大学受験で志望大学や志望学部を良く考えていても、大学に入ってから「何か違う」と感じることがあります。
進学した学部が合わない、学部選びに失敗したと思ったとき、一度立ち止まって本当は何がしたいのかを考えることが大切です。
この記事では、そんな学部選びに後悔したときに考えたい選択肢をご紹介します。
- 大学の学部選びで後悔したときの対処法-間違えた, 失敗した, 合わないと感じたときに考えたい選択肢とは
- 他学部・他学科履修する
- 他学部他学科へ転部・転科する
- 大学や専門学校を受け直す
- ダブルスクール
- 休学して自分を見つめ直す
- 大学院を目指す
- 再受験するならスタディサプリがおすすめ
- 終わりに
大学の学部選びで後悔したときの対処法-間違えた, 失敗した, 合わないと感じたときに考えたい選択肢とは
進路を考えるときにとても悩んで大学や学部を決めていても、大学入学後に自分には合わなかった、選択を間違えたと思うことがあります。
そんな気持ちを抱えていると、大学生活もつまらなくなったり、勉強についていけなくなったり、楽しそうな友人を嫉んだり、自分の決定を後悔してしまう、ということも起こりえます。
一方で、長い人生、自分の決断が最適ではない、ということはよく起こること。決断に失敗したと感じたら、一度立ち止まって考えたり、方向転換したり、中断して別の道を探すという方法をとっても全く問題はなく、反対に、将来、「その時点で気付けてよかった」と思えるのではないかなと思います。
この記事では、大学の学部選びに失敗したと感じたときに考えたい選択肢をご紹介します。
他学部・他学科履修する
大学に入学してから、自分の選んだ学部や学科の勉強が面白くないと感じたときに最初に考えたい選択肢が、「他学部・他学科履修」を行うということ。
この方法は、自分の学部や学科にいながら、同じ大学の別学科の授業を履修することが出来るシステムです。
私は、大学時代に外国語学部に所属していたのですが、他学部履修で文学科や歴史学科の授業も受けていました。
大学によって、別の学部で受けた授業でも一定の単位数であれば卒業単位として認めてくれるところもあります。
仮に、自分の学部・学科の授業がそこまで苦ではない(卒業は出来そう)けど、別の学問に興味を持った、という時には、他学部・他学科履修を試してみるのがおすすめです。
他学部他学科へ転部・転科する
続いて、自分の大学は楽しいけど、もうこの学部(学科)にはいたくない、と言う場合です。
その場合は、他学部・他学科履修では卒業が出来ない可能性があるので、他学部への転部を考えてみてはいかがでしょうか。
大学によっては転部・転科という制度が無い場合も有りますが、もし仮に自分が学びたい学部が同じ大学にあるのであれば、転部してその学部を卒業できる可能性に賭けてみるというのも一つの方法です。
とは言え、転部するためには一定の条件をクリア(成績や試験)する必要があるのが通常ですので、要綱をしっかり確認することが大切です。
例えば、青山学院大学では同大学の学生に限り、転部・転科の試験を受けることが出来ます。
編入学者選抜、転学部・転学科試験(2021年度) | 青山学院大学
大学や専門学校を受け直す
転部・転科のシステムが無い、同じ大学に行きたい学部がない、と言う場合には、他大学への編入試験を受けたり、もう一度大学や専門学校を受け直すという方法もあります。
この場合、希望の大学や学部に再入学することが出来ますが、当然難しいテストに合格しなければならないので、受験勉強をすることが必要です。
大学に通いながら受験する場合は、大学の課題やテストの勉強をしながら受験勉強をすることとなりかなり大変ですが、自分の希望を叶えるための方法の一つです。
現役東大生に勉強を見てもらえるオンライン家庭教師もあるため、再受験するのであればこちらの利用もおすすめです。時間を有効活用でき、最短で合格できる道を進むことが可能です。
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ダブルスクール
自分の学部に所属しながら、ダブルスクールを検討すると言うことも一つの方法です。大学に関してはダブルスクールを認めていない場合が殆どですので、専門学校とのダブルスクールとなります。
私の知人にも、大学に通いながらファッションの専門学校にも通っていたり、アナウンサー養成学校に通っていた先輩や同級生がいました。
専門学校で学べることであれば大学を辞めたり、転部せずとも自分の学びたいことを学ぶチャンスが掴める可能性があります。
休学して自分を見つめ直す
休学して自分を見つめ直すという方法もあります。
国公立であれば休学は無料ですし、私立であっても一部授業料を支払えば休学することが可能です。
休学して留学したり、別の学校に通ってみたり、好きなことを勉強してみるというのも一つの方法かなと思います。
大学院を目指す
大学の学部が思っていたものと違うという場合でも、大学院で自分が勉強したい分野を研究するということも可能です。
例えば私は大学では外国語学部だったのですが、大学卒業後、働きながら経済・経営学の大学院に進み、経済・経営学の研究をしました。
このように、大学院は必ずしも学部で勉強したことを研究しなければならないと言うわけではなく、自分が他の事を研究したいのであれば、その分野の研究科に入学することも出来るのです。
当然、入学試験があり、受験生の大半はその分野を大学4年間勉強してきた学生ですから、畑違いの大学院を目指すためにはかなりの努力が必要となってきますが、努力した分だけ、大学院での研究は充実するのではないかなと思います。
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再受験するならスタディサプリがおすすめ
もし、悩んだ結果別の大学や学部を再受検しようと考えている場合には、スタディサプリ というサービスがおすすめ。
スタディサプリは『ドラゴン桜』にも登場した学習ツールで、好きな時に、自分が勉強したい単元をじっくり学ぶことができるおすすめなサービスです。
私自身、実際に使ってみて、分かりやすい授業を何度も繰り返し聞くことができ、予習復習に最適なサービスだと感じています。
スタディサプリは苦手克服にも得意を伸ばすのにもとてもおすすめですので、是非一度無料体験にチャレンジなさってみてください。
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終わりに
この記事では、大学の学部選びで後悔したときの対処法を6つご紹介しました。
他学部・他学科履修、転部・転科、別大学に入り直す、ダブルスクール、休学、大学院への進学と、様々な選択肢があり、どの選択も自由に考えることが出来ます。
たとえ今、大学の学びに満足できていなかったとしても、様々な可能性を検討することで、きっと自分が本当に勉強したかったことを研究することが出来るようになると思いますので、色々な選択肢を検討してみてください。
※卒論の書き方紹介はこちら