時には是非プラハを訪れてみてください。
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