会社で仕事をしていると海外出張に行く必要がある場合があります。
急に海外出張が決まった場合には、何を持っていけばいいのか迷ってしまうこともあり、また、度々出張に行っているときにも出張先で忘れ物に気づくこともあります。
この記事では海外出張にいく場合に絶対に持っていきたい、「海外出張に絶対必要な持ち物」をご紹介します。
- 海外出張に絶対必要な持ち物リスト-海外営業で出張の際に必ず持っていく「あると便利なもの」一覧
- バッグインバッグに入れるもの【手荷物として機内持ち込み】
- 仕事用の鞄に入れるもの【手荷物として機内持ち込み】
- 身に着けるもの
- スーツケースに入れるもの【預け入れ荷物】
- 海外のホテルの選び方
- 終わりに
海外出張に絶対必要な持ち物リスト-海外営業で出張の際に必ず持っていく「あると便利なもの」一覧
海外出張の準備をしていると何をもって行けばいいのかが分からなくなってしまうことがあります。また、機内持ち込みがいいのか、預け入れがいいのかも迷ってしまいます。
この記事では海外出張時に絶対に必要な持ち物とあると便利な物を、バッグインバッグに入れる、仕事用鞄に入れる、スーツケースに入れるものに分けてご紹介します。
バッグインバッグに入れるもの【手荷物として機内持ち込み】
まず手荷物の中でもバッグインバッグに入れるものをご紹介。
バッグインバッグというのは、メインの仕事用鞄に入れることができ、必要な時に取り出せる小さな鞄のこと。
ものすごく便利なので、出張の際は必ずもって行きます。
飛行機では手荷物として持ち込んだ荷物を収納棚に入れるか足元においておく必要があるのですが、パスポートやボールペン、Kindle、音楽機器などは収納棚に入れておくと必要になった時に直ぐに取り出すことができなくなってしまいます。
そこで活躍するのがバッグインバッグ。私はここに機内で必要なものを入れておき、座席の収納ポケットに入れています。ものすごく便利ですので、出張の際は是非バッグインバッグを使ってみてください。
パスポート・ビザ（必ず必要）
海外に行く時に命の次に大切なものがパスポートとビザです。
パスポートは有効期限が６ヶ月以上残っていないと入国できない国もあるので要注意。
ビザも国によって仕事用のビザが必要になったり、「工場に入る場合は技術ビザが必要」など規定が様々です。出張前は必ず確認するようにしてください。
eチケットの控え（必ず必要）
続いて、eチケットの控え。
いらない国もありますが、手続き時に提示を求められる国もあるので、念のため印刷してバッグインバッグに入れておくと便利です。
また、入国書類を書くときにも便利です。
ボールペン（あると便利）
ボールペンは私は必ずバッグインバッグにいれてあります。国によって入国書類を書くことが必要な場合があり、その際に直ぐにボールペインが出せると便利です。
歯ブラシ・ブレスケア（あると便利）
JALだとお手洗いに歯ブラシが置いてあったりしますが、基本的には手元においておくと便利です。
あとブログの読者様からブレスケアもあると快適だとアドバイスを頂きました。海外製品は口にあわないこともあるので好きなブレスケアを持参するといいかなと思います。
リップクリーム・常備薬（あると便利）
飛行機は乾燥するのでリップクリームがあるといいと思います。
また、常備薬が必要な場合も入れておきましょう。私は貧血によくなるので鉄分のサプリを入れてあります。
マスク（あると便利）
コロナ禍の昨今は飛行機はマスク義務だったりしますが、平時でもマスクはあるといいかなと思います。乾燥から喉を守ることができます。
アイマスク（あると便利）
アイマスクもあると快適に機内を過ごすことができます。こちらもこのブログの読者様にアドバイスを頂きました。
冷えピタ・休息シート（あると便利）
こちらも「あると便利だよ」と教えていただきました。
温度調整が難しい機内では暑いときには冷えピタや休息シートがあるとひんやり快適に過ごすことができます。
汗拭きシート（あると便利）
