城壁で囲まれた要塞都市アビラ。
アビラはマドリッドの北西、サラマンカとの間に位置しする小さな町です。町全体が城壁に囲まれ、まるで中世を思わせる町並みを残しています。町自体が世界遺産であり、町の中の建物も世界遺産に登録されているものも。
町の外観はこんな感じ。城壁の「中」と「外」で違う世界が広がっています。外から見たアビラはこんな感じ。進撃の巨人の巨人の立場に立って見た眺めです。
今回はそんな世界遺産の町アビラをご紹介します。
- アビラへのアクセスはマドリッドからバスか電車で
- 城壁の町アビラ
- アビラ大聖堂-かつては砦の役割も担った
- アビラシティホール(アビラ市役所)
- アビラの町並みはスペイン風
- Convento de Santa Teresa(サンタテレサ修道院)
- サンペドロ教会-アビラの美しい教会
- 是非アビラ城外の散策も楽しんで
- 終わりに
アビラへのアクセスはマドリッドからバスか電車で
アビラへはマドリッドからバスか電車でいけます。私は電車で行きました。スペイン国内に張り巡らされているRenfeという電車です。
アビラの駅はこんな感じでこじんまりとしてます。
駅舎は結構モダンな感じ。
駅からは歩いてアビラの町へ向かいます。
城壁の町アビラ
アビラの駅から町に向かって歩いていくと門に突き当たりました。まさに城壁の町。城壁をくぐるとアビラの町です。
門をくぐると町が広がっています。
内側から見た壁。内と外を隔てる壁。まるで御伽噺の中に居るような気分になりました。
壁の門。大きくて堅牢で。すごくロマンを感じます。
壁の中と外で町がくっきりと二分されているアビラ。壁の分厚さもすごく印象的でした。
アビラ大聖堂-かつては砦の役割も担った
壁の内側には様々な建物があります。そのうちの一つ、アビラ大聖堂(カテドラル)。アビラ大聖堂は12-14世紀に建てられた大聖堂です。
シモロという塔が並立しており、砦としての防御体制を敷いているそう。かつてイスラム勢力との戦いの最前線だったアビラの防御を担っていました。
アビラシティホール(アビラ市役所)
シティホール。すっきりしていて美しいです。
意的に赤っぽい色居合いが心地よい雰囲気でした。
ぜんた
アビラの町並みはスペイン風
散歩をして通り抜ける町並みはこれぞスペインの町並みという感じ。
カフェや雑貨店などが立ち並び、歩いているだけでワクワクしてくる町並みでした。
Convento de Santa Teresa(サンタテレサ修道院)
テレサ・デ・ヘスス(1515-1582)の生家跡に建てられた修道院。
彼女はカルメル修道会の改革を進め、厳しい戒律を持つ「裸足のカルメル会」を設立した人物。1622年に聖者に列せられました。
サンペドロ教会-アビラの美しい教会
サンタ・テレサ広場に立つ美しい教会。
赤みがかった色合いと、バラ窓が特徴の教会です。
是非アビラ城外の散策も楽しんで
城壁からの景色。壁外は荒野が広がります。あの先には何があるんだろう。。。
壁外へ出ることもできます。荒涼としていて、別世界です。
道なき道。
壁外には町を一望できる、展望スポットもありますので、お勧めです!
ここからみた風景。外から見ると、アビラの堅牢さが良く分かります。
ここからの景色は正に進撃の巨人の場外から町を見た景色だなと感じます。あの壁の向こうには人々の生活があって、こちら側には巨人が彷徨っていて…
巨人の気持ちみたいなものを味わうことができました。
終わりに
アビラはこじんまりしているので、一日観光がお勧めです。ただ、夜のライトアップもすばらしいみたいですので、ライトアップを見る際にはアビラで一泊するのも良いと思います。
※スペインカスティーリャ地方の観光情報はこちら