海外駐在は海外で働いてみたいと考えている場合にはとても魅力的な仕事です。一方で、実際にどのようなメリットがあるのか、中々想像できない部分もあります。
この記事では、そんな謎に包まれた海外駐在のメリットを5つご紹介します。
- 海外駐在のメリット5選(営業仕事編)
- 1.お給料が増える
- 2.マネージメントの実践
- 3.職務範囲及び職権の拡大
- 4.新規案件及び新規市場の拡大への従事
- 5.何にも勝る大きなやりがい
- 駐在前のオンラインビジネス英会話
- 駐在準備におすすめなハンドブック
- 駐在員を目指すなら転職も視野に入れて
- 終わりに
海外駐在のメリット5選(営業仕事編)
海外駐在という仕事は海外で働くというイメージはあるものの、いまいちどのようなメリットがあるのか分かりづらい仕事です。
海外駐在を実際に経験する中で特にメリットと感じるのは、お給料面、マネージメント、職権拡大、市場開拓、やりがい、の5つ。
この記事では、海外駐在のメリットについて詳しくご紹介します。
1.お給料が増える
包み隠さず言うと、一番重要で一番の利点は、お給料が増えることです。いきなり下世話な話ですみません。ですが、このモチベーション無くして海外に駐在しようと思う人は稀だと思いますし、逆に言うと、お給料が増えるからなんとか駐在の辛さに耐えることができていると思います。どんなに理不尽なことがあっても、「お金頂いてるから我慢しよう」と耐えることができます。
では具体的にどのくらい増えるのかと言うと、大体日本でもらっていた手取りの倍の手取りになると考えれば当たらずも遠からずです。
ただ、お給料が増えると言っても、昇格して駐在しているのでなければ、基本給は上がらないことが多いでしょう。基本給が変わらないためボーナスは日本の時と同じということもあると思います。
お給料が増える要因としては多くの手当てが関係してきます。例えば下記のような手当てが付きます。
- 海外赴任手当て
- 危険地手当て
- 家族手当て
また、家賃や自動車代、ガソリン代等が会社負担となることもあり、支出も抑えることができます。
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2.マネージメントの実践
駐在員となれば、日本では一営業員であっても、現地でマネージメント職となる場合が多いです。日本で所有していた決定権と比べると、遥かに大きな職権を有することになりますので、おのずとマネージメントを行う機会が増えてきます。
若手の場合、赴任前はOJT等で後輩を教えることはあっても部下をマネージメントする機会はなかなかありません。一方で、海外に行くと部下を持つこととなり、彼らの仕事の管理からモチベーション管理、研修、給料の決定、採用などまで行うことになり、日本では経験できない業務を経験することができます。
3.職務範囲及び職権の拡大
海外では日本と比べて小さな組織になることが多いです。私はメーカー勤務ですが、勤務地メキシコは販売・サービス(メンテナンス)拠点であるため工場がなく、会社規模がはるかに小さいです。会社の規模が小さいということはその分組織が細分化されておらず、様々な部署の仕事を行うこととなります。
例えば私の場合、日本にいた時の業務は営業活動、貿易実務、工場との交渉の3つだったのですが、赴任後は営業活動、購買輸入、人事、サービス(製品メンテ)、本社との納期交渉など、職責の範囲が一気に広がりました。一方で、実務の量でいうとそこまで増えてはいません。赴任前は一担当ですので、事務処理や顧客対応は全て自分で行なっていましたが、現在の仕事の半分は管理業務となっています。
このように、未経験の部署の仕事まで関わることができるというのも、スキルアップの面で大きな利点です。
4.新規案件及び新規市場の拡大への従事
日本のメーカーに入社したため、日本での営業活動となると、ルート営業が多くなりがちですが、海外での活動は新規開拓が多く面白いです。
どの製品をどのように市場に浸透させるのか、一から戦術を練ることができ、ベンチャーのような気分を味わうことができます。また、これまで未開拓だった町や国で第一人者として市場開拓ができます。
やることは多いですが、自分の仕事全てが会社の成長を促進することにつながるため、結果が目に見えてわかるというのも利点です。
※海外駐在の大変なところはこちら
若手海外駐在 大変で辛いところ5選 仕事編(メキシコ) - すみくにぼちぼち日記
海外駐在 大変で辛いこと5選 生活編(海外留学と比較しながら) - すみくにぼちぼち日記
5.何にも勝る大きなやりがい
上記の2から4までの項目は全てやりがいに直結します。
新規事業や新製品の販売計画を立案し、マネージャーとしてチームを統括しながら、新規市場の開拓。そして必要に応じて製品を仕入れ、販売。案件を進める上で必要な人材を雇用・育成します。製品は販売後のメンテナンスまで技術員と行うことになります。
海外駐在では仕事の頭から最後まで携わることができるので、客先への貢献という面で自分の仕事の意味を実感することができます。
はじめにお金のことを書きましたが、やはりこの「やりがい」という点はお金と同様に、もしくはそれ以上にモチベーション維持のための重要な要素です。
しんどいことばかりの海外駐在ですが、新規案件への取り組みが成功し、ユーザーに満足してもらうことができた時には、「大変だな」という気持ちも一気に吹き飛んでしまいます。
※海外駐在で過去最高売上を達成したときの達成感をつづってみました。
駐在前のオンラインビジネス英会話
海外駐在として海外に行く場合の英語練習としては、ビジネス英語を学べるオンライン英会話などで練習するのがお勧めです。
ビジネスで使う英語というのは日常会話で使う表現と異なっている場合も多く、実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができるのが利点。
海外駐在や帯同の準備のための英会話を検討しているという場合はぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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駐在準備におすすめなハンドブック
駐在や帯同時には、語学の面での心配事も多いです。
特に病院などは英語で話すことが必要だったりと、英語でやり取りすることが多くなりますので病院で使う表現などを学ぶための英語のハンドブックがあると便利。
BIGINという英会話スクールが駐在時の生活情報や英語表現をまとめた「海外赴任English Book」というハンドブックを発刊しているため、こちらを持っていくのがおすすめです。
ハンドブックは駐在の心強い味方となると思いますので、問い合わせてみるのが良いかなと思います。
※ハンドブックの問い合わせは英会話スクールBIGINのHPから可能です。
※ビギン英会話はこちら
駐在員を目指すなら転職も視野に入れて
駐在したいけど今の会社ではなかなか機会がないという場合には、転職を視野に入れて活動するのがおすすめ。
駐在を目指して転職する場合には、グローバル企業への転職に強みを持っている「en world」などのエージェントを利用します。
実は私も転職活動を行い、外資系転職でen worldには非常にお世話になりました。
一人で転職先を探すのも良いのですが、サイトを利用することで海外駐在への道が飛躍的に広がるのでお勧めです。
※en world はこちら
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終わりに
如何だったでしょうか。今回は海外駐在をする仕事面での利点を5つ紹介しました。
海外駐在をすることで、自分がこれまでに経験したことのないような仕事を経験することができます。また、新規開拓から販売後のサービスまでプロセス全てに携わるため、自分の経験を大きく積み上げることができるのが海外駐在の最大の魅力です。
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