飛行機で寝る前や朝起きたときに顔や体を拭けるシートがあるととても便利。
私は南米を担当していたので、到着するまでに４０時間ほどかかったのですが、４０時間お風呂に入れなかったので、汗拭きシートは必ずバッグインバッグに入れていました。
ティッシュ（あると便利）
ティッシュもあると良いかなと思います。思わぬところで必要になります。
飛行機が揺れて飲み物がこぼれることもあるので、ポケットティッシュは１つか２つバッグインバッグに入れておくと安心。
また、流せるティッシュは現地についてからも便利。移動中に入ったお手洗いに紙がないということもよくあります。
iPodなどの音楽機器とイヤホン（あると便利）
飛行機の中は映画を見れたりしますが、暇になることがあります。音楽機器とイヤホンがあると飛行機の時間を楽しく過ごすことができます。
書籍・Kindle（あると便利）
飛行機では本を読むのも楽しみの一つ。
静かな環境でコーヒーを飲みながら本に集中することができるので良い機会かなと思います。
お勧めはKindle。薄くて軽いので荷物にならないのも利点です。
仕事用の鞄に入れるもの【手荷物として機内持ち込み】
手荷物として使う仕事用鞄。私は出張用に１つ大容量のものを持っています。
個人的にはACEがおすすめ。容量も大きいし、丈夫なのも良いところだと思います。私は肩掛けタイプなのですが、できれば背負える３wayタイプがおすすめ。
特に工場に入ったりするお仕事の時は肩掛けだと肩が痛くなります。私も今度日本に帰った時は背負えるタイプを購入予定です。
パスポートのコピー（必ず必要）
海外だとお客さんのオフィスや工場に入る際に身分証明書の提示を求められることがあります。稀に預けなければならないこともあるので、預ける場合はパスポートのコピーを預けるのが一番です。
仕事の資料（必ず必要）
仕事の資料は出発時点で仕事用鞄に入れておくのが良いと思います。重いですが、到着後荷物の入れ替えをしなくて良いのが利点。
パソコン・iPad（必ず必要）
仕事道具として支給されるパソコンやiPadは手荷物に入れます。
私は帰りの飛行機でホテルで終らなかった報告書作りをしたりしています。 また、パソコンの充電用コードも手荷物に入れるといいと思います。
海外用携帯・ポケットWifi（必ず必要）
会社から支給されることが多いかなと思いますが、海外用携帯も手荷物に入れます。ポケットWifiは会社から支給されることが多いですが、支給がない場合は日本の空港でレンタルするのがお勧めです。
充電ケーブル（必ず必要）
充電用ケーブルも必要で。iPhone用と普通のケーブルどちらも忘れずに。
私は一度忘れたことがありましたが、到着後の空港でケーブルを探すのが大変でした。
コンセント変換アダプタ（必ず必要）
コンセントの形状が国に拠って異なるので、変換アダプタが必要。
私はいろんな形に変形させられるサンワサプライのアダプタを使用しています。１つで全世界対応なのでおすすめです。
変圧器（必要があれば）
国に拠って電圧が日本と異なるので、変圧器が必要な場合があります。
日本の電圧は世界一低い100Vです。この電圧と異なる国では変圧器が必要となります。
ちなみに、パソコンやスマホなどはユニバーサルデザインなので変圧器なしで充電可能です。
私は、充電用ケーブル、アダプタ、変圧器の３つを纏めて１つのビニールケースに入れて保管していて、出張の際はこのケースを毎回持っていくようにしています。
ウェットティッシュ（あると便利）
ウェットティッシュ、あると便利です。
特に海外でお手洗いを使用する時にすごく不潔な場合があります。ウェットティッシュがあれば綺麗にできるのでお勧め。
私は南米に出張によく言っていたのですが、ウェットティッシュはものすごく重宝しました。
地球の歩き方（必ず必要）
初めて行くところでも何度も行ったことがあるところでも私は『地球の歩き方』は必ずもって行きます。
というのも、『地球の歩き方』には非常時の対応方法が載っているのです。
