すみくにぼちぼち日記

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経営学のおすすめな本3選-経営学修士過程で出会った分かり易くて面白かった本とは

社会人として働いていると興味が出てくる経営学。

様々な専門書や実用書がある経営系の分野ですが、どの本を読めばよいのか迷ってしまうということがあります。

この記事では、社会人大学院生として修士課程に通っていたときに特に面白いと感じた経営系の本を3冊ご紹介します。

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経営学のおすすめな本3選-経営学修士過程で出会った分かり易くて面白かった本とは

経営学を学ぶための本として、経営の理論系の本、経営学の応用編の本、そして実用書という3つのタイプの本があります。

読みやすいのは実用書なのですが、今回は「経営学」という学問として経営を学びたいと思ったときにおすすめな、経営理論の本と経営学の応用の本でおすすめな3冊の本をご紹介します。

 

『ゼミナール経営学入門』

はじめにご紹介するのが、『ゼミナール経営学入門』という本。

この本は、経営学とはどの様なものなのかということが書かれた経営理論を1冊で学ぶ事ができる本です。

内容は経営学の外観とそれぞれの理論の説明となっており、経営学を「環境のマネジメント」と「組織のマネジメント」という2つの軸で捉えて解説されています。

所謂テキストのような本で結構読み応えが有る分量なのですが、自分が気になる分野だけを集中的に学んだり、分かりにくいところの解説を読む「事典」のようにも使えるので、1冊持っていると便利。

私は大学院入試の時にこちらの本を使って一から経営学を勉強したのですが、経営学の基礎を網羅している本なのでとても役に立ちました。

初めて経営学に触れるという場合にもおすすめな本です。

 

『ブラックスワンの経営学』

『ブラックスワンの経営学』は、経営学という学問を「ケーススタディ」という、実例を用いた検証方法で解読していく本。

内容は、通説を覆して生まれたイノベーションの事例を検証し、通念や固定観念を崩す結果となった理由と原因を紐解いていくという本。

先にご紹介した『ゼミナール経営学入門』のような、一般的な理論とは別の行動を起こした結果、思いがけないイノベーションや大きな変化が生まれるという例を色々知ることができて、とても面白い本です。

事例の検証は、所謂学術的な検証方法で検証していくため、実用書のような分かりやすさはないのですが、学問として、「ありえないこと」がありえた理由や論理を検証していく過程というのも読み応えがあるかなと思います。

 

『イノベーションのジレンマ』

『イノベーションのジレンマ』は、時にメーカーにおいて、現在の時点で大きなシェアをとっている製品が、「破壊的イノベーション」と呼ばれる技術革新によって一掃されてしまう、その変化と原則を解説する本。

メーカーに拠って生み出される製品は、新商品の時はほぼ認知度もないのですが、地道なマーケティングに拠って市場に受け入れられると、その技術をより良い方向へ改善していく「持続的イノベーション」を起こしていきます。

これによって製品性能が上がったり、使いやすくなったりして、消費者に加速度的に浸透していくのですが、「破壊的イノベーション」を遂げた製品が登場することで、従来の製品があっという間に市場から締め出されてしまうのです。

例えば、フィルムカメラとデジカメ、携帯電話とスマートフォン、カセットとMDとCD、などがその良い例かなと思います。

大企業では破壊的イノベーションが起こりづらく、顧客満足度を追及した安定した技術革新を行っている間にベンチャー企業などが破壊的イノベーションを起こし、大企業が衰退していく、という一連の流れは、現在でも良く見る光景。

大企業だったとしても、常に破壊的イノベーションに目を向けながら、企業活動を進めていかないと、栄枯盛衰の連鎖の中に巻き込まれてしまうのかなと思います。

 

終わりに

この記事では、経営学を学びたいと思ったときにおすすめな本を3冊ご後紹介しました。

『ゼミナール経営学入門』は経営学の外観と基礎を学ぶ事ができ、『ブラックスワンの経営学』は通説を覆す事例研究を、『イノベーションのジレンマ』は企業の栄枯盛衰の起点となる出来事や一連の流れを良く知ることができます。

この3冊は経営学を学んでみたいという場合にとても役立つ本ですのでおすすめです。

 

※ヨーロッパ史を学ぶのにおすすめな本はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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