ブログを執筆する際によく言われるのが、タイトルにキーワードを入れること。キーワードと言うのは、Googleなどで検索される単語のことで、よく検索されている単語をタイトルに入れることで、ブログが検索され易くなります。
この記事ではそんなブログのキーワードを選定するときに助けになる無料ツール「ラッコキーワード」と、キーワード検索数を無料で調べることができる「bing webマスターツール」をご紹介します。
ブログのキーワード選定方法と検索数の調べ方-キーワードの選び方はラッコキーワード,検索ボリュームを調べるならbing Webマスターツールがおすすめ
ブログのタイトルを決定するときに気になるキーワードですが、どんなキーワードをタイトルに入れればよいのかが迷いどころ。
そんな時に利用したいのが、よく検索されているキーワードを選定してくれる無料ツール「ラッコキーワード」と、キーワードがどの位の検索ボリュームなのかを調べることができる「bing Webマスターツール」です。
ビッグキーワード,ミドルキーワード,ロングテールキーワード
ブログのタイトルをつけるときに知っておくと便利な知識があります。それはビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワードです。
ビッグキーワードと言うのは、その1語で検索されるキーワードのこと。例えば、「東京」や「大学」のようなキーワードのことです。
どちらのキーワードも何万回も検索されるキーワードですが、このキーワードを持ったホームページやブログは星の数ほどある為、ビッグキーワードから自分のブログにたどり着いてもらうのはとても難しいです。
ミドルキーワードは2語を組み合わせたキーワードを指します。例えば、「東京 大学」のようなキーワードです。
ログテールキーワードはより沢山のキーワードを組み合わせたもの。「東京 大学 工学」のようなキーワード指します。
ビッグキーワードは検索数が多いですが、このキーワードだけで検索されるのは非常に難しく、ロングテールキーワードは検索数の総数は下がりますが、検索される可能性は高まるといえます。
ちなみにこのブログでビッグキーワードで検索上位なのは「周速(1.9位)」、「神話画(2.4位)」、「静物画(6.2位)」などですが、検索数自体が大きくないので、ブログが表示される回数というのはあまり多くありません。
ただ、エゴサーチではないですが、「周速」と検索して自分の記事が一番上に出くるのを見ると、とても嬉しい気持ちになります。
ラッコキーワードとは-キーワード選定では欠かせないツール
ブログを書くときには基本的に上述のロングテールキーワードを意識してタイトルを決定していくと、検索され易い記事となるのですが、そのキーワードの組み合わせを考える際に役に立つのが「ラッコキーワード」というツールです。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
ラッコキーワードは、一つのビッグキーワードを入力すると、そのキーワードと共に検索されているミドルキーワードやロングテールキーワードを探し出してくれます。
例えば、ラッコキーワードで「東京」と検索すると、「東京」というビッグワードと一緒によく検索されているミドルキーワードが出てきます。
今の検索結果を見ると、時代を反映してコロナ関連のキーワードと「東京」がセットで検索されていることが良く分かると思います。
続いて「東京 大学」で調べてみると、上のほうは東京大学のキーワードが並びますが、ずっと下をみると「東京 大学 ランキング」などのロングテールキーワードまで表示してくれています。
ラッコキーワードを使うと、自分が書きたい記事にどのようなタイトルをつければ一番検索数が多くなるのかということを一目で分かるようになるのです。
例えば、この記事で一番検索されている記事は、下の記事なのですが、タイトルにはキーワードがぎっしり詰め込まれています。
モーター回転数を周波数(Hz-ヘルツ)と極数(P-ポール)から計算する求め方(公式)-プーリー変換やインバーター変換についても解説 - すみくにぼちぼち日記
このタイトルも「モーター回転数」とラッコキーワードで検索し、出てきた検索結果のキーワードをふんだんに使ったタイトルとなっているのです。
タイトルに「計算する求め方(公式)」というなんとも奇妙な日本語が使われている理由も、タイトルにキーワードを詰め込んだことが原因。
あまりカッコいいタイトルではないのですが、私が記事を書く時は、キーワードを頑張って沢山入れ込むようにしています。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
bing Webマスターツール-キーワードの検索ボリュームを調べるツール
キーワードの組み合わせ方をラッコキーワードを用いて考えると検索され易くなることが分かったのですが、では、そもそもどの位そのキーワードが検索されているのかという検索ボリュームを知るにはどうすればよいのでしょうか。
この検索ボリュームを調べるツールは基本的に有料のものが多く、有名な「Googleキーワードプランナー」も、無料版だと検索数が「10万から100万」のようなざっくりしたものとなってしまうという難点があります。
そんな時に試していただきたいのが、bingという検索エンジンが無料で公開している「bing web マスターツール」というツールです。
これはGoogleアナリティクスのようなツールなのですが、機能の中に「SEO」というものがあり、この機能の「キーワード検索」を使うと、調べたキーワードの検索ボリュームと関連キーワード、そのキーワードで調べた場合にトップURLを知ることができます。
例えば、「東京」で調べた場合、月に35,000回調べられていることが分かります。尚、Kはkiloの略で1,000を表します。35Kなら、35x1000=35,000となります。
ちなみに、この検索数はbingの検索エンジンを使って検索された数です。bingの日本でのシェアは10%を割っており、Googleが80%を占めているので、Googleでは10倍以上このキーワードが検索されているといえます。
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Ubersuggest-1日3回まで無料でGoogleの検索数を調べられる
Googleの検索回数はbingの検索回数の10倍以上と言うことが分かったのですが、googleでの実際の検索数を知りたいという場合もあると思います。
そんな時は、Ubersuggestというツールを使うとGoogleの検索数を無料で調べることができます。
ただし、無料版の場合、1日の検索回数が3回までなので、私はここぞという時に使うようにしています。
Ubersuggest's Free Keyword Tool, Generate More Suggestions
試しに、Ubersuggestで「東京」のボリュームを調べてみると450,000回となっているので、googleの検索数はbingの検索数の10倍以上という数値が正しいことが分かります。
Ubersuggestの無料版は検索回数に限りがあるので、通常はbingで検索して、その数の10倍をGoogleの検索回数と考えておけばよいかなと思います。
ちなみに、bingでは100以下くらい少ない検索回数のものはボリュームを調べても表示されないので、その場合にUbersuggestを使って調べてみるという方法もあるかなと思います。
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はてなブログPROの紹介
はてなブログには無料ブログと有料プランのはてなブログPROがあります。
初心者の場合は最初は無料ブログでブログを書きながら、収益化などを図りたいと思った場合にはてなブログPROへ切り替えるのがおすすめ。
私も最初は無料ブログで初めて今ははてなブログPROを使っています。
良いところとして、
・自動広告が表示されない(自分で広告をつけて収益化できる)
・カスタマイズの幅が広がる
・メンテナンスフリーなので書くことに集中できる
・はてなブロガーさんとのつながりができる
という4つがあります。
私としては無料ブログでやっていたころよりもはてなブログProに変えたほうが使い勝手がよく、サブブログも作りやすいのでお勧めです。
ブログをこれまでよりもさらに良くしていきたい、将来的には収益化も考えているという場合に特におすすめですので是非ご検討ください。
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終わりに
この記事では、ブログのキーワードの選定や検索ボリュームを調べたい時におすすめな、「ラッコキーワード」と、「bing Webマスターツール」をご紹介しました。
同じ記事を書いていても、タイトルによく検索されるキーワードが入っているだけで、記事を見ていただける可能性がぐっと高くなりますので、是非この2つのツールを試してみてください。
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