社会人で大学院に通いたい時に気になるのが会社の許可が必要なのかどうか。
この記事では社会人大学院と会社の許可についてご紹介します。
社会人大学院に会社の許可は必要?-万全を期すのがおすすめ
社会人で大学院に入りたいと思った時に考えるのが社会人大学院に通うことを会社に報告するかどうか。
会社への報告義務があるかというのは、実は会社によってまちまちで、勤め先の就業規則を参照することが必要です。
会社に迷惑をかけることがないように工夫したとしても、会社の就業規則で何かしらの規定がある場合、罰則などを受ける可能性があります。
せっかくポジティブな理由で大学院に進むのですから、後で問題が起こらないよう万全を期すのがおすすめです。
会社や上司への報告が無難
会社の規則などで規定されている場合はもちろんですが、規則に書いていない場合にも上司などには報告しておくのがベターです。
私も直属の課長、部長、常務取締役へは報告して大学院に行きました。
というのも、学校に行くためには毎日定時に帰ったり、平日の昼間に有給を使ったりと何かと工夫が必要となり、その時に上司の耳に入れておけば融通がききやすいからです。
報告のタイミングは合格後でOK
報告のタイミングは合格後に入学が決定してからでOKです。ただ、受験勉強中も何かと配慮が必要という場合は受験することを上司に伝えておいてもいいかもしれません。
私は受験中は特に報告せず、大学院に合格してから報告しました。受験中は受験勉強で毎日定時に帰っていましたが、受験前から定時退社が多かったため、特に気づかれることもなかったです。
大学院卒業後は報告が必要な場合も
大学院卒業後は学歴が変わるため社員情報の更新が必要となり、人事への報告義務があると思います。私の会社も報告義務がありました。
報告後ありがたいことに大学院卒の給料へと基本給が引き上げられたので、会社によってはお給料面で優遇されるかもしれません。
大学院入試対策
ここまで、社会人大学院に進学する際の会社への報告についてご紹介しました。
最後に大学院の選び方と入試対策をご紹介します。
大学院の選び方
大学院はまず、私立か国公立かを選びます。
学費が倍以上違うので、興味がある分野がそこにしかない場合や師事したい教授がいるという場合、社会人受け入れがそこにしかない場合を除き国公立に通うのがおすすめ。
大学院によって社会人でも通いやすい夜間授業と土日授業を開講しているところがあるので、まずはその2つの条件で探してみてください。
私の場合、幸いにも自分が興味があった分野で、自宅から電車で30分、職場から1時間の距離に国公立大学の大学院があったので、そちらに通いました。
ちなみに、大学院の探し方ですが、『スタディサプリ社会人大学院』という本が出版されているので、こちらを読むのがおすすめです。
この本を読むのと大学院のホームページを見るという形が一番いいかなと思います。
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入試対策
入試対策ですが、大学院の説明会に行くと入試問題やおすすめ書籍をもらったり買ったりできることが多いので、それを活用します。
私は入りたい大学院の説明会でもらった過去問を解きながら、その分野に関する文献を読む方法で対策しました。
また、説明会では教授陣が執筆した「学問のまとめ」の様な本が売っていたりするので、売っている場合は絶対購入してください。
大学院の入試問題は、大学院の教授陣がつくるので、先生たちの研究分野の問題が出ます。敵を知り己を知れば百戦殆からず 、ではないですが、先生の研究を知ることが、大学院合格のためには必須です。
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英語対策はスタディサプリがおすすめ
大学院の入試には英語の試験がある場合が多いです。
私はトイックを利用して、英語は免除だったので、一番のおすすめはトイック利用です。
ただ、トイックも必要点数が高かったり、仕事が忙しくて受験できない場合もあるので、その場合はスタディサプリ高校講座の英語の授業を勉強するのがおすすめ。
中1から高3までの英語をしっかり勉強することができ、長く英語を使っていなかったという場合でも、自分の苦手なところを集中的に勉強することができます。
ちなみに、社会人の学び直しにも役立つサービスで、私も古典や歴史、物理、数学などの授業をスタディサプリで今勉強しています。
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オンラインビジネス英会話
社会人大学院を考える際にビジネス英語レベルの英語力があるととても便利ので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。
授業でも英語を多く使用します。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
大学院入試の準備や授業で使う英語対策という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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終わりに
この記事では、社会人大学院進学時の会社への報告や許可取得についてにご紹介しました。
仕事と学業で体力的には大変なことも多いのですが、とてもやりがいがあり、好きなことを自由に研究していくことができる大学院はおすすめです。
今、入ろうか迷っているという場合は是非一度説明会に参加なさってみてください。
※卒論や修論の書き方はこちら