すみくにぼちぼち日記

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1歳半から2歳のおうち英語の進め方-おすすめな絵本や歌, DWE,フラッシュカード等の子ども英語教材も紹介

話し言葉の敏感期である0歳から3歳半くらいまでは、言語をどんどん吸収する時期だといわれています。おうち英語でも、この時期に言葉を学ぶというのはベストなタイミング。

この記事では、言葉の敏感期である1歳半から2歳前後のおうち英語の進め方やおすすめな絵本などをご紹介します。

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1歳半から2歳のおうち英語の進め方-おすすめな絵本や歌, DWE等の子ども英語教材を紹介

言葉の敏感期である1歳半から2歳前後は、英語の独特なリズムや発音を体で感じるのにとても良いタイミングです。

この時期に英語をたくさん聞いて、歌って、リピートすることで、自然な言葉として英語を子どもが感じられるようになると言われています。

未だ日本語もおぼつかないこの時期で大切なことは、人、もしくは場面を設定して、英語を使うこと。子どもは小さい頃に、言語が混ざった環境で育つと、成長して言語回路が上手く確立せず、無意識のコードスイッチングという現象を起す可能性があります。

これは、日本語で話しているのにいきなり英語が出てくる、難しいことを考えるためにメインで使える言語が確立しない、などの現象なのですが、それを防ぐためには、日本語で話すときと、おうち英語をするときとで明確に場面を切り替えることが大切です。

 

※コードスイッチングの詳しい解説はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

絵本の読み聞かせ

おうち英語を始めるにあたって、一番手軽にでき、子どもも親も楽しめるのが、「英語の絵本の読み聞かせ」です。

英語の絵本は、視覚でも音でも英語を子どもが楽しむことができ、読んでいる親も楽しくなるとっておきの教材です。

日本語で絵本の読み聞かせをするのと同じ感覚で、英語の絵本を読みます。うちでは、絵本を読むときには日本語は使わず、ずっと英語で読み通します。また、発音に自信が無い場合でも大丈夫。楽しく読むことが大切です。

綺麗な発音はCDやDVDにお任せして、私たちは英語の楽しさを子どもに伝えられるように読むようにしています。

絵本を読むタイミングは、主に夜寝る前。日本語の絵本と英語の絵本を読みます。

子どもが飽きて途中で終わることもありますし、「もう一回」と言われ続けて永遠とも思える時間同じ本を読むこともあります。また、お昼に子どもが「読んで」と持ってくる場合もあり、その時にも読んであげるようにしています。

タイミングや量は子どもの調子に合わせてフレキシブルに、親の心に負担がかからないように、気軽に読むといいかなと思います。

では、ここからはうちでよく読んでいる(子どもが好きな)絵本を3冊ご紹介します。

 

『Little plane 』

Little Plane (English Edition)

Little Plane (English Edition)

 

最初にご紹介するのは『Little Plane』という絵本。

この絵本は飛行機のLittle Planeが空を飛んでいくのですが、木にぶつかったり、煙突の煙を浴びたりして真っ黒になりながらも空を旅するという内容の絵本です。

絵が可愛いのと、ナレーションとLittle Planeの掛け合いがリズミカルなのとで、読んでいて楽しいですし、子どもも大好きです。

両親がナレーション役とLittle Plane役で分かれて掛け合いをするのも楽しい絵本。

うちでは子どもが大好きで、私も暗記してしまうくらい読みました。

 

『I like it when』 

I Like It When . . . /Me gusta cuando . . .
 

