メキシコ西部ミチョアカン州モレリアは、メキシコで最も古い都市の一つで、植民都市バリャドリードとしてスペイン人によって作られた町。
メキシコ独立運動の英雄ホセ・マリア・モレーロス生誕の地ということで、モレリアと名づけられました。
この記事ではモレリアの1日観光についてご紹介します。
歴史都市モレリアおすすめ観光地-メキシコ モレリア旅行記(2021/04)
モレリアはメキシコ西部のミチョアカン州の州都で、メキシコ独立運動に参加したホセ・マリア・モレーロスの名前からモレリアと名づけられました。
モレリアの旧市街は1991年にモレリア歴史地区として世界遺産に登録されており、町並みはメキシコの町並みというよりもヨーロッパの町並みそのもので、メキシコの雰囲気とは一味違った空気を楽しむことができます。
Templo de San Jose
モレリア旧市街には沢山の教会があり、どの教会もとても綺麗です。
今回は仕事の合間に旧市街に寄ったのですが、車を停めたところにあったTemplo de San Joseという教会から観光を始めました。
この教会はとても厳かな雰囲気。伝統を感じました。
この説明書きによると、18世紀に建築された教会だそう。
保存状態もとても良く、別世界の入り口のような教会でした。
モレリア大聖堂
こちらがモレリア大聖堂です。正面ではなく後ろから見た風景です。
モレリア大聖堂の正面はこちら。
モレリア大聖堂は1660年に建築が始まり、1774年に完成しました。長い年月をかけて建てられた大聖堂は様々な建築様式が混合しており、独特の魅力をもっています。
とても大きい大聖堂なのですが、それ以上に建築の美しさに一目惚れしました。
メキシコで最も美しい大聖堂とも呼ばれているそう。
メキシコの大聖堂は全て正面が北向きになっているのですが、モレリア大聖堂のみ唯一正面が東向きとなっています。
内部は白を基調として静謐な雰囲気。
天井。
こちらはパイプオルガン。
ラテンアメリカ最大の大きさを誇るパイプオルガンだそう。
本当に美しい大聖堂で、綺麗、綺麗と何度も言っていたら、一緒に来ていたメキシコ人の同僚からモレリア大聖堂はメキシコで一番美しい大聖堂だっていわれている、と聞かされ、とても納得しました。
美しく、上品なモレリア大聖堂は、メキシコ旅行では特におすすめな大聖堂です。
モレリアの町並み
モレリアの旧市街は町並みも美しい。
こちらは観光地ではない部分なのですが、建物の状態がとても良く、とても清潔でした。メキシコの都市の旧市街はどちらかというと建物が傷んでいることが多く、この光景にはとても驚きました。
建物は昔ながらの石造りが多く残っています。
町で売っているお菓子。とても美味しい胡桃のお菓子です。
こちらがメイン通り。本当に美しい町並みが続いていて、歩いているだけで楽しくなってしまう町。
大聖堂の正面は大通りに面しており、通常正面に広場があることが多いので、意外な作りに驚きました。
大聖堂の正面はこんな感じでした。
終わりに
この記事では、メキシコの世界遺産の町モレリアをご紹介しました。
とても美しく、上品な町並みを楽しむことができるモレリアは、メキシコ観光でも特におすすめの町です。
一方で、ミチョアカン州はメキシコ国内でもマフィアの抗争が激しく危険な州としても知られています。観光は1人では行わず、明るいうちに2人以上で観光するようにしてください。しっかりと注意しながら、観光を楽しめると良いなと思います。
※メキシコの危険な町についてはこちら