メキシコ駐在も4年がたち、色々なことを経験することができました。
この記事では、メキシコ生活で経験した驚いたことや大変だったことをご紹介します。
メキシコ駐在で驚いたことや大変だったこと
メキシコ生活4年が終わり、5年目に突入していますが、これまで日本では経験したことが無いような大事件が毎年のように起こり、起伏にとんだメキシコ生活を過ごしています。
異国で暮らすというのは普段経験できないことを色々経験できるチャンスですので、色々な経験を楽しみながら過ごせたら良いなと思います。
オフィス水没
メキシコ生活で最初に訪れた試練は、オフィス水没です。
メキシコはスコールが降る国なのですが、私がメキシコに赴任したころ、メキシコのスコールが歴史的に凄かったです。
その中で、一晩降り続いた雨により、オフィスが水没。
膝上浸水を経験しました。
その後3か月は仕事はほぼできずオフィスの掃除したりと、オフィス再建が中心の仕事となりました。
オイルショック
メキシコからガソリンが無くなる事態も発生しました。
これは、犯罪集団がパイプラインからガソリンを盗む事件が多発していたころに、オイル会社がガソリンの輸送方法をパイプラインからトラックに変更。
それが原因で一時期ガソリンの供給が止まる事態となりました
ガソリンスタンドには長蛇の列。この列のおかげで道が混んで混んで仕方がありませんでした。
SNSなどでどのガソリンスタンドにガソリンがあるかという情報が流れ、そのガソリンスタンドまで行ってガソリンを補給する毎日となりました。
私も仕事がガソリン購入に変わり、2-3時間かけてオフィスの皆分のガソリンを購入しにタンクをもって走ったのが良い思い出です。
路上で犯罪現場に遭遇
ガソリンの問題に関連するのですが、高速道路上で犯罪組織が警察に講義するために、車を襲って道路上で火をつけるという事件が多く発生しました。
ガソリン危機があった年に3件遭遇して、1回目は高速道路上で道路が再開するまで5時間待つこととなりました。
何もない砂漠の真ん中で、夜まで過ごしたことは今思うと貴重な経験だったなと思います。
高山病
メキシコ赴任1年目は未だ高地に慣れておらず、2240mの高地にあるメキシコシティで高山病になってしまいました。
元々貧血気味だったのもあって、たまにシティにいくとめまいが起こっていたのですが、この時は忙しいタイミングで食生活も乱れて、それもあってひどい高山病になってしまいました。
症状は吐き気とめまいでベッドから起き上がれず、無理に車で出かけたときには、路上で気持ちが悪くなりすぎて、同僚に介抱してもらいました。
それ以降、鉄のサプリを常備しており、少しでも体調に変化を感じたら鉄を飲むようにしています。
同僚が物を盗まれる
メキシコでは犯罪が多いのですが、犯罪が身近というのも日本とは大きく違うのかなと思います。
私自身はメキシコでは犯罪に遭ったことが無いのですが、赴任中にメキシコ人の同僚が犯罪に遭っています。
1人は展示会場で荷物を盗まれ、もう一人は飛行機で携帯を盗まれたのと車上荒らしに遭ったという2つ。
自分が犯罪に遭っていなくても、同僚が犯罪に遭っているところを見ると、犯罪が近くにある国なんだと実感する日々でした。
※海外で盗難に遭ったときの対処方はこちら
高速道路封鎖
これは最近起こったことなのですが、バス会社の組合が政府の安全対策の不足に対する抗議活動のために、メキシコシティに入る高速道路の料金所を封鎖し、高速道路が大渋滞しました。
丁度渋滞にはまったところにガソリンスタンドがあったため、隣接するレストランに入って休めたのですが、その後何時間も渋滞が収まらず…
私と同僚はガソリンスタンドの脇にあった道を降りて一般道路に入って村から村を転々として何とかシティに到着できたのですが、普段5時間ほどでつくのに、この時は9時間かかりました。
本当に大変で、この出張がメキシコ滞在史上一番しんどい出張となりました。
普段も片道8時間くらいまでは車で行くのですが、それと比べても、ちゃんと着くのかという不安や、地図を見ながら渋滞を回避しつつ進むという部分でも、9時間以上に感じた9時間でした。
駐在前のオンラインビジネス英会話
海外駐在として海外に行く場合の英語練習としては、ビジネス英語を学べるオンライン英会話などで練習するのがお勧めです。
ビジネスで使う英語というのは日常会話で使う表現と異なっている場合も多く、実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができるのが利点。
海外駐在や帯同の準備のための英会話を検討しているという場合はぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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駐在準備におすすめなハンドブック
駐在や帯同時には、語学の面での心配事も多いです。
メキシコはスペイン語のため、基本的なスペイン語会話を赴任先や赴任前に勉強することとなると思いますが、特に病院などは英語も通じるため、英語でやり取りすることが可能です。
病院で使うスペイン語などがまとまったハンドブックを探すのは難しいのですが、英語のハンドブックは、BIGINという英会話スクールが駐在時の生活情報や英語表現をまとめた「海外赴任English Book」というハンドブックを発刊しているため、こちらを持っていくのがおすすめです。
ハンドブックは駐在の心強い味方となると思いますので、問い合わせてみるのが良いかなと思います。
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終わりに
この記事では、メキシコ駐在で経験して驚いたこと、大変だったことをご紹介しました。
毎年のように、日本に住んでいたら一生に一度あるか無いかということを経験することができて、本当に濃い時間を過ごすことができました。
海外では日本では起こり得ないようなことも沢山起こり、それがまた新鮮な経験となるので、色々な経験を楽しめたら一番かなと思います。