大学に入学したときに悩むのが第二外国語の選択。
この記事では、大学の第二外国語について、ポルトガル語はおすすめなのかをご紹介します。
- 第二外国語 ポルトガル語はおすすめ?-日系コミュニティに興味があるならポルトガル語
- 大学で選択できる主な第二外国語一覧
- ポルトガル語の特徴とおすすめポイント
- ポルトガル語の難しいポイント
- オンラインの活用でトリリンガルに
- 終わりに
第二外国語 ポルトガル語はおすすめ?-日系コミュニティに興味があるならポルトガル語
大学に入学するときに悩むのが第二外国語で何語を選ぶのかと言うこと。
第二外国語は大学によって準備されている言語は異なるのですが、大学卒業のためには必須の教科です。
外国語の選び方として一般的なのは、「単位の取得が容易な外国語を履修する方法」、「自分の興味がある外国語を履修する方法」、そして、「将来役に立つ可能性が高い外国語を履修する方法」です。
この記事では第二外国語について、特にポルトガル語についておすすめポイントや難しい点などを、外国語学部卒の視点でご紹介します。
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大学で選択できる主な第二外国語一覧
まず最初にご紹介するのは、大学で選択できる主な外国語です。第二外国語の選択肢は学校によって異なっていますが、特に国際系や外国語系の学部・学科がある大学では選択肢が多い傾向にあります。
下記の6ヶ国語は多くの大学で第二外国語として用意されています。
・フランス語
・ドイツ語
・中国語
・朝鮮語(韓国語)
・スペイン語
・ロシア語
大学によっては他に下記のような言語を準備している大学もあります。
・ポルトガル語
・アラビア語
・イタリア語
・インドネシア語
ポルトガル語の特徴とおすすめポイント
ポルトガル語は第二外国語としておすすめしたい言語です。
理由は、まず、発音が日本語と似ており日本人にとって発音しやすい言語なので、初心者でも会話しやすい言語だということ。
英語のように発音が難しくて発話しにくいということがありません。
また、本国ポルトガルの他、ブラジルやアフリカの国々でも公用語となっており、海外にいる日系人や在日外国人の母語としても使用されているため、日系人コミュニティなどに興味があるという場合にもおすすめな言語です。
発音が日本語と似ている
ポルトガルは母音が日本語よりも多いのですが、基本的に発音しやすい言語です。
英語のように綴りによって発音が変わったり、一つの文字がいくつも発音を持っているということがないので、発音がわかりやすい言葉だと言えます。
また、子音との組み合わせでも、ほぼローマ字読みで読めるので、文字の読み書きも易しい言語です。
そのため、初心者でも学びやすく、間口が広いため、言語を身に付けていく感覚を体感できるのがポルトガル語を学ぶ魅力かなと思います。
最初の一歩目で躓くことがないので、初級から中級、上級へと進みやすいのもポイント。
新しく言語を始める場合にも成長を実感できることでモチベーションを保ちながら勉強を続けていくことが可能です。
多くの国で使用される
ポルトガル語は、本国ポルトガル以外にも様々な国で使用される言語で、特にブラジルでは2億人もの人々がポルトガル語を母語としています。
ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカ、アジアと広く公用語とされているのも魅力の一つ。
思わぬ国々でポルトガル語が公用語とされているため、これまであまり興味がなかった国にも興味をもつことができるのも良い点かなと思います。
ビジネスで使えて実用性が高い
近年、ラテンアメリカの経済的な重要性も高まってきています。
特にブラジルは2億人を抱える一大市場ということで日系企業も多く進出しており、駐在員として赴任する機会も増えています。
私もポルトガル語を学び、会社に入社後はブラジル向けの輸出業務の仕事を担当して、英語やポルトガル語を日々使用しながら仕事をしていました。
実用性の観点でもポルトガル語はお薦めです。
ポルトガル語の難しいポイント
メリットも多いポルトガル語ですが、一方で難しいと感じる部分もあります。
特に動詞の活用が多かったり、文法が複雑だったりするので、文法などで躓いてしまわないように、初年度の授業はしっかりとでて、ポルトガル語の構造を理解すること大切です。
動詞の活用が大変
ポルトガル語で一番大変な部分ともいえるのが動詞の活用。
動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを差します。
英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。
ポルトガル語の動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、点過去、線過去、未来、過去未来などの形が、接続法に現在、過去、未来などの形があり、それぞれ人称(私、君、彼・彼女、私たち、君たち、彼ら・彼女ら、という6つの主語ごとに動詞を変化させていきます。
この動詞の活用を覚えるというのがポルトガル語の最初にして最大の難関です。
文法が複雑
言語の文法はそれぞれに難しいところがあるのですが、ポルトガル語の場合は直説法と接続法を理解するところが特に難しい文法で、接続法の概念は日本人にとっては「よくわからない」と感じる部分です。
この直説法と接続法をマスターしようと思うと結構な時間がかかるのですが、最初の内は直説法だけをしっかり覚えて使えるようにするといいかなと思います。
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オンラインの活用でトリリンガルに
一昔前は、大学の第二外国語は身につかない、単位を取るために授業を受ける、などと言われてきたのですが、現在は第二外国語も十分に仕事で使えるレベルまで引き上げることができるようになりました。
というのも、最近ではオンライン英会話教室がリーズナブルな価格で質の高いオンライン英会話のレッスンを用意しており、オンライン英会話教室を利用することで、自宅にいながら生の外国語に気軽に触れることができるようになったのです。
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終わりに
この記事では、大学の第二外国語について、ポルトガル語がおすすめかどうかをご紹介しました。
ポルトガル語は発音が易しく、日本人にはチャレンジしやすい言語で、世界中に話者がいるため、実用性も高いという点で第二外国語ではおすすめな言語です。
動詞の活用が多かったりと覚えることも多いですが、最初のうちにしっかりと覚えるようにすればしっかりと身に着けていくことができる言語ですので、ポルトガル語を検討しているという場合は是非ポルトガル語にチャレンジなさってみてください。
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