メキシコで大きな事件が起こると総領事館からメールが来るのですが、今回、レオンの警察施設4か所が同時に襲撃されたという連絡が入りました。
この記事では、レオンの警察施設の襲撃について書いていきたいと思います。
メキシコ レオンの警察が襲撃された件
メキシコは世界でも危険とされる町が多い国。
そんなメキシコでも日本人居住者が多く比較的安全とされている町「レオン」で、警察施設4か所が同時に襲撃されるという事件が起こりました。
事件は2021年10月20日。
詳しいことはわかっていませんが、マフィアが襲撃したのではないかというのがメキシコ人の同僚たちの推測です。
メキシコではマフィア関係の事件が日本よりも多くあり、身近なものでもあります。
レオン総領事館からのメール
このような事件があると、レオン総領事館からメールが届きます。
日本人が被害にあったり、銃撃戦などがあったりすると、必ず届くため、非常にありがたいです。
ここからはメールをそのまま引用してご紹介します。
本日(10月20日)午後、レオン市内(中心部)にある警察施設4か所が同時に銃撃されたとの情報が入りました。
詳細は確認中ですが、同様の銃撃事件の発生も予想されることから十分注意願います。万が一発砲現場に遭遇してしまった場合は次のように行動し、安全の確保に努めてください。
・発砲現場から直ちに離脱してなるべく距離をとり、決して近寄らない。
・直近で事件が起き退避できない場合、両腕やカバン等で頭部を覆い、銃声のする方向に足を向けてうつぶせで伏せ、銃声が止んで退避可能と判断できるまでその場から動かない。
・付近の建物や堅牢な柱等の物陰に隠れる。
・退避する際は、極力姿勢を低くし物陰沿いに移動する。
また、銃器を所持した犯人と遭遇した場合は、
・絶対に抵抗しない
・犯人を直視しない、追わない
等の行動を取り、生命身体の安全確保を第一としてください。
メキシコは危険な街が多い
メキシコは危険な町が多いのですが、現在のコロナ禍でより危なくなってしまっています。
特に2022年の世界の危険な町ランキングではワースト10の町の中に7都市がはいってしまうというくらい治安が悪化している中でも、レオンについては比較的安全な町だったのですが、今回の件でやっぱりメキシコは「安全」といわれている町でも注意が必要だなと思いました。
※危険な街ランキングとメキシコはこちら
メキシコでの安全確保についての紹介
そんなメキシコですが、仕事などで住むこととなった時には色々気をつけるべきことがありますので、下記のことを気をつけながら過ごすと良いかなと思います。
・高価なものや目立つものを身につけない
・人気のない場所や危ない所に行かない
・夜は出歩かない
・歩きスマホや音楽を聴きながらの外出はしない
・流しのタクシーには乗らない
・話しかけてくる人は全て敵
・犯罪にあったら命以外はおとなしく差し出す
※メキシコでの自衛方法はこちら
終わりに
この記事では、メキシコレオンで起こった警察施設の襲撃事件について記事にしてみました。
犯人がどうなったのか、どの位の被害があったのかなどの詳しいことは分かりませんが、レオンやバヒオ地区にも危険が潜んでいるということを頭に置きながら、日々過ごしていくのが良いかなと思います。