英語以外の外国語を学びたいと思ったときに、どの言葉を勉強するのがいいのか、中々決まらないと言う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外国語について、英語以外のおすすめの言語と選び方をご紹介します。
- 外国語 英語以外のおすすめ-ビジネスなど実用性が高い言語から簡単な外国語まで
- 英語以外の外国語選び方
- ビジネスで使える実用性の高い言語
- 美術や音楽に興味がある場合のおすすめ
- 簡単でおすすめな第二外国語
- DMM英会話の活用でトリリンガルに
- 終わりに
外国語 英語以外のおすすめ-ビジネスなど実用性が高い言語から簡単な外国語まで
英語以外の外国語を学びたいと思ったときに気になるのが、おすすめな外国語は何語かと言おうこと。
外国語の選び方として一般的なのは、「習得が容易な外国語を学ぶ方法」、「自分の興味がある外国語を学ぶ方法」、そして、「役に立つ可能性が高い実用的な外国語学ぶ方法」です。
この記事では英語以外の外国語について、その選び方と各言語の特徴を、外国語学部卒の視点でご紹介します。
英語以外の外国語選び方
英語以外に勉強したいと思ったときの外国語の選び方として、大きく「ビジネスなどで実用的な外国語」、「興味がある外国語」、「簡単な外国語」の3つのくくりで勉強する外国語を選ぶ方法があります。
先ずはこの3つの選び方について、メリット・デメリットをご紹介します。
ビジネスなどで実用的な外国語
一番最初に思いつく選び方が、実用的な外国語を選ぶ方法。ビジネス現場で使いやすかったり、日本国内に話者が多い言語などが実用的な外国語です。
例えば中国語やスペイン語が当てはまります。
どちらも、話者が多く、日系企業が多く進出しており、英語での商談が著しく難しい地域の言語です。
中国やメキシコ以南のアメリカ大陸での仕事をするときにとても役に立つ言語で、また、日本で仕事をする際にも多くの中国出身者や中南米出身者と関わる際に役立つ言葉でもあります。
メリットとして、海外で働くようになった場合に大学で学んだことを生かすことができる点が挙げられます。
一方で、この地域に興味が無い場合にはモチベーションの維持が難しく、十分なレベルに言語能力を高めることができない可能性もあるというデメリットもあります。
興味がある外国語を履修
興味がある外国語を履修すると言うことも選び方の一つです。
例えば、絵画に興味があればフランス語、バレエに興味があればロシア語、音楽に興味があればドイツ語など、それぞれの地域の文化に興味がある場合に、その地域で話される言語を選ぶという方法です。
メリットは、学習するときにモチベーションを高く維持することができる点があげられます。一方で、例えばフランス語、ドイツ語、ロシア語は仕事で生かすことが少し難しいという点があります。
勿論、ビジネスで役に立つ中国語やスペイン語圏の文化に興味があれば、このデメリットは当てはまりません。
※美術についての記事はこちら
比較的簡単な外国語
日本人にとって簡単な外国語を選ぶと言う方法も考えられます。
日本人が学ぶにあたって簡単な言語としては韓国語やインドネシア語が挙げられます。韓国語は文法が日本語とほぼ同じで、似た単語も多いので、学び易い言語。
インドネシア語は文法が容易で覚えることも少ないので、英語が苦手だったという記憶がある方でも楽しく学べる言語です。
ビジネスで使える実用性の高い言語
ここからは、ここまで紹介してきた、第二外国語の選び方に沿って、それぞれの外国語の特徴をご紹介します。
先ずはビジネスで使える実用性の高い言語の代表として、スペイン語と中国語をご紹介します。
スペイン語の特徴
使用できる国の多さならスペイン語がおすすめです。
英語についで世界で2番目に通じる国が多い言語で、メキシコを含む中南米全域(ブラジル、ギアナ三国、ベリーズを除く)で使用されていますし、世界で3番目に母語話者が多い言語でもあります(中国語、英語、スペイン語の順)。
ヨーロッパとアメリカ大陸どちらでも広く使用できるのも魅力の一つ。ヨーロッパを歩いていて、スペイン語で話しかけると、3人に1人はこちらの言うことを分かってくれますし、アメリカの南部でもスペイン語が頻繁に使われています。
また、近年メキシコへの企業進出が進んでいるので、将来南北アメリカ大陸で外国語を使って仕事できる可能性も高いです。
ちなみに私もスペイン語を学び、会社に入社後は南米での営業の仕事を担当し、現在はメキシコに駐在して英語やスペイン語を日々使用しながら仕事をしています。
ヨーロッパの言語を実用性の観点で選ぶならスペイン語がお薦めです。
※スペイン語おすすめ入門書はこちら
※スペイン語のおすすめ学習ブログはこちら
中国語の特徴
日本で仕事をする場合にも使いやすいのは中国語です
世界第2位の経済大国で日本との関係も深い中国ですから、仕事の面でも中国と取引をしている企業は多く、将来役に立ちます。
警察や教員採用試験なども中国語枠があったりしますので、そういう方面も考えているならアドバンテージになると思います。
