すみくにぼちぼち日記

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大学院入試対策(社会科学系)は問題の傾向把握が必須-過去問と英語資格(TOEIC)対策に力を入れよう

大学院入試を受けるとき、大学受験とは違い対策本や受験対策講座などが無いことが多いです。

私は社会人2年目に母校ではない大学の大学院一般入試を受けたのですが、その際にも何を対策しようか迷いました。

最終的に、試験に向けては①大学院の入試の傾向、②英語資格の取得、③研究計画の立案、の3つに力を入れたのですが、今回は受験するには未知な部分が多い大学院入試対策について、特に社会科学系の分野に焦点を当ててご紹介いたします。

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大学院説明会には絶対に参加する

大学院入試を受けようかなと考えたとき、一番初めに実施してほしいことは、大学院の説明会に参加すること。

私は説明会への参加が大学院入試に合格できた一番の鍵だと思っています。何故なら、説明会で頂いた資料や購入した書籍が受験対策でものすごく役に立ったから。

大学院にもよりますが、私の通った大学院の説明会では、説明会当日の過去問や大学受験で必要な書類の数々が配られました。個別で請求できることもありますが、1日で必要な書類が全て揃う説明会には絶対に行ってください

そして、説明会に行ったときに、教授たちの研究の概要が紹介された書籍が販売されていました。この時はなんとなく購入したのですが、この書籍がその後の大学院入試対策でものすごく役に立ったのです。ですから、仮に同じような書籍が説明会で販売されていたならば、迷わず購入することを強くお勧めします。

ちなみに、社会人が通える大学院情報は、リクルートが発行している『スタディサプリ社会人大学院』という冊子がとてもおすすめ。この冊子を使って、通学時間や研究内容などを考えながら大学院や専攻を選ぶと良いかなと思います。

 

スタディサプリ社会人大学院はこちら

 

大学院の教授の研究内容を把握する

大学院入試の問題は、実は、複数の教授が作成しています。

持ち回りで担当になるため、毎年同じ面々となる訳ではないそうですが、担当となった教授達が作成しているそうです(教授から聞きました)。

大学の講義や試験を受けてきて分かることは、大学の試験や講義は教授の研究している内容が殆どだということです。つまり、大学院入試の問題を教授が作る場合には、大学の試験と同じく教授が自分の専門分野の問題を出題する傾向にあると言えます。

したがって、取り組むべきことは大学院の専攻分野の教授達の研究内容を把握することなのです。

例えば、私は経済学(経営分野)修士なのですが、大学院入試の際は受験する大学院の経済学系の教授たちと経営学系の教授たち両方の研究分野について一通り目を通しました。一通りその分野に目を通した後、自分が戦えそうな分野を5個程度まで決めて、その分野の勉強に取り掛かりました。

そして、この大学院の教授の研究に一通り目を通す作業で役に立ったのが、上述の大学院説明会で購入した書籍だったのです。

 

過去問を入手し徹底的に分析-勉強する分野を絞る

自分が分かりそうな分野を決定してから、今度は過去問に目を通します。私の大学院の入試では15分野程ある出題範囲から4つを選択して回答するというものでした。ですから、私は15分野の内5つの分野を勉強することにしました。

経済系では数学や統計など、経営系ではマーケティング経営学など色々な分野がありましたが、私は経営学部卒でも経済学部卒でもなく、この分野は全て素人でした。しかし、外国語学部を卒業しているため、国際関係などの知識がありました。

そこで選んだ分野が①国際経済、②開発経済、③国際経営、④経営学、⑤マーケティング、の5つの分野です。

分野を絞ったら、過去問で自分の分野に関係がある問題を解いていきます。2年分ほど解けば傾向が分かるので、その傾向に沿った勉強を行います。ただ解くのではなく、ときながら傾向を確認していくことがポイント

例えば、私の場合、④の経営学は一問一答が多かったので、基礎知識の暗記、①、②の国際経済や開発経済は論述が多かったので読書、③や⑤に関しては理論を学ぶとともに実際に理論が使用されている例を探していく、というような勉強を実施しました。

 

専門分野の入門書を購入し広く知識を獲得する

一問一答の多かった経営学の知識を頭に入れるというのは当たり前のことだと思いますが、それと同時に、他の分野においても専門書(基礎)を購入し、勉強しました。

基本的に、論述形式で回答する場合には基礎が分かっていなければ論理的な回答ができません。ですから、「勉強する」と決めた分野の入門書や専門書を1つだけ決めて、受験勉強を実施してみてください。