私は学生時代にアルゼンチンで強盗に襲われ身包みはがされた経験があり、その時に奪われなかった荷物に『地球の歩き方』が入っていて犯罪にあったときの対処法を調べることができました。
出張の際はこちらの本を持っていくのがお勧めです。
身に着けるもの
続いて身に着けるものをご紹介。
腕時計（あると便利）
最近は携帯で時間が見れるのでなくても問題ないですがあると便利。
私は空港で買った2000円くらいの腕時計を持っていっています。尚、高級品はＮＧです。犯罪者に狙われる対象となります。
![腕時計 メンズ 電池不要のソーラーウォッチ！ 太陽光で動き続け、夜間でも視認性に優れる蓄光針やビジネスで役立つデイトカレンダーを搭載 [ LAD WEATHER ラドウェザー ] アナログ 時計 メンズ ミリタリーウォッチ アウトドア](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_gold/stash/images/thumb/lad053-thum740-001.jpg?_ex=128x128 "腕時計 メンズ 電池不要のソーラーウォッチ！ 太陽光で動き続け、夜間でも視認性に優れる蓄光針やビジネスで役立つデイトカレンダーを搭載 [ LAD WEATHER ラドウェザー ] アナログ 時計 メンズ ミリタリーウォッチ アウトドア")
サブ用財布（あると便利）
海外で犯罪に合ったことがあるので、お金やカードは必ず分けて身につけるようにしています。
私は財布は３つ持っていて、１つ目が日本でも使う本財布。こちらはホテルに保管します（金庫かスーツケースの中）。
２つ目出張中に使う用。現金とクレジットカード（会社用と個人用）を入れてあります。
３つ目は強盗に襲われた時に渡す用。３つ目には現地の現金のみ、１００ＵＳＤくらいを入れて、強盗に会ったときに差し出すようにしています。
クレジットカード（必ず必要）
いろんなクレジットカードがあるのですが、お勧めは楽天プレミアカード。Priority Passという、世界の空港ラウンジを使うことができるカードを申し込めるカードです。空港での待ち時間を有意義に過ごすことができます。年会費１万円というのもお勧めポイント。
私は楽天カードのほかにも航空会社のカードを持っていっています。マイレージが溜まるのと、上級会員になると様々なサービスが受けられるのでお得です。
※おすすめクレジットカードの詳細についてはこちらをご覧ください。
現地のお金（必ず必要）
現地のお金は日本の空港で換金していくのがおすすめ。１週間なら１万円分、２週間なら２万円分換金すれば十分だと思います。基本的に海外ではクレジットカードが利用できますが、町の小さな食堂などで食事する場合などに現金が必要です。
またアメリカは空港からの送迎バスやタクシーなどが意外とクレジットで支払えなかったり、まちでも現金のみのところがあって、現金が意外と必要です。
自分の携帯（必ず必要）
個人の携帯も忘れずに持っていきます。携帯は海外通信費がかかる恐れがあるので、機内モードにしたままWifiをオンにすれば、海外のWifi環境でインターネット接続ができます。
通話はできないのですが、ホテルなどのWifi環境ではLine通話が無料できるので、おすすめです。
スーツケースに入れるもの【預け入れ荷物】
スーツケースに入れて空港で預ける荷物をご紹介します。
ちなみに海外に行くときのスーツケースのお勧めはサムソナイト。軽くて丈夫。特に会社のサンプルなどを持っていく時は重量オーバーが気になるので、スーツケースは軽ければ軽いほど良いです。
私はスーツケースを大きさ違いで４つほど持っていますが、最初に買った１つ以外は全てサムソナイトです。
※サムソナイトのレビューはこちら
服と部屋着（必ず必要）
普段着と部屋着は忘れないように気をつけたいところ。特に部屋着を忘れがちなので、お気をつけください。
あと、靴下と下着も忘れないようにお気をつけくださいね。
眼鏡とコンタクト（必ず必要）
眼鏡とコンタクト、忘れがちです。