日本企業で中国に工場やオフィスを持っている企業も多いため、日本企業に勤めている中で、中国出張や中国への駐在などの機会も多く有ります。
※中国語のおすすめ学習ブログはこちら
ポルトガル語
ポルトガル語もおすすめ。
ポルトガル本国のみならずブラジルやアフリカ諸国でも使用されるポルトガル語。実は日本にも多くの話者がいる言語です。
日本には日系ブラジル人の方々が多く住んでおり、日系ブラジル人の方と関わる仕事に就く場合にもポルトガル語は重宝します。
日本からブラジルに渡った方々が住むブラジルの日本人居住区も日本の昔の姿を垣間見ることができるので旅行におすすめです。
※ポルトガル語のおすすめブログはこちら
美術や音楽に興味がある場合のおすすめ
仕事上で使う機会は多くないですが、趣味や文化への興味から言語を選ぶのであれば、例えばフランス語、ロシア語、ドイツ語などが候補としてあがるかなと思います。
フランス語の特徴
絵画やバレエなどの芸術に興味がある場合はフランス語がおすすめ。
印象派を始めとしたフランス絵画やフランスバレエはフランス語が分かるとより深いところまで理解することができます。
発音も規則正しく、発音のしづらさは有りますが、英語などに比べたら容易ですし、文法的には難易度が低い言語ということで、勉強し易い言葉です。
特にアフリカの旧植民地の国々でも話される言語で、アフリカを中心に世界に2億700万人ほどの話者がいます。
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ロシア語の特徴
ロシアのバレエやロシア建築などに興味がある場合はロシア語が面白いかなと思います。
旧ソ連に属していた国々でも通じるという点もロシア語の魅力の一つです。
一方で、キリル文字を勉強する必要があったり、文法が難しいという点が難点の言語でもあります。私はスペイン語とポルトガル語で仕事をしているのですが、ロシア語は途中で挫折してしまいました。
ただ、個人的にもロシア語はもう一度挑戦したい言語です。
日本から一番近いヨーロッパであるロシアは町並みも美しく、ウラジオストクなどは飛行機で2時間程度で行くことができるため、勉強した言葉を使う機会を作るのは比較的容易な言語です。
※ロシアのウラジオストクの記事はこちら
ドイツ語の特徴
クラシックが好きという場合にはドイツ語がおすすめ。
ドイツ語はドイツ本国のみならず、オーストリアやスイスの一部地域などでも話させる言語で、音楽について深く知りたいという時には知っておくと便利な言葉です。
一方で、ドイツ語圏の方々は英語がとても上手なので、ビジネスという観点ではドイツ語ができなくても英語で代用できるというのが実情。
文法も難しいため、勉強し易すさという面ではロシア語と共に「難しい」分類に入ります。
※音楽の都ウィーンの記事はこちら
簡単でおすすめな第二外国語
最後に、簡単でおすすめな外国語として韓国語をご紹介します。
朝鮮語(韓国語)の特徴
韓国語の特徴として、日本語に文法が近く、単語も似た単語(日本語の借用語)が多く存在するため、日本人にとって学び易いという点が挙げられます。
例えば、学生は韓国語で「はくせん」、など、日本語に近い発音で同じ意味を指す単語が多く存在します。
また、「私は大学生です」なら、「なぬん(私は)てはくせん(大学生)いむにだ(です)」と、日本語と全く同じ語順となります。
勿論、K-popが好き、という場合には、興味を持って学ぶことができます。
一方で、韓国の方が日本語を話せる場合が多く、ビジネスを慣例的に日本語で行うことがあったり、英語もよく通じるので、ビジネスと言う面ではあまり使われない言語です。
※オンライン韓国語はこちら
DMM英会話の活用でトリリンガルに
一昔前は、外国語は身につかないと言われてきたのですが、現在は英語以外の外国語でも十分に仕事で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。
というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。
中でも英語以外の言語をネイティブと練習するときにおすすめな英会話教室がDMM英会話です。
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終わりに
この記事では、英語以外の外国語を学びたいと思ったときのその選び方と各言語の特徴をご紹介しました。
外国語の選択ではビジネスに強い言語を選ぶ方法、興味がある文化や国にフォーカスする方法、学び易さを重視する選び方をご紹介しました。
この記事では、筆者おすすめの選び方をご紹介しましたが、一番大切なのはモチベーションを保ちながら長く勉強できることです。
ですので、まずはご自身が興味がある国や文化圏で話されている言葉をいくつかピックアップして、その中から選んでいくというのもいいのかなと思います。
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