メキシコといえばタコスですが、モレという名前のソースを使った料理も多いです。その中でも少し変わった味がするのがモレ・ポブラーノ。カカオ風味で甘辛い味付けのお肉料理です。
この記事ではモレ・ポブラーノをご紹介します。
モレとは
モレはメキシコ料理でソースがかかっているものを指します。もともとはメキシコ先住民が使用していた言語であるナワトル語Molliという言葉だったそうですが、現在は「モレ」という名前が使われています。
モレは様々な味付けがあり、見た目も、黒、赤、黄色、赤褐色、緑、アーモンドなどがあるのですが、中でも有名なのが「モレ・ポブラーノ」というメキシコ中部にあるプエブラという街発祥のモレです。
モレ・ポブラーノ
モレ・ポブラーノは材料にカカオが使われており、チョコレートの風味がする料理です。味は甘辛い味付けで、主に鶏肉にモレがかかっています。
日本人にとっては食べなれない味付けで、慣れないあいだは苦手な方が多いのですが、何度も食べていくとやみつきになります。
甘いソースと鶏肉は意外といい組み合わせで、とてもおすすめな料理です。
モレ・ポブラーノはゴルディータやタコスの具として使用されることも多いです。メキシコではホテルの朝食にモレが出ることもあります。
※ゴルディータの記事はこちら
終わりに
この記事ではメキシコの伝統料理「モレ・ポブラーノ」をご紹介しました。
モレ・ポブラーノは最初こそ慣れない味に驚きますが、慣れてくるとカカオの香を楽しみながら頂くことができるようになりります。
また、長い間モレ・ポブラーノを食べていないと舌がモレ・ポブラーノを自然と欲してしまうくらい美味しい料理ですので、是非一度モレ・ポブラーノを試してみてください。
※モレ・ポブラーノの本場プエブラはこちら