4月1日から毎日スウェーデン語を勉強し始めて32日が経ちました。
本記事では、初心者がスウェーデン語を学び始めて感じるスウェーデン語の難しさをご紹介します。
スウェーデン語は難しい?-初心者が1ヶ月勉強した感想
スウェーデン語はゲルマン系言語で、英語の遠い親戚です。
動詞の活用についてはそこまで難しくない言語ですが、名詞と形容詞は変化量も多く、パターンも豊富なため、覚えるのが大変。
また、発音も日本語にない母音があるため、聞き取り、発話ともに難しさを感じてしまいます。
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スウェーデン語の難しいポイント
スウェーデン語の難しいポイントとして、名詞と形容詞の複雑さがあります。
また、名詞と形容詞の複雑さと相まって、文法面で覚えることが多いというのもスウェーデン語の特徴と言えます。
スウェーデン語は、名詞の変化が多かったり、特殊な変化をする単語も存在したりと、スウェーデン語を学ぶ際には文法などで躓いてしまわないように、スウェーデン語の構造を理解し、しっかりと暗記していくことが大切だと思います。
発音面では、日本語にない母音が多くあり、その発音ができるようになるのにも時間がかかると思います。
動詞の活用の量は少ない
スウェーデン語で一番楽な部分ともいえるのが動詞の活用。
動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを指します。英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。
スウェーデン語は現在形、過去形、現在完了形、再帰動詞など動詞がさまざまに変化しますが、時制による活用だけで人称による活用がありません。
そのため、動詞の活用を覚えるのに苦労するスペイン語やポルトガル語などと比べると比較的動詞が簡単です。
名詞と形容詞が複雑
動詞が簡単な分難しいのが名詞と形容詞。
名詞は、共性と中性という二つの性があり、それぞれ冠詞がenとettとなります。英語では不定冠詞はaとanがありましたが、それよりも複雑です。
複数形は第一変化、第二変化、第三変化、第四変化、第五変化と単語によって5つ変化のパターンがあります。
定形は、母音で終わる共性、母音で終わる中性、子音で終わる共性、子音で終わる中性、複数定形、第五グループの複数定形の共性、第五グループの複数定形の中性と多くの変化のパターンがあります。
定形というのは、英語で言う「the book」のような、特定のものを表す時に使う形です。
例えば、「生徒」は共性の第三変化で「en student(単数形)、sutudenter(複数形 )、studenten(定形)」と言うように変化します。
この名詞の変化に伴い、形容詞も変化します。形容詞は共性単数、中性単数、複数、定形という4つの形があります。名詞の定形につく形容詞は語尾がaになり、さらにden(単数共性)、det(単数中性)、de(複数)という特別な冠詞がつきます。
このように、スウェーデン語は名詞と形容詞がかなり複雑で、語彙を増やす時にこの辺りも考えて覚えることが必要になるかなと思います。
※スウェーデン語の形容詞の変化についてはこちら
終わりに
この記事では、スウェーデン語の難しいところをご紹介しました。
スウェーデン語は発音と名詞・形容詞が難しい言語だと、1ヶ月学んできて思いました。
これから学び続けていく間に、さらに難しいところや興味深いところを発見できるのかなと今からワクワクしています。
スウェーデン語、面白いので、ぜひ一緒に学びましょう。
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