メキシコの中でも特に教会が多い街として有名なチョルーラ。
この記事ではメキシコのチョルーラをご紹介します。
- 教会が多い街 チョルーラを観光-メキシコ チョルーラ旅行記(2021/05)
- Iglesia Tonanzintla
- Templo de San Francisco Acatepec
- ロス・レメディオス教会
- アクセス
- 終わりに
教会が多い街 チョルーラを観光-メキシコ チョルーラ旅行記(2021/05)
メキシコの南部プエブラ州は多くの教会が存在する州として有名で、中でもチョルーラ市には365の教会があると言い伝えられています。
実際には、283の教会が登録されており、365という数字自体は本当の数字ではないそうなのですが、1年間毎日違う教会に通えるくらい沢山の教会があるという、途方も無い数を365という数字で表しているのかなと思います。
この記事では、そんな教会の町チョルーラをご紹介します。
Iglesia Tonanzintla
今回、仕事でチョルーラを訪れる機会があり、少しだけ観光したのですが、はじめに連れて行ってもらったのがIglesia Tonanzintla(トナンシトラ教会)です。
演じ色の色が美しく、何処と無くモザイクのような雰囲気が綺麗なこの教会。
実は学生時代に交換留学でここチョルーラを訪れた際、学校のプログラムでもこの教会に来ました。
内部は撮影禁止だったのですが、中の装飾も見事で、沢山の天使の彫刻で天井が覆い尽くされていました。
Templo de San Francisco Acatepec
チョルーラの中でも特に美しい教会がこちら。サンフランシスコ・アカテペック教会。
近づいてよく見ると… 実は、装飾が全てタイルの組み合わせでできている、タイルの教会なのです。
正面の柱から全てがタイルで、色の組み合わせが美しい教会。
実は入り口には英雄のお墓が。
最近の教会はお庭のお墓が全て移動されていることが殆どなのですが、この教会は未だ教会の敷地内にお墓が残っています。
ところどころにプエブラ特産のタラベラ焼きも使われていて、本当に美しい教会だなと思いました。
ロス・レメディオス教会
プエブラで一番有名な教会はロス・レメディオス教会(Santuario de la Virgen de los Remedios)と言います。
小高い丘の上に立つ教会で、教会まで結構な数の階段を上るのですが、実はこの丘、世界最大のピラミッドなのです。
この教会は土や緑で覆われた古代のピラミッドの上に立っています。ピラミッドは約450万立方メートルの規模を誇り、エジプトのギザの大ピラミッドは約250万立方メートルを遥かに凌ぐ大きさです。
教会からは町を一望でき、この景色がチョルーラの町の美しさそのものなのです。
ちなみに、先ほどの風景の真ん中らへんにある建物はこちらの教会。
残念ながら名前が分からないのですが、石造りで重厚な教会です。
内部も厳かな雰囲気。
天井のフレスコ画が美しかったです。
チョルーラには他にも沢山の教会があるので、チョルーラを訪れた際は是非教会めぐりを楽しんでみてください。
アクセス
チョルーラへのアクセスは、プエブラ市から来るまで30分ほど。
プエブラからバスで行くことも可能です。
終わりに
この記事では、メキシコのプエブラ州にあるチョルーラ市をご紹介しました。
沢山の教会を楽しむことができるチョルーラはメキシコの隠れたおすすめ観光地ですので、是非一度足を運んでみてください。
※プエブラの観光記事はこちら