続いて紹介するのは『I Like it When』という絵本。

こちらの絵本は、親子ペンギンが登場する絵本で、子ペンギンが「I like it when …」と自分が好きな時間や好きなことをお話するというスタイルの絵本。

絵が可愛いのも好きなポイントで、子どもも大好きな絵本です。

「I like it when…」の内容に合わせて実際に子どもにジェスチャーしてあげたりするととても喜びます。

例えば、I like it when you ticle me」というページがあるのですが、このページを読みなら子どもをくすぐってあげていたら、最近では子どもはこの言葉を聞いただけでくすぐられるのを待つようになりました。

動作と言葉がリンクしいて、英語だけでも分かりやすい絵本でとてもおすすめです。

 

『Dear Zoo』

Dear Zoo (Dear Zoo & Friends)

Dear Zoo (Dear Zoo & Friends)

 

最後にご紹介する絵本は、『Dear Zoo』という絵本。

動物園に手紙を送って、動物を送ってもらうけど、送られてきた動物が一癖ある動物たちで…という内容の絵本です。

本を開けて、籠や檻の絵をめくると動物が出てくるという絵本なのですが、その動作が楽しいのか、良くお昼に「読んで」と持ってきます。

「I wrote to the zoo to send me a pet」という印象的なフレーズで毎ページ進んでいくので、リズムが良くて良い本だなと思います。

動物園に行った後などは、子どもがこの本を「読んで」と持ってくるので、動物園で見た動物と、絵本の動物が子どもの中でリンクされてるのかなと感心してしまいます。

 

英語絵本の読み聞かせについての記事はこちら

sumikuni.hatenablog.com

  

フラッシュカード

フラッシュカードは、家を出る前にできたらやるようにしています。

フラッシュカード選びで拘っているのは、絵の部分に英単語が描いていないというところ。

未だ子どもが小さいので、文字で得る情報よりも視覚と音で英語になれてほしいと言う気持ちから、絵の部分には最小限の文字情報しか書かれていないフラッシュカードを選びました。

また、まだまだ小さいのでフラッシュカードではフォニックスはやっていません。私自身はフォニックスは小学校4年生くらいからやっていたのですが、個人的に、文字を読まなくてはならない年齢からフォニックスは練習すればいいかなと思います。 

ちなみに、歌でフォニックスが出てくる歌があるのですが、そちらは一緒に歌います。音で「L L Lion 」と言う風に練習できるので良いなと思います。

 

DWE(ディズニーの英語システム)

話題のディズニーの英語システム も持っています。

DVDは子どもたちが出てくるシーンが好きなようで、つけると子どももじっと見ています。DWEを見始めたのは、子どもが5ヶ月くらいの頃からで、動きと音が連動するこのDVDはとてもいいなと感じています。

また、出てくる子どもたちの表情も豊かで、子どもの情緒も育めるなと思います。

音と映像で英語を楽しめるDWEはおうち英語ではとても役立つツールです。

子どもと一緒にDVDをみて、英語の部分をリピートしてあげたりすると、子どもも英単語を聞く機会が増えますし、親が楽しそうな雰囲気なのも感じてくれるので、英語が他の遊びのような楽しいものとして感じてくれるのではないかなと思います。

DWEのDVDを見せた後はテキストで、DVDに出てきたところを少しだけ復習して終わりです。DWEは5ヶ月くらいの頃から続けています。

※お試しの無料サンプル請求はこちら

ディズニーの英語システム HP 

 

えいごであそぼ

Eテレの『えいごであそぼ』も時折見ています。

個人的にはえいごであそぼは1-2歳の子どもよりも小学生くらいから見たほうがいいかなと思います。と言うのも、日本語を介して英語を学ぶので、日本語が未だ定着していない子どもにとっては日本語の音がノイズとなってしまうからです。

なので、本当に時折見ている感じです。

一方で、えいごであそぼの一番良かったところは歌を覚えることが出来たというところ。えいごであそぼの歌って、印象的なフレーズが多く、子どもがリピートするのに適しているなと思います。

また、私たち大人も楽しめる歌が多くて、何回も聞いて自分も歌って、子どももリピートしてと言うのができるようなったのがとても良かったです。

車での移動の時に子どもがぐずり始めたら『えいごであそぼ』の歌を流して一緒に歌うと子どもものりのりでチャイルドシートの中で歌って(声を発して?)います。

 

英語の歌を一緒に歌う

続いて英語の歌を歌うのも手軽に出来るうおうち英語の一つです。

 

