ヨーロッパ調の建物がスペインを想起させるプエブラ。
町の設立は1531年。コロンブスによるアメリカ大陸"発見"が1492年なので、アメリカ大陸へヨーロッパ人が入植し始めて初期の頃に設立された町だと分かります。
今回はそんな歴史ある都市プエブラをご紹介。
- メキシコのスペイン プエブラを観光 おすすめ観光地を紹介-メキシコプエブラ旅行記(2019/03)
- 旅の始まり-中央広場「ソカロ」
- 外見も内面も素敵なカテドラル
- 北部スペインと見間違えるようなプエブラの町並み
- プエブラ凱旋門
- エスタディオ・クアウテモック
- 「プエブラの会戦」記念碑
- 異色のプエブラグルメ
- プエブラへのアクセス
- 終わりに
メキシコのスペイン プエブラを観光 おすすめ観光地を紹介-メキシコプエブラ旅行記(2019/03)
プエブラはメキシコ19世紀後半には多くのヨーロッパ人そしてレバノン人の移民が多く移住し、現在の独特の食文化を形作りました。
自動車産業が盛んで、フォルクスワーゲンの工場があり、この工場でアメリカ・日本向けの車種が多く生産されています。
そんなプエブラを1日観光してきました。
旅の始まり-中央広場「ソカロ」
プエブラ到着後にまず訪れたいのが、町の憩いの場ソカロ(中央広場)。ソカロは人々がくつろぐ生活の場であり、外せない観光スポットです。
ソカロは緑が美しく、市民が集い、思い思いの時間を過ごしています。
ヨーロッパ調の建物が美しい。
外見も内面も素敵なカテドラル
そして、ソカロな正面に堂々と佇むのはプエブラのシンボル、カテドラル(大聖堂)です。
外見は歴史を感じさせる重厚さがあり、荘厳なカテドラルです。
カテドラル内部は静謐な雰囲気です。内装の装飾も見ごたえがあります。
白を基調とした美しい内装。
ラテンアメリカのメキシコですが、プエブラのカテドラルには西洋的な美しさがありました。
北部スペインと見間違えるようなプエブラの町並み
続いてはソカロを中心に町歩き。プエブラではヨーロッパをそのまま移植したような、美しい町並みを体験することができます。
歴史を感じさせる建物が多く、とても美しい町並みです。
プエブラはメキシコの中でも特に教会が多い街だそうで、教会を巡ってみるのも楽しいかもしれません。
ヨーロッパ調の町の中にもカラフルな建物があったりと、メキシコらしさも楽しむことができました。
綺麗な町並みは歩いているだけで楽しかったです。
プエブラ凱旋門
町の入り口には凱旋門があります。昔はこの凱旋門をくぐると町が広がり、凱旋門から後ろは森や広大な大地でした。
エスタディオ・クアウテモック
こちらはプエブラのサッカースタジアム。
メキシコオリンピックのサッカースタジアムの1つとして建設されました。近代的な建築様式が印象的です。
「プエブラの会戦」記念碑
プエブラの会戦はナポレオン3世率いるフランス軍がメキシコに攻め込んだ侵略戦争です。この戦争に勝利し、フランスの植民地となるのを避けることができました。
異色のプエブラグルメ
プエブラといえば独特の料理が有名な町。プエブラで頂けるグルメをご紹介します。
タコスアラベ-ナン風の生地を使ったタコス
先述した、レバノン人の移民によって、タコスにも変化が起こりました。こちらが、ナンの生地を模したタコス。このタコスは「アラベ(アラビアの意)」と呼ばれます。
味も少しアジアンなテイストで、とても美味しいです。プエブラ出張のときは絶対に食べるタコスです。
セミータス-メキシコ風サンドイッチ
こちらはセミータスと呼ばれるサンドイッチ。中にはチーズ、野菜、アボカド、お肉が入ります。月並みな言葉ですが、とても美味しいです。
モレ・ポブラーノ-チョコソースが美味しい
モレ・ポブラーノも欠かせません。
お肉にチョコレートソースがかかった料理で、プエブラの代表的な料理です。チョコレートといっても甘くはありません、カカオの風味が楽しめるソースとなっています。
プエブラでの食事はソカロのバルコニー席がおすすめ
プエブラで食事に困ったときは、ソカロのバルコニー席がおすすめ。
ソカロを囲むようにレストランが立ち並んでおり、二階のバルコニー席で食事を楽しむことができます。
プエブラへのアクセス
プエブラの難点は飛行機でのアクセスが悪いところ。
モンテレイから直通便が出ていますが、観光ではメキシコシティからバスがお勧めです。メキシコシティ空港から「エストレージャ・ロハ」というバス会社のバスが出ています。
座席はゆったりで、USBでの充電も可能です。メキシコシティからバスで2時間半ほどで行くことができます。
終わりに
プエブラはメキシコの中でも特にお勧めの町。
教会の数がとても多く、教会めぐりをするのも面白い町です。メキシコにご旅行の際は少し足を伸ばして、是非、プエブラ観光をご堪能ください。
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