BtoB営業を目指す場合に気になるのがBtoB営業の面白さとやりがい。
この記事では、BtoB営業の面白さについてご紹介します。
BtoB 営業は面白い?-やりがいや達成感を得られる瞬間とは
「BtoB」とは、「Business to Business」の略称で、企業が企業に対してモノやサービスを提供する業態のことを指す言葉です。
企業を顧客としてビジネスをおこなうため、受注単価が大きく、継続的な取引関係になることも多いビジネスモデルでもあります。
BtoB営業は、企業が作った製品を企業相手に紹介し、販売先の企業の課題を解決していくことが仕事。信頼を獲得し、安定した収益を生み出していくことが最終的な目標となります。
BtoB営業の面白さ
BtoB営業の面白いところとして、担当したお客様と長期の関係を築いていくところが挙げられます。
企業が一般消費者に製品を販売するBtoC営業の場合、営業担当者がユーザーと複数回接触するということが少なく、一度きりの売り切りの関係となることが多いです。
一方で、BtoB営業は、一度製品を紹介・販売してから、その後長期にわたって信頼関係を築いていくことが必要となります。
その中で、きめ細やかなサポートを行いながら、インストアシェア(企業内シェア)の拡大を目指していきます。
既存企業のサポートと同時に、新たな企業への新規参入を目指して活動し、参入できたら、その後は参入した企業との信頼関係を築いていくという流れとなります。
計画・実行・販売・フォロー
BtoB営業の仕事の一連の流れとして、計画、実行、販売、アフターフォローという4つのプロセスがあります。
市場を調査して行動を決める「計画」、計画に沿って実際にお客さんを訪問する「実行」、そして営業活動の成果ともいえる「販売」、販売した製品の「アフターフォロー」という4つのプロセスを繰り返し、結果につなげていきます。
計画からフォローまでの取り組みで自分の計画通りにプロジェクトが進んでいったとき、仕事の面白さを感じることができます。
中でも特に重視すべきなのがアフターフォロー。製品販売後のケアが重要になってくるというところがBtoB営業独特の部分であり、ユーザーとの信頼関係を構築していく中で肝となる部分です。
営業が上手くいった時
BtoB営業では、営業先に製品やサービスを紹介し、提案が上手くいった時にも面白さを感じることができます。
BtoB営業の場合、扱う商品が専門的なものであり、ユーザーはその製品を使うプロです。
商品の提案を行うのが営業の仕事にはなりますが、営業はユーザー以上にその製品が使用される環境に詳しくならなくてはならず、商品の良さを上手く伝えるという部分で難しさを感じることもあります。
そんな中、営業をしたことでお客様からオーダーを頂けたり、次の約束を結ぶことができた時には、「BtoB営業って面白いな」と感じることができます。
この経験を繰り返すうちに自分に自信が持てたり、製品やサービスを好きになったりして、さらに営業が楽しくなっていきます。
在庫管理や納期調整
BtoB営業の場合、調整業務が多くなります。
企業の発注量は1回に1個という単位ではなく、1回に何百個単位で発注をいただくこともあるため、在庫量や工場への発注量を計画的にコントロールしていくことが大切です。
大口の受注が入った時には工場に負担がかからないようにお客様に交渉したりと、お客様の意見を受け入れるだけでなく、Win-Winの関係を築けるように努力していきます。
在庫品から販売するという場合にも営業担当者からの情報で在庫発注量を上下させることがあるなど、営業の情報収集力と客先への交渉力という2つが、納期遅れを発生させることなく商品を届けるためには必須。
お客様との納期調整、在庫発注量の管理などは、上手くいくととても面白い仕事です。自分の交渉によって工場に負荷をかけることなくお客様に満足いただける納期提案ができたり、在庫過多にもならず在庫不足にもならないラインで在庫コントロールするというのはとても難しいのですが、目に見えて成果が分かる面白い部分です。
やりがいと達成感
仕事で面白いと感じるときも多いBtoB営業ですが、同じように仕事のやりがいを感じることができる職種でもあります。
自社のサービスや商品が認められたとき
BtoB営業では、企業対企業の関わりとなるため、お客様の反応を直接確認することができます。
製品を販売し、自社製品が認められた時には、「社会貢献ができている」というやりがいを感じることができます。
また、例えばテストなどを行った結果上手くいかなかった場合などに、技術者と相談しながら対策を考え、その対策が功を奏したときなども、大きなやりがいを感じることができます。
商社やユーザーが喜んでくれた時
BtoBの営業では、ユーザーサポートなどを営業担当者が行うことも多く、サポートを行った結果商社やユーザーに喜んでいただけたときにもやりがいを感じます。
特に技術的な課題を訪問時に解決できた時には、訪問して良かったと思いますし、何よりも訪問までの準備が形となったということも嬉しく、営業として貢献できたと強く感じることができます。
終わりに
この記事では、BtoB営業として働くときに感じられる面白さや達成感についてご紹介しました。
BtoB営業は準備や行動が分かりやすく結果に反映される職種ということで、仕事中に面白さを感じられる機会が多い働き方です。
自社製品やサービスを認めて頂くことで自信や商品への愛着も感じることができ、商社やユーザーの反応も直接見ることができる点が魅力。
BtoBの企業で営業をやってみたいという場合は、とてもやりがいがある仕事ですので、是非チャレンジなさってみてください。
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