特にコンタクトケースと洗浄液はしっかりスーツケースに入れるようにしましょう。
スリッパ（あると便利）
海外のホテルはスリッパがついていないことが多いので、あると便利。
歯ブラシと歯磨き粉と髭剃り（必ず必要）
海外のホテルは基本的には歯ブラシなどがついていないのでスーツケースで持っていくのが良いと思います。
着た服を入れる袋（あると便利）
私は着た服を入れる袋をよく忘れます。あると便利なので入れておくと良いかなと思います。
仕事着一式-スーツ・作業着・ベルト（必ず必要）
仕事で着る服は忘れないようにしましょう。アジア圏なら来て行っちゃうのも良いと思います。アジア出張の場合ついてすぐ仕事のことがあるので、着替える手間が省けます。
欧米は着ていくと肩が凝るので、スーツケースに入れて持っていくのが良いかなと思います。私はアメリカでの展示会でスーツを着る以外は基本的に作業着着用ですので、作業着を忘れないように気をつけています。
仕事用の靴（必ず必要）
スーツなら革靴、作業着なら安全靴が必要です。
仕事道具(必ず必要）
仕事で必要なアイテムを忘れないように気をつけましょう。
工場に入るなら「耳栓、防護用メガネ、安全服、ヘルメット」などですが、防護用メガネを忘れがちです。
測定器類は要注意
ノギスやマイクロメータなどは要注意。国に拠って輸入税がかかります。メキシコは輸入税が必要で、大金を支払ったことがあります。
必要な場合は現地に確認してから持って行くようになさってください。
名刺（必ず必要）
名刺結構忘れがちなので忘れないように気をつけたほうが良いかなと思います。
ボールペンと文房具（必ず必要）
メモ帳などは忘れがちなので忘れていないか確認してみてください。
製品サンプル用のインボイス（必要があれば）
仕事用の製品サンプルを持ち込む場合にはサンプル用のインボイスが必要です。
領収書用のファイル（あると便利）
出張中に使った費用清算用の領収書を保管できるファイルがあると便利です
ワンプッシュ虫除け（虫が多い地域なら）
仕事柄虫が多い南米に行くことがよくあったので、虫除けは重宝しました。
良いホテルなら虫は出ませんが、私は森の中にある合宿所みたいなところに泊まることがよくあって、その時に使用していました。
緑茶（あると便利）
海外のホテルには中々ない緑茶。
ホテルでホッとできるアイテムです。
ドリップコーヒー（あると便利）
美味しいコーヒーが飲みたいときに便利。
ホテルに備え付けがある場合もありますが、念のためもって行っています。
お味噌汁とスープのもと（あると便利）
忙しくて夕飯が食べられなかったり、現地食にお腹がもたれてきたときに便利。
お湯だけあれば美味しいお味噌汁やスープをいただけます。
スープ系は持っていくと正解かなと思います。
ドライフード（あると便利）
１週間を超える出張では日本食を食べたくなります。日本食レストランがある地域は問題ないですが、日本食が食べられない環境ではドライフードは便利です。
お菓子（あると便利）
自分の好きなお菓子があるとホッとします。
私はお菓子は必ず持っていくようにしています。
海外のホテルの選び方
出張時のホテルの選び方としてお勧めなのが、「同じ系列のホテルに泊まること」。
私はマリオット系列である「Bonvoy」の会員ですが、できる限りこの系列のホテルに泊まるようにしています。そうすることで、ポイントが溜まったり、上級会員になれたりします。
※Bonvoy会員の特典についてはこちら
終わりに
今回は海外出張時に必要な持ち物を、手荷物と預け入れに分けてご紹介しました。
今回ご紹介した「必ず必要なもの」と「あると便利なもの」を確認しながら出張の準備を進めていただくと、忘れ物がなくなるかなと思います。
また、最悪の場合、パスポートとビザとお金さえあれば何とかなります。忘れた場合には現地で調達することも可能ですので、気楽に準備を進めていくと良いかなと思います。
※ビジネス英語を学べるおすすめ英会話はこちら
※海外営業に必要な語学力はこちら
