これまで海外駐在の大変なところ(仕事・生活)とメリット(仕事)の紹介を行ってきましたが、今回は「生活編」ということで、生活の中で海外駐在をして良かったなと思うことを5つ紹介します。
海外駐在のメリット5選(生活編)
海外駐在と聞くと、仕事面ではお給料があがるのかな、など、イメージが湧いてくるのですが、生活面ではどのような変化があるのでしょうか。
この記事では、海外旅行、海外の食文化体験、異文化体験、貯金、言語習得、の5つの面から、海外駐在の生活面でのメリットをご紹介します。
本記事を参考に是非海外駐在がどのようなものなのかイメージを膨らませてみてください。
海外旅行に行きやすい
海外駐在一番のメリットは海外旅行に行きやすいということ。
南北アメリカ大陸での駐在であれば北はカナダから南はアルゼンチンまで、ヨーロッパであればロシアからスペインまで、アジアであればアジア全域へ旅行に行くことができます。近場であれば日本から旅行するときと比べて費用も抑えることができますし、渡航時間も2-3時間で別の国に行く事ができます。
私は現在メキシコに駐在していますが、1年半の間にアメリカ4都市(アトランタ、ロサンゼルス、ヒューストン、ガルベストン)に旅行に行きました。また、メキシコ国内の観光地へも度々出かけています。
駐在先が観光地ではない場合でも、気が向いたときに周りの国や町に気軽に行くことができるのが、海外駐在をして良かったと思う一番のポイントです。
※アメリカ ガルベストン旅行記はこちら
海外の食文化に触れることができる
駐在する場所にもよりますが、海外の食事を堪能できるのも駐在のいいところ。日本ではめったに食べることのできない現地の食事を味わうことができます。
メキシコではタコスをはじめとするメキシコ料理がとても美味しく、毎日食べても飽きないくらいです。メキシコ料理だけでなく、旧宗主国であるスペインのチュロス・コン・チョコラテという濃厚なホットチョコレートにチュロスを浸して頂くスイーツなど、日本では中々体験することのできない食文化を身近に楽しむことができるのも海外駐在の魅力の1つです。
異文化を体験できる
日本とは異なる生活文化に触れることで自分の世界が広がるのもメリットの一つ。日本以外の考え方や文化を知れば自ずと自分の考えにも多様性を持つことができます。
例えば、メキシコの場合、はっきり物事を言うことを避ける傾向があるように感じます。日本では「No といわない日本人」と言うようなフレーズで表現されるくらい曖昧な返答を好む文化だといわれることがありますが、実はメキシコ人も「No」という答えを好まない人が多く、できないことでも頑張って助けてくれようとします。その点で日本人と似通ったところがあるなと感じました。
一般的に日本が比較対象とする外国はアメリカのことが多く、「アメリカと比較して日本はどうだ、だから日本もこうしたほうが良い」などの議論になりがちです。ですが、アメリカは世界ではなく、世界を構成する一片であり、世界はもっと多様な価値観で構成されています。海外駐在と言うのはこのような様々な世界に触れ、異文化を体験し、自分の視野を広げることができる機会となるのではないかなと思います。
貯金ができる
海外駐在をするとお給料が上がると営業仕事編でご紹介しましたが、西欧及び米国駐在でない限り、物価が安く生活費を抑えることができるため、貯金しやすい環境となります。
また、勤め先にもよりますが、車の貸与、ガソリン代負担、家賃負担等の会社の補助が出る場合もあります。一方で西欧や米国など、物価の高い地域では、節約しなければならないほど支出が増える可能性もあります。
赴任先の物価で大きく左右されますが、多くの場合、日本で生活するよりも多く貯金できるようになります。
言葉を習得することができる
海外で生活すると、外国語でコミュニケーションをすることが多くあります。
スーパーでの買い物、子どもの学校の先生との会話、仕事上のコミュニケーション、病院での問診など、様々なシチュエーションで外国語を使用します。
必要に迫られることで、外国語で話す機会が増え、例え外国語が苦手であったとしても、言葉を早く覚えることができるのも魅力の1つです。
駐在員を目指すなら転職も視野に入れて
駐在したいけど今の会社ではなかなか機会がないという場合には、転職を視野に入れて活動するのがおすすめ。
駐在を目指して転職する場合には、グローバル企業への転職に強みを持っている「en world」などのエージェントを利用します。
実は私も転職活動を行い、外資系転職でen worldには非常にお世話になりました。
一人で転職先を探すのも良いのですが、サイトを利用することで海外駐在への道が飛躍的に広がるのでお勧めです。
※en world はこちら
※海外駐在でおすすめな転職エージェントはこちら
おわりに
今回は海外駐在をした場合の生活面での良いところを5つ紹介しました。
大変なことも多い海外生活ですが、海外生活を体験することでこれまでとは違う生活スタイルや文化を体験することも可能ですので、駐在は楽しみながら乗り切れたらいいなと思います。
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※営業仕事編はこちら
sumikuni.hatenablog.com
※海外駐在員になるために実践したいことはこちら