すみくにぼちぼち日記

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海外営業の年収紹介 給料は多い?-中規模メーカーの給与例を紹介

海外営業は年収が高いというイメージがあります。

この記事では、海外営業の給料についてメーカーの例を参考にご紹介します。

 

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海外営業の年収紹介 給料は多い?-中規模メーカーの給与例を紹介

海外営業というとかっこいいイメージがありますが、年収面が気になるところ。

私自身、海外営業として5年間日本から中南米を担当し、その後4年間海外駐在した経験があり、海外営業のお給料面でのメリットを感じていました。

今回の記事は、海外営業を目指す方の参考にこれまで頂いていた海外営業職の給料をご紹介していきたいと思います

 

海外営業の給料は?

海外営業というと外国語を駆使しながら海外を飛び回るということで、年収が高いイメージがありますが、基本的に年収は入社した企業の他の職種の給与と同じ給与となります。

というのも、企業では海外営業職を特別視している場合が少なく、海外営業だからと言って年収を多く設定している企業が少ないためです。

一方で、出張がある場合は出張費をもらうことができるため、給料も多くなります。

私も中南米を担当していた時、出張があるときは5万円ほど出張費をもらっていました。

給料面ではそこまでのメリットはないと言える海外営業ですが、他の職種ではできないような刺激的な経験ができるため、人生の財産としての経験を積むことができるのが魅力の働き方です。

 

海外駐在中の給与体系

海外営業の中でも、海外に駐在する駐在員となるとお給料が大幅にアップします。総合商社や大規模メーカーなどでは、海外駐在をすることで1千万円以上の年収をもらっているという方もいらっしゃいます。

実際にどのくらいのお給料になるのかを現実的に考えた場合、日本の基本給の1.5倍程度と考えると当たらずとも遠からず。

私自身もこれまでメキシコで駐在生活を送ってきましたが、日本の給料と比べるて1.5倍から2倍程度の給料を頂いていました。

海外駐在では、日本のお給料に海外赴任手当や危険地手当などが加わり、支給されます。また、給料とは別に家賃が支給されることもあり、その場合額面的にかなり大きな金額となります。

私の場合、日本にいた時のお給料は結構低めで、26歳で手取り20万円行かないくらいでしたが、駐在中は手取りで40万円+家賃10万円くらいで、日本頂いていたお給料と比べて倍以上になりました。

額面で見るとさらに大きな数値となっており、年収は750万円くらいとなりました。

この点をみても、海外駐在というのはお給料面でかなり良い待遇となります。日本の基本給が高い場合はさらに高いお給料となります。

また、給与以外にもガソリン代がいらなかったり、車が貸与されるといったメリットもあります。

 

駐在中の給与詳細

駐在中の給与の詳細を額面ベースでご紹介します。

額面ベースの月々の金額と手取りは30歳で大体以下の通り。こちらは所謂総合商社のような企業ではなく、中規模メーカーの駐在員の給料です。

私は日本にいた時は手取りで20万円を超えていなかったので、駐在後は日本にいた時の2倍以上のお給料となりました。

合計:額面61万円-控除7万円=手取り54万円(家賃補助含む)

詳細

日本の給料の額面

・47万円

控除

・△4万円

控除項目:健康保険、厚生年金、雇用保険、損害保険

※住民税は日本国内に住んでいないため課税されない

海外駐在先の給与の額面

・23,300ペソ=14万円

控除

・△5千ペソ=3万円

 

給与以外の金銭的なメリット

海外駐在中は年収アップ以外にも、車貸与、ガソリン代免除、光熱費なし、運転手・家政婦・通訳の雇用、ゴルフ会員権、日本からの日用品輸入サービスなどを負担する企業もあります。

私の会社も一部ですが、会社が負担してくださるサービスがあり、給与が上がったことに加えて、様々なサポートがつくことで、大きなメリットを感じていました。

 

海外駐在の仕事の仕事内容

海外駐在というと、仕事が大変なイメージがあるのですが、一部の総合商社などを除いて、実際に行う仕事は日本の仕事とほとんど変わりません。

海外駐在にも色々な働き方があり、営業、技術、管理などの部門によって仕事内容も大きく異なります。

営業担当の場合、新規開拓とルート営業、マーケティング、人材育成、製品購入・輸入、製品メンテナンスの管理、などが主な仕事となります。

技術の場合、新工場を建設の支援や工場管理、技術的なユーザー支援などを行います。

管理部門では、システム構築、人事評価制度の作成、オフィスの管理体制の構築などがメインの仕事です。

日本と違う点として、日本の成熟した市場では仕事自体が守りの場合が多い一方で、海外の未成熟市場では攻める仕事が多いということがあります。

また、日本では保守的な企業でも海外では大胆にチャレンジできる環境があるというのも異なる部分です。

 

※海外駐在中の仕事内容についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

海外営業を目指す場合の転職活動

海外営業を目指すときには、社内で積極的に海外志向だということを発信することが近道です。

ただ、一生懸命仕事に励んでも、会社側の事情で海外営業として働くことができないこともあります。

ポストに空きがない場合、自分の努力ではどうしよもない場合には、海外営業職を目指して思い切って転職してみるのも一つの方法です。

転職エージェントの中にはグローバル企業への就職支援を強みとしているエージェントもありますので、転職を考えたいという場合は一度相談してみるのがおすすめです。

ちなみに、グローバル企業に転職を希望するなら「en world」への登録は必須と言えるくらいおすすめ。サポートやコンサルタントの対応が素晴らしいので是非面談なさってみてください。

 

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エンワールド・ジャパン|グローバル転職

 

※海外営業を目指すための転職エージェントはこちら

sumikuni.hatenablog.com


 

オンラインビジネス英会話

海外営業として海外に行く場合の英語練習としては、ビジネス英語を学べるオンライン英会話などで練習するのがお勧めです。

ビジネスで使う英語というのは日常会話で使う表現と異なっている場合も多く、実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができるのが利点。

海外営業を目指して英会話を検討しているという場合はぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。

 

※おすすめオンラインビジネス英語はこちら

classroom.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では海外営業のお給料について具体的な金額を例示しながらご紹介しました。

海外営業は、大変なことも多いですが、経験を積むことができるのが魅力。駐在員になれば金銭的なメリットも大きい働き方です。

海外に出てグローバルに働きたいと考えている場合にとてもお勧めな働き方ので、色々な選択肢を考えながら海外営業の仕事にチャレンジなさってみてください。

 

※駐在員のやりがいはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※駐在員の大変なところはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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