セビリアはスペイン南部アンダルシア州にあり、人口70万人を誇る、アンダルシア州一の大都会です。マドリッドから電車が出ており、3時間半ほどで行くことができます。
アルカサル、スペイン広場など、スペイン観光では是非訪れたいセビリアの観光スポットをご紹介します。
- アンダルシアの雄 セビリアを観光 おすすめ観光地を紹介-スペイン セビージャ旅行記(2011/09)
- スペイン広場-スペイン一周の旅
- セビリア大聖堂-歴史の宝庫
- アルカサル-イスラムの面影残す
- Casa de la Provincia-14世紀の建築物
- サンテルモ宮殿(Palacio de San Telmo)
- クリスマスのセビリア
- ホテル アルフォンソXIII,ラグジュアリーコレクションホテル
- セビリアの食事はDonaire Azabacheがお勧め
- セビリアの名前とスペイン語
- セビリアへのアクセス
- 終わりに
アンダルシアの雄 セビリアを観光 おすすめ観光地を紹介-スペイン セビージャ旅行記(2011/09)
スペイン南部のアンダルシア地方一の人口を誇るアンダルシアの雄セビリア。70万人の人口を誇るスペイン第4位の町で、アンダルシア州の州都でもあります。
セビリアは他のアンダルシアの町と比べて規模が大きく広大で雄大。この記事では、スペイン広場、セビリア大聖堂、アルカサルなど、セビリアで絶対訪れたい観光スポットをご紹介します。
スペイン広場-スペイン一周の旅
セビリアの中心地ともいえるのが「スペイン広場」。
建物は1929年の万国博覧会の会場施設として建てられたものです。
この建物の前にはスペインの様々な地域ゆかりの絵が描かれています。
例えばこちらはCiudad Real。主題はセルバンテス作の『ドン・キホーテ』。
スペインでは「エル・キホーテ」と呼ばれるこの小説ですが、舞台はスペイン中部の赤茶けた大地にある町々。騎士道小説の主人公になりきったドン・キホーテが従者のサンチョ・パンサを従えて騎士としての役割を果たすべく旅に出るというお話です。
この絵のシーンはドン・キホーテが大きな風車に戦いを挑むシーン。ドンキホーテは数々の苦難に立ち向かい、自分の理想を追い求めていくのです。
こちらはグラナダ。
カトリック両王(カスティーリャ女王イサベルとアラゴン王フェルナンド)によって成し遂げられたレコンキスタのクライマックスであるグラナダ陥落を表していると思われます。
※グラナダの観光記事はこちら
そして、スペイン観光のお勧めトップ5に入るアビラ。
堅牢な城壁に囲まれた城塞都市で、進撃の巨人のような世界を味わうことができます。
※アビラの観光記事はこちら
他にも、沢山の都市の絵が描かれており、絵画でスペイン一周旅行を楽しめます。また、自分がこれまでに観光した都市の絵を探すと面白いですのでお勧めです。
セビリア大聖堂-歴史の宝庫
セビリア大聖堂も見逃せません。
大聖堂ですが、中では様々な宝石が展示されています。
お隣にあるこの塔ヒラルダの塔という名前です。
大聖堂の中に入って行きます。
白を基調とした美しい内装。
中では歴史を感じる品々を鑑賞することができます。
こちらはコロンブスの墓。
棺を担いでいるのは、レオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴン王国の4人の王。この4つが当時スペインを構成していたそうです。
セビリア大聖堂はとても大きく、世界でもトップクラスの大きさを誇る大聖堂です。
アルカサル-イスラムの面影残す
そして、昔の要塞、アルカサルへ。
アルカサルはスペイン王室の宮殿のこと。
カスティーリャ王ペドロ1世の命によって、14世紀にムデハル様式でイスラム時代の宮殿の跡地に建設が始められました。
とても広いお城です。
素敵な階段とタペストリー。
吹き抜けの天井の細工も細やか。
イスラムのアーチ。
お庭も綺麗です。
これだけの木々を管理するのも大変そうだなー、などといらないことを考えてしまいました。
とても美しい風景が続きます。
アンダルシアの暑い大地には噴水が欠かせません。涼やかな気分になることができます。
アーチで構成される天井が綺麗。
イスラムとキリストの建築様式の融合がとても美しい。
お城を飾る陶器の鉢も可愛らしい。
こちらのパティオはアルハンブラ宮殿に似ています。
Casa de la Provincia-14世紀の建築物
こちらはCasa de la Provincia。14世紀に建てられた建築物です。
壁にかかる絵画がとても素敵でした。
サンテルモ宮殿(Palacio de San Telmo)
1682年に着工された建造物で、マリアンテス大学という大学として使用されました。現在は州政府が使用しています。
クリスマスのセビリア
クリスマスのセビリアには大きなツリーが飾られていました。
ホテル アルフォンソXIII,ラグジュアリーコレクションホテル
セビリアの宿泊で是非利用して頂きたいのがホテル アルフォンソXIII。
とても素敵なホテルですので是非一度宿泊してみてください。
※ホテルの詳細はこちら
セビリアの食事はDonaire Azabacheがお勧め
Bar・RestauranteのAZABACHE、内装もお洒落でご飯も美味しくて、子どもにも優しくてものすごくお勧めです。
ステーキに生ハムが乗っていてポテトが添えてある料理。
表面だけパン粉で揚げたナスにチーズとベーコンが添えてあり、ナスの中にはスペインの生ハム。美味しすぎました。
アクセス
Donaire Azabacheはセビリア大聖堂の直ぐお隣にあります。
セビリアの名前とスペイン語
セビリアは日本語では「セビリア」と表記し、綴りは「Sevilla」。一方で、スペイン語の発音では、「せびーじゃ」、「せびーりゃ」、「せびーや」、「せびーしゃ」という大きく4通りで発音されます。スペイン語の「LLA」の綴りの発音は地方によって異なるため、あるところではセビージャと発音するのに、別のところではセビーリャと発音するという面白い現象が起こるのです。
日常生活で一番良く使う単語「私」は、スペイン語では「Yo」というのですが、この「Yo」の発音も上記と同じく、「じょ」、「よ」、「しょ」と、場所によって異なる発音となります。日本では「私」、「僕」、「俺」、「おいどん」、「わし」、「せっしゃ」、「うち」、「おら」、「小生」など、一人称が時と場合に拠って変わりますが、それと少し近いです。ちなみに、二人称は「Tu」でどこに行っても「とぅ」と発音するので、その点で、日本語の一人称・二人称の種類の多さに改めて驚かされます。
セビリアへのアクセス
セビリアへはアンダルシア各地やマドリードから電車で行くことができます。
※アンダルシア周遊の記事はこちら
終わりに
セビリアには他にも闘牛場やセビリア大学など、見所が沢山あるのですが、とても広い町でこの時は回りきれませんでした。
セビリア観光であれば2日あるとより充実した観光ができると思いますので、セビリア観光の際は時間をたっぷりとって観光してみてください。
※絶景の町ロンダはこちら
※メスキータの町コルドバはこちら