先ほど紹介した『えいごであそぼ』の歌を今は良く歌います。

少し難しい歌もあるのですが、簡単な歌であれば親も一緒に歌えますし、子どもとダンスできるくらいノリが良い歌もあるので好きです。

例えば、「Monkey Gorilla Kangaroo Hippo Hippo♪」と言う感じで歌う歌があるのですが、この歌などは子どもも真似して「Gorilla!!」や「Hippo!」とリピートしています。

えいごであそぼ』の歌が一通り入ったCDがあるので、こちらがおすすめです。

 

最近は、子どもが「歌う」と言って持ってきたときに歌うことが多いですが、1歳くらいまでは『しまじろうのえいごのうた』をよく使って歌っていました。

この本のいいところは、有名な童謡が多く入っていること。例えば、きらきら星、ドレミ、ジングルベルなどの英語Ver.が入っています。

また、歌詞がついているので、大人も歌詞を見ながら歌の練習ができます。知っている歌でも意外と英語Ver.って難しくて、(自分が)歌えるようになるために何回も子どもと練習しました。

子どもが小さいころは車での移動時もこれを持っていって、車の中で皆で歌ったりしていました。

 

英語で歌いながらダンス

子どもがもう少し小さかった頃は、英語で歌いながらダンスなどもしていました。

こどもも体を動かせるし、大人も楽しいのでおすすめ。

2歳になった今でも音楽がかかると子どもは自然と体を揺らし始めるので、小さい頃にダンスした記憶が定着しているのかなと思います。 

 

2歳からオンライン英会話開始

この1月に子どもは2歳になったのですが、そのタイミングで初めてオンラインこども英会話 の無料レッスンを受けてみました。

これまで6ヶ月くらいから始めたおうち英語も1年半くらい続き、インプットをたくさんしてきたということで、そろそろ対面で英語と触れ合う機会を作りたいなと思ったのが参加した理由です。

また、敏感期の今だからこそオンライン英会話で英語に触れることで、英語をリピートしたり、吸収することが出来るのではないかなとも思いました。

実際に体験してみて、移動せずに英会話ができるオンライン英会話はとてもいいなと思いましたし、子どもも楽しそうにしていたので良かったなと思います。

 

少しずつ続けてきたことが形に

今回、オンライン英会話を体験してみて驚いたことは、子どもがこれまで耳にしたり、目にしてきた英語と言うものがしっかりと子どもの体の中に蓄積されているのだなと感じたところです。

初めて話す人から発せられた言葉であっても、リピートしたり、知っている歌であれば歌ったりできたというのは、子どもが英語と言う言語を自然と吸収しているからなんだろうなと感じました。

また、オンライン英会話で聞かれた「What's your name?」というフレーズを覚えて、レッスンから1-2日経ってからもリピートできたことにも驚き、これからもオンライン英会話を続けてみたいなと思いました。

 

※0歳から2歳でも楽しめるオンライン英会話はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

おうち英語は親子で楽しむ

おうち英語をやっていると、上手く行かなかったり、子どもが乗り気じゃなかったりと、難しいなと感じることもあると思います。

そんな中で大切にしたいのが、親子で楽しむと言うところ。

親がしんどい、子どもがしんどい、という状態では、続けていくのも大変だと思います。無理せず頑張りすぎず適度に力を抜いて、自分も楽しみながら気軽に英語と触れ合って行ければいいなと思います。

 

終わりに

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この記事では、1歳半から2歳前後のおうち英語について、おすすめな絵本や歌などをご紹介しました。

おうち英語の方法としては下記の8つがおすすめです。

・絵本の読み聞かせ

・フラッシュカード

・DWE(ディズニーの英語システム)

えいごであそぼ

・英語の歌を歌う

・英語でダンス

・オンライン英会話

今回ご紹介した方法は、全てを毎日やらなくてはならないと言うわけではなく、時間がある時にお気に入りの方法をやってみる、と言うのがいいのかなと思います。

おうち英語は無理なく楽しく続けることが一番です。

親も楽しい、子どもも楽しいと思えるようなアクティビティを親子で楽しめれば素敵だなと思います。

 

※1歳のおうち英語についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※大人の英会話習得方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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