アメリカに渡航したい場合、ESTAというプログラムへの登録が必須です。また、ESTAを既に申請したと言う方も、2年で効力が切れてしまうので、アメリカへ渡航する予定がある場合には失効する前に再登録することが必要となります。
この記事ではESTAの登録方法を実際の登録画面の写真を見ながら解説します。
Esta申請方法を日本語で解説-アメリカ入国72時間前までにESTAを登録する
アメリカ入国前に必ず登録しなければならないESTAですが、重要な注意点が有ります。
①アメリカ入国の72時間前までに登録する
③US Custome and Border Protectionが運営する正規のHPで申請する
④ESTAの有効期限は2年
①アメリカ入国の72時間前までにESTAの登録を行う
ESTAの登録は最大72時間かかるため、アメリカに入国する72時間前までに必ず申請しなければなりません。ESTAの申請が通っていないとアメリカに入国することができず、アメリカ国境前でとんぼ返りしなければならなくなります。
②アメリカで乗り継ぎの場合にもESTAは必須
最終目的地がアメリカではなく、メキシコや南米などの場合でも、アメリカを経由する際にはESTAの申請が必要です。
乗り換えだけだとしても、必ずESTAの申請を実施するようにしてください。
③ESTA非公式と公式HPの見分け方,料金は14USD(詐欺まがいのサイトで登録しない)
ESTAを登録するときのHPは必ずアメリカ政府が運営するHPを使いましょう。
こちらが正規のHPですが、ちゃんとURLにアメリカ政府が運営している証拠である「gov」という文字が入っています。
また、上の写真の左上に「US Customs and Border Protection」のロゴが入っているのも、正規のHPであることの証明です。
ESTA申請時に「ESTA 登録方法」などと調べると、いわゆる「非公式」のHPに行ってしまうことがあり、そのサイトでは正規のHPと同じ手順を踏んでいるだけなのにも関わらず、14USD以上の支払いが生じてしまうことがあります。
そのようなHPには「代行手続き」などの文字も無く、「Official」などの文字が入っていたり、巧妙にデザインされたHPで公式サイトだと誤解させるようなHPとなっています。
このような悪質サイトに関しては在日米国大使館なども警笛を鳴らしていますので、くれぐれも注意するようにしてください。
④ESTAの有効期限は2年間, 確認はHPで
最期の注意点ですが、ESTAの有効期限は2年です。
1度登録しても2年経つと失効してしまうので、旅行前には必ずESTAが有効かどうかを正規サイトで確認するようにすると良いかなと思います。
ちなみに、登録後アメリカに渡航する、しない、に関わらず2年経つと失効するので、登録はアメリカ行きが決まってから行うようにしてください。
今回私もエスタの更新を行なったので、ここからは実際に行なった手続きの方法をご紹介します。
ESTAの申請方法と手順
ESTAの申請方法ですが、まず、正規のHPにアクセスします。
上の写真のCreate new application を選択肢、Individual Application をクリックします。
Security Notification というページが出てくるので、Confirm&Continueをクリック。
続いて現れたページの上の○を選択。
すると、自分の情報を入れるページが出てくるので、
苗字、名前、性別、誕生日、生まれた町、生まれた国、パスポート番号、市民権がある国、パスポート発効日、発行国、パスポートの期限を順に入力。
Other Citizenship/Nationalityは、二重国籍の場合ですので、Noを選択、その下の質問は違う国籍だったことがあるかという質問ですので、これもNoを選択します(該当する場合はYesを選択)。
選択したらNextをクリック。
するとメールアドレスを入力するフォームが出てくるので、メールアドレスを入力し、SEND CODEをクリック。すると入力したアドレスにコード(番号)が送られてきます。
メールで届いた番号を打ち込んでSUBMIT CODEをクリック。
こちらの画面に移動するので、住所などを入力していきます。
ソーシャルメディアの登録画面が現れるのですが、登録しなくても大丈夫です。
GE Membershipも選択する必要が無い項目。これはグローバルエントリーというものなのですが、日本人は対象外です。
続いてParentsに両親の苗字と名前を登録。
Employment informationは、職業についてで、Yesを選択してNextをクリック。
すると会社情報を入力するページに飛ぶので、会社での役職や会社名、住所、電話番号などを入力していきNextをクリック。
続いてEmergency Contact Information in or out of The U.S.という項目を入力。これは非常時のコンタクト先(アメリカ国内外どちらでも可)を入力。
家族の情報を入力すればOKです。
続いてアメリカ入国で必要な審査項目を入力。
基本的には全て「No」になります。
例えば一つ目は重大な疾病があるか、二つ目は逮捕歴があるか、三つ目は法律違反やドラッグの使用歴、5番はアメリカで職を探すつもりか、などと続いていきます。
続く項目も「No」を選択し、最後のWaiver of Rightsを読みます。
Certificationにチェックを入れます。もし子どもの分を入力している場合は2つ目のThird Parties Onlyにクリックを入れてNext。
すると支払い金額が現れるので、14USDであることを確かめてPay Nowをクリック。
Paypal かカードで支払いできるので選択。
支払い情報を入力し支払いが完了したら、手続き終わりです。
Download かPrintをクリックして、登録番号を大切に保管してください。
この後、1日ほど審査があり、審査後にESTAの登録が完了します。
終わりに
この記事では、アメリカ入国時に登録が必要なESTAの登録方法をご紹介しました。
ESTA登録時は下記4つに気をつけて、早めに申請すると良いかなと思います。
①アメリカ入国の72時間前までに登録する
③US Custome and Border Protectionが運営する正規のHPで申請する
④ESTAの有効期限は2年
尚、この記事を書いてから知ったのですが、ESTAの登録の最初の画面で言語を選ぶことができるそうです。日本語も選択可能ですので、そちらを使うのも良いかなと思います。
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