大学に入学したときに悩むのが第二外国語の選択。
この記事では、大学の第二外国語について、フランス語はおすすめなのかをご紹介します。
- 第二外国語 フランス語はおすすめ?-芸術分野や国連勤務に興味があるならフランス語
- 大学で選択できる主な第二外国語一覧
- フランス語の特徴とおすすめポイント
- フランス語の難しいポイント
- オンラインの活用でトリリンガルに
- 終わりに
第二外国語 フランス語はおすすめ?-芸術分野や国連勤務に興味があるならフランス語
大学に入学するときに悩むのが第二外国語で何語を選ぶのかと言うこと。
第二外国語は大学によって準備されている言語は異なるのですが、大学卒業のためには必須の教科です。
外国語の選び方として一般的なのは、「単位の取得が容易な外国語を履修する方法」、「自分の興味がある外国語を履修する方法」、そして、「将来役に立つ可能性が高い外国語を履修する方法」です。
この記事では第二外国語について、特にフランス語についておすすめポイントや難しい点などを、外国語学部卒の視点でご紹介します。
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大学で選択できる主な第二外国語一覧
まず最初にご紹介するのは、大学で選択できる主な外国語です。第二外国語の選択肢は学校によって異なっていますが、特に国際系や外国語系の学部・学科がある大学では選択肢が多い傾向にあります。
下記の6ヶ国語は多くの大学で第二外国語として用意されています。
・フランス語
・ドイツ語
・中国語
・朝鮮語(韓国語)
・スペイン語
・ロシア語
大学によっては他に下記のような言語を準備している大学もあります。
・ポルトガル語
・アラビア語
・イタリア語
・インドネシア語
フランス語の特徴とおすすめポイント
フランス語は第二外国語としておすすめしたい言語です。
理由は、本国フランスの他、アフリカの国々でも公用語となっており、国連の公用語としても使用されているということで、国際的に活躍したいという場合に学んだことを生かして仕事ができる可能性があるため。
また、ラテン系の言語の中では発音は難しさがある一方で文法は比較的簡単な言葉ということで、最初の一歩を乗り越えると上級レベルにレベルアップしやすい言語というのも魅力の一つです。
多くの国で使用されており国連の公用語
フランス語は、本国フランス以外にも様々な国で使用される言語で、特に北部アフリカで多くの方々がフランス語を母語としています。
また、南米のフランス領ギアナやカリブの島国ハイチでもフランス語が公用語。
ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカと広く公用語とされているのも魅力の一つです。
国連の公用語ということで、国連で働きたい、国際機関で働きたいという気持ちがある場合にもおすすめです。
芸術分野に強い
バレエや絵画などの芸術分野に興味があるという場合にもフランス語はおすすめ。
自分が好きな分野の書物をフランス語で読んだり、フランス語で歌を聴いたり、フランスにバレエを見に行ったりと、芸術分野を現地の言葉で楽しむことができるようになるのもフランス語の魅力だと言えます。
また、海外旅行が好きという場合にも、フランスを旅行中に現地語で会話ができたり、ファッション関係の日本のお店のフランス語の意味を理解できたりと、フランス語を学ぶことでこれまで知らなかった意味を理解し、世界を広げることができるようになります。
文法が比較的簡単
ラテン系の言葉の難しい部分として、文法が複雑で動詞の活用が多いという点があるのですが、フランス語は文法や動詞の活用は簡略化されており、他のラテン系言語ほどの難しさはありません。
その点で、難しい発音の部分の規則さえ覚えてしまえば、上達するのはそこまで大変ではない言語だと言えます。
そういう意味では、スペイン語やポルトガル語などの言語で文法が難しくて挫折したという場合にはフランス語を一度勉強してみると、外国語の勉強が継続できるかなと思います。
フランス語の難しいポイント
メリットも多いフランス語ですが、一方で難しいと感じる部分もあります。
特に発音とリスニングの部分で日本人は苦労するのがフランス語です。
発音の規則を覚えるのが大変
フランス語の発音は規則が多く、その規則を覚えるのが大変。
まず文字の読み方がこれまで英語で勉強してきた読み方と大きく異なるため、その部分を一から覚える必要があります。
ただ、英語と違って文字の読み方に例外が少ないため、一度覚えてしまえばその文字を読んだときに発音がわからないということはないかなと思います。
また、リエゾンなどのように、文字と文字がつながって発音されるルールが複数あるため、そちらを覚えるのも難しいと感じる部分です。
フランス語を楽しく勉強していくためには、この発音の部分をしっかりと頭に入れることが大切です。
リスニングが難しい
英語もそうなのですが、音と音がよくつながる言語というのはリスニングが難しいです。
フランス語も英語よりは規則性があるのですが、頻繁に音と音がつながるため、フランス人と話したときに何と言っているのか、最初は分かりません。
ですが、リスニングの練習を沢山して音と音のつながりに慣れることでこの辺りは聞き分けができるようになるので、初級の内からリスニングをしっかりと練習することが大切です。
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オンラインの活用でトリリンガルに
一昔前は、大学の第二外国語は身につかない、単位を取るために授業を受ける、などと言われてきたのですが、現在は第二外国語も十分に仕事で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。
というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。
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終わりに
この記事では、大学の第二外国語について、フランス語がおすすめかどうかをご紹介しました。
フランス語は文法が易しく、日本人にはチャレンジしやすい言語で、世界中に話者がいるため、実用性も高いという点で第二外国語ではおすすめな言語です。
発音にルールが多く、リスニングも難しいのですが、最初のうちにしっかりと覚えるようにすればしっかりと身に着けていくことができる言語ですので、フランス語を検討しているという場合は是非フランス語にチャレンジなさってみてください。
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