重要なことは、参考書を持ちすぎないこと。参考書を沢山持っているとどれも中途半端になってしまうので、各分野1つ(重複する場合は2分野、3分野で1つ)の参考書を極めるのがお勧めです。

 

※経営系参考書のお勧めはこちら 

ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ
 

 

※国際系参考書のお勧めはこちら

ゼミナール国際経済入門

ゼミナール国際経済入門

 

 

英語の資格試験(TOEIC等)は絶対に取得する

TOECの点数で英語の試験が免除されたり、英語の点数に加点されたりする入試制度を持っている大学院は非常に多いです。仮に受験する大学院がその様な制度を持っているのであれば、絶対にTOEICの点数を取ってください

なぜなら、TOEICは何度でも受けることができるから。大学院入試は一発勝負です。ですから、もし英語の試験で、たまたま、偶然、分からない分野が出題されたら、悔やんでも悔やみきれない結果になる可能性があります。

ですから、何回も受けることができるTOEICの点数を取ることで、そのリスクを回避できると共に、学校によっては満点扱いにしてもらえるというチャンスは絶対に利用するべきです。

私もTOEICをとったのですが、当日の大学院入学試験で50人ほど受けていたと思いますが、内、英語免除となっていたのは私含めて3人くらいでした。つまり、TOEICを用いた英語免除のシステムは、他の受験生に差をつけるためのとても重要な資格であるということができるのです。

 

TOEICの練習はこちらがお勧め 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

 

 

※英語速読練習法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

研究計画書を疎かにしてはならない

研究計画書、疎かにしてはいけません。実は私は研究計画書をけっこう疎かにしてしまいました。意識して疎かにした訳ではないのですが、計画書を書くとき、あまり自分の研究したい分野のことを深く考えていなかったため、計画がかなり甘くなってしまいい、面接で総つこっみされました。

計画書は自分が研究して解決したい問題や導き出したい結果を先に思い描いた上で、作成するのが良いと思います。

私の場合、多分ですが、計画書の点数は低かったと思います。試験の点数と英語の点数は良かったと思うので、そちらに救われた形です。

 

面接では情熱をアピール

1次試験が通ると、面接がある大学院が多いと思うのですが、面接ではとにかく情熱をアピールしましょう。

私は前述のように、研究計画書が甘かったので、面接でものすごくつっこまれました。ですが、その度に、「いや、私は、絶対に、貴学で勉強したいんです!!! なぜなら…」など、ものすごく勉強したいアピールをしました。

「うちの大学じゃなくてもできる」とか色々言われますが、諦めずに、熱意を持って、自分の情熱をアピールしてください。

 

大学の成績と論文がどこまで重要かはわからない

大学の成績や論文を提出する必要があったりするのですが、正直なところ、どの程度影響するかはわからないところがあります。

ただ、単位を落としていたり、あまりにも悪い成績でなければ、よっぽど影響しないのではないかなと思います。

仮に影響したとしても、入学試験の点数が良ければ、無視できるくらいの影響力なのではないかなと推測しています。ちなみに私は大学で124単位で卒業できるところ、230単位というとてつもない単位数を取得していましたが、成績は普通でした。

 

教授訪問に意味があるかはわからない

よく、大学院入試について検索すると、「研究室訪問を実施すべき」と書いてありますが、実際にこれがどの程度影響するかは未知数です。

一般入試の場合、テストの点数がかなり大きなウェイトを占めると考えられますので、教授への個人的なアプローチはあまり意味が無いのではないかなと思います。

と言うのも、客観的に見て、テストの点数がいい方が「入学させるべき」と教授会で言われやすいですよね。仮に入試の点数が低い学生を推薦する教授が居たら、「何か受験生と関係を持っている」と疑われかねません。

ですから、まずは入試でいい点数を取ることを考えて準備してください。

 

終わりに

今回は大学院入試対策について、とくに一般試験では傾向の把握と傾向に応じた勉強を実施することが大切で、また、英語資格の活用が大きく結果に影響するということをご紹介しました。

大学院入試ですが、大学入試のような完成された勉強方法というのは有りません。ですから、受験する大学院の教授陣の研究内容をしっかりと把握した上で、大学院の入試傾向にあった形で勉強するというのがとても重要になるのです。

 

※就職活動のエントリーシートの書き方はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※大学院と仕事の両立についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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