追記:2020/03
本記事は2019年3月に書いた記事ですが、2020年でもセラヤ市の治安は悪化しています。外務省の海外安全情報では危険レベルが1まで引き上げられています。
危険レベル
レベル1
十分注意してください。
レベル2
不要不急の渡航は止めてください。
レベル3
渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4
退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
また、下記と同様に車が襲撃される事件も起きており、日本人が撃たれる事件も起こっています。セラヤ近郊へ訪問の際は最大限の注意が必要です。
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メキシコにケレタロ、セラヤという町があります。ケレタロはケレタロ州、セラヤはグアナファト州なのですが、お隣同士の町です。
このケレタロとセラヤ付近の治安が悪化しています。
セラヤは元々治安が悪いので有名で、昨年ホンダの送迎バスが襲撃されニュースになりました。営業時は極力2人で訪問しています。
一方ケレタロは安全な町として知られているのですが、ここ1ヶ月、ケレタロに続く高速道路でガソリン強奪組織(Huachicolero)による一般車両の襲撃が相次いでいます。
理由として、組織間での闘争、もしくはガソリン強奪時の目くらましとしての襲撃(警察をそちらに釘付けにし、その間に逃走)が考えられるそうです。
3/4の月曜日の早朝にも襲撃があり、道路には黒焦げた車が無残にも捨て置かれていました。
そして、翌日3/5にはセラヤに続く道で同じく車が襲撃され、焼かれました。
政府のガソリン強奪取り締まりにより治安が悪化していると思われますので、外出の際は特に注意して行動する必要があります。
※メキシコのガソリン事情はこちら
メキシコガソリン危機③ 危機収束の予感 - すみくにぼちぼち日記