スペイン語は世界各地で話されており、各国、各地域ごとに特徴的な方言があります。
この記事では、スペイン語の方言についてご紹介します。
スペイン語 発音と方言-アクセントも学びつつ教科書発音を身につける
スペイン語は本国スペインだけでなく、ラテンアメリカの国々の多くで使用される言語です。
そのため、世界各国のスペイン語は標準スペイン語とは大きく異なっており、その国独特のアクセント、つまり方言が存在ます。
スペイン語を学びたいと思ったときに気になるのが、どの国のスペイン語を学べばよいのかということ。
この記事では、スペイン語の方言と学ぶべき発音について書いていきます。
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スペイン語の方言
スペイン語は話されている国によって方言があり、それぞれ異なった独特のリズムや発音を持っています。
大きく分けるとスペインのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語があり、この2つの発音で異なる点として、CとZをスペインでは「th」と発音し、ラテンアメリカでは「s」で発音されるという違いがあります。
また、語末の「d」もスペインでは「s」と発音されますが、ラテンアメリカでは全く発音されないことが多いです。
スペインの中でも、アンダルシア方言、アラゴン方言等様々な方言があり、同じ国の中でも全く異なった発音となります。
例えば、アンダルシア方言では文中、文末の「s」が「h」と発音される気音(きおん)化が起こります。それぞれの地方の方言によって発音が大きく異なるため、方言の発音についてその特徴を知っておくことがスペイン語のリスニングには不可欠です。
ラテンアメリカの国々でも方言は大きく異なっており、例えばアルゼンチンやウルグアイでは「y」の音が「しゃ行」で発音されます。
このように、話される地域によって音やリズムが異なるのがスペイン語の特徴です。
スペイン語のどの方言を学ぶか
スペイン語のにはたくさんの発音や方言があるのですが、どの方言を学ぶべきかというと、基本的には教科書で学ぶスペイン語発音を身に着けるのがおすすめです。
留学に行った地域などで、その国や地域の発音を身に着けてしまうこともありますが、基本的にオールマイティに誰にでも通じるのは教科書のスペイン語だといえます。
方言を身に着けたいという場合は、標準発音を身に着けた後にトライするのがおすすめ。
スペイン語は多様だからこそ、標準スペイン語を身に着けておくことで、誰にでも通じるスペイン語を話せるようになります。
スペイン語発音の教材
ここまで、スペイン語の発音や方言をご紹介しました。
発音を身に着けるなら教科書の発音だと述べたのですが、おすすめの教科書は、『ニューエクスプレス プラス』シリーズ。
こちらの本を使って、スペイン語発音の練習をすると良いかなと思います。
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終わりに
この記事では、スペイン語の方言と発音についてご紹介しました。
スペイン語は世界各地で話されている言語。そのため、方言も数多く存在し、それぞれが独自の進化を遂げています。
一方で、スペイン語を外国語として学ぶ場合には、できる限り綺麗な教科書発音を目指すことが大切。
世界のどこの国のスペイン語話者と話した場合にも違和感を感じさせないスペイン語を目指して発音練習を行うのがおすすめです。
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