ピピアンベルデは、メキシコのプエブラの伝統料理で、カボチャの種を使ったソースが特徴の料理です。
この記事ではピピアンベルデをご紹介します。
Pipian Verde con Pollo ピピアンベルデ
ピピアンベルデは、メキシコプエブラの伝統料理。
実は、メキシコ以外の中南米でも食べられている食事で、コロンビアやボリビアでも同じ名前の料理が存在します。
メキシコでは、プエブラの他にモレロス、トラスカラ、サカテカス、ドゥランゴ、コアウイラ、オアハカなどで頂くことができます。
かぼちゃの種ソース
ピピアンベルデは、カボチャの種と緑トマトがベースのソースを鶏肉にかけた料理で、すっきりとした味わいで、独特の香りが美味しい料理です。
かぼちゃはメキシコ原産と言われており、紀元前数千年の地層からかぼちゃの種が見つかっているそう。
現在のメキシコ料理にカボチャの種やカボチャを使った料理はあまり見かけないのですが、ピピアンベルデはカボチャの種をふんだんに使用する、カボチャの産地らしい料理です。
ピピアンベルデとピピアンロホ
ピピアンベルデは緑色のソースが特徴的なのですが、同じくピピアンという料理名で赤いソースの料理があり、ピピアンロホ(赤いピピアン)と言います。
ピピアンベルデがカボチャの種を使ったソースなのに対して、ピピアンロホはゴマがソースに使われる料理です。
ピピアンという料理がお店になったら、こちらのピピアンロホを試してみるのもおすすめです。
終わりに
この記事では、メキシコのカボチャの種を使った「ピピアンベルデ」をご紹介しました。
すっきりとした味わいが美味しいメキシコ料理。
少し香りが独特ですが、メキシコの雰囲気を味わうことができる料理ですので、メキシコでピピアンベルデを見かけられたときは是非一度召し上がってみてください。