文系で大学院に行きたいけど迷っているという場合におすすめなのが社会人大学院。
この記事では社会人大学院が文系におすすめな理由についてご紹介します。
- 社会人大学院 文系におすすめな理由-学びを深める研究が魅力
- 文系こそ社会人大学院を検討して
- 何が学びたいのかの検討が大切
- 同級生とのコミュニケーションも魅力
- 大学院入試対策
- オンラインビジネス英会話
- 終わりに
社会人大学院 文系におすすめな理由-学びを深める研究が魅力
文系で大学院に入りたいと思ったときに気になるのがその後のキャリア。
理系と違いまだまだ大学院が一般的ではない文系において、学部卒業後に大学院に通うというのはリスクがあり、諦めてしまう学生も多く存在します。
私自身学部からの大学院進学は最後まで迷った結果断念し、新卒者として社会人となった経験があります。
そんな文系の方々におすすめなのが社会人で大学院に入学する社会人大学院です。
文系こそ社会人大学院を検討して
自分の「学びたい」という気持ちを実現するための方法としておすすめなのが大学院で学業を修めること。
文系にとってハードルが高い大学院でも、社会人としてのキャリア形成を進めながら、定時後や週末を利用すれば、キャリアを断念することなく思う存分学業に専念することが可能です。
学校に通う時間、課題に取り組む時間、テスト勉強、論文を書く時間など、仕事との両立で自分の時間がほぼなくなってしまい、とても大変な毎日となるのですが、その大変さ以上に充実した毎日を送ることができるのが魅力の社会人大学院。
自分が本当に学びたいことをとことん勉強できるし、大学時代よりも「学びたい」という強い気持ちがあるので、一つ一つの授業に対する情熱も自ずと変わってきます。
時に社会人の場合、仕事や生活していく中で疑問に思ったこと、解決したいこと、深めたいことなど、はっきりとした目的を持って大学院の専攻を選び、それについての学問を研究できるというのもお勧めな理由。
問題意識を持ち、現状を調べ、解決策を模索していくという学びを通して、さまざまな課題を解決するための深い知識を大学院で得て、それを実生活で実践していくということが可能となります。
何が学びたいのかの検討が大切
社会人で大学院に行く場合、深めたいことは何かというところを軸として、大学や大学院を選び、その大学院でじっくりと自分が研究したい分野に取り組むことで、本当に充実した学び直しができるようになります。
資格のような、大学院を卒業していなければできない仕事というのはごく限られてはいますが、実利的に役立つ、役立たないを超えて、自分の興味があることを深く追求できる時間となりますので、本当に何がしたいのかを中心にしっかり検討することが大切です。
同級生とのコミュニケーションも魅力
社会人大学院生として通うこととなる大学院では、学部から上がってきた学生、留学生、他の社会人学生など、様々な背景を持った方々と同級生となります。
そのため、授業やゼミなどの意見交換ではたくさんの異なった視点からの意見を聞くことができ、一つ一つの授業が非常に興味深いものとなります。
また、授業と授業の間の時間や図書館・研究室での研究時間などにもコミュニケーションをとることができ、多様な価値観に触れる機会となるのも社会人大学院の魅力です。
大学院入試対策
ここまで、社会人街学院が文系におすすめな理由をご紹介しました。
最後に大学院の選び方と入試対策をご紹介します。
大学院の選び方
大学院はまず、私立か国公立かを選びます。
学費が倍以上違うので、興味がある分野がそこにしかない場合や師事したい教授がいるという場合、社会人受け入れがそこにしかない場合を除き国公立に通うのがおすすめ。
大学院によって社会人でも通いやすい夜間授業と土日授業を開講しているところがあるので、まずはその2つの条件で探してみてください。
私の場合、幸いにも自分が興味があった分野で、自宅から電車で30分、職場から1時間の距離に国公立大学の大学院があったので、そちらに通いました。
ちなみに、大学院の探し方ですが、『スタディサプリ社会人大学院』という本が出版されているので、こちらを読むのがおすすめです。
この本を読むのと大学院のホームページを見るという形が一番いいかなと思います。
※大学院選びはこちらがおすすめです
入試対策
入試対策ですが、大学院の説明会に行くと入試問題やおすすめ書籍をもらったり買ったりできることが多いので、それを活用します。
私は入りたい大学院の説明会でもらった過去問を解きながら、その分野に関する文献を読む方法で対策しました。
また、説明会では教授陣が執筆した「学問のまとめ」の様な本が売っていたりするので、売っている場合は絶対購入してください。
大学院の入試問題は、大学院の教授陣がつくるので、先生たちの研究分野の問題が出ます。敵を知り己を知れば百戦殆からず 、ではないですが、先生の研究を知ることが、大学院合格のためには必須です。
※大学院の入試対策についての詳細はこちら
英語対策はスタディサプリがおすすめ
大学院の入試には英語の試験がある場合が多いです。
私はトイックを利用して、英語は免除だったので、一番のおすすめはトイック利用です。
ただ、トイックも必要点数が高かったり、仕事が忙しくて受験できない場合もあるので、その場合はスタディサプリ高校講座の英語の授業を勉強するのがおすすめ。
中1から高3までの英語をしっかり勉強することができ、長く英語を使っていなかったという場合でも、自分の苦手なところを集中的に勉強することができます。
ちなみに、社会人の学び直しにも役立つサービスで、私も古典や歴史、物理、数学などの授業をスタディサプリで今勉強しています。
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オンラインビジネス英会話
社会人大学院を考える際にビジネス英語レベルの英語力があるととても便利ので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。
授業でも英語を多く使用します。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
大学院入試の準備や授業で使う英語対策という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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終わりに
この記事では、社会人大学院が文系におすすめな理由について実際に大学院の修士課程を修了した経験をもとにご紹介しました。
仕事と学業で体力的には大変なことも多いのですが、とてもやりがいがあり、好きなことを自由に研究していくことができる大学院はおすすめです。
入ろうか迷っているという場合は是非一度説明会に参加なさってみてください。
※卒論や修論の書き方はこちら