大学に入りたいと思ったとき、どの大学に入るのかと言うことも大切ですが、大学で何を学ぶのか、つまり、どの学部・学科を選ぶのかと言うことがとても大切です。
大学に入ってから、学びたいことと違った、学部を間違えたと後悔しないいためにはどのように学部・学科を決めたらよいのでしょうか。
この記事では将来、「この学部にして良かった」と思える、「失敗しない学部の選び方」をご紹介します。
迷ったら読みたい大学の学部の選び方-学部や学科を間違えたと後悔しないための失敗しない学部の決め方とは
大学選びでは、志望校や志望学部に迷ってしまうことがあります。
学部選びで、どの学部が自分に合っているのか、将来後悔しない学部選びはどのように行えばよいのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
大学選びでは、まず志望学部を決めて志望大学を絞っていく方法と、志望大学を決めて、その大学の中で志望学部を選ぶという方法の、2つの方法があります。
どちらが良い悪いということはありませんが、自分が将来後悔しないためには、自分が興味がある学部に入ることと憧れの大学に入ることの優先順位を明確にして、大学・学部を決めることが大切です。
学部が先か, 大学が先か
大学選びでは
①学びたい学部を絞ってから大学を決める方法
②憧れの大学を決めてからその中で学部を選んでいく方法
の2つの方法があります。
私の場合、高校1年生のときに憧れの大学に入りたいと思い、その大学を目指していたのですが、高校3年生の夏に、自分が行きたいと思った大学がその大学になく、志望大学を変更しました。
つまり、高校三年の夏までは②の方法でしたが、高三の夏以降は①の方法となった感じです。
どちらがいいということも無く、大学選びは自由に行えばいいと思うのですが、先ずはこの2つの方法のメリットとデメリットをご紹介します。
①学びたい学部を先に決めるメリット・デメリット
学びたい学部をまず決める方法のメリットは、幅広い学部から自由に勉強することを選ぶことが出来るという点。
志望大学に行きたい学部がないということが無いので、入学してから学部を間違えたと感じる可能性が低いです。
一方で、デメリットとして、行きたい学部がある候補大学が無い可能性があるということ。法、経、商、文学部や理、工、農学部など、メジャーな学部であれば、大学も豊富にありますが、設置している大学少ない学部の場合は自分のレベルに合った大学が見つからなかったり、遠くて通えなかったりする可能性があります。
②大学を先に決めるメリット・デメリット
大学を先に決める場合のメリットは、自分のレベルに合った大学を受験し易いということや、通い易い大学を選ぶことが出来る、憧れの大学に挑戦できるということ。
一方で、志望大学に設置されている学部に興味が無いという場合や、大学に入ってから学びたいことではなかったと感じてしまう可能性が高くなるということがデメリットです。
勿論、志望大学に自分が行きたい学部があるということであれば問題ないのですが、第一志望の学部は不合格で、滑り止めで受験した興味の無い学部に合格すると言う可能性も有ります。
学部の選び方を紹介
さて、先に志望学部を決める、志望大学を決めるという差はあっても、最終的には入学する学部を決めなくてはなりません。
続いては、どのように学部を決めたら良いのかをご紹介します。
学びたいことで学部を選ぶ
始めにご紹介する選び方は、「学びたいことで学部を選ぶ」方法です。
例えば、木材について研究したいから農学部、ロボットについて学びたいから工学部、海外について学びたいから外国語学部、などの選び方です。
純粋に自分の興味がある分野を大学でも勉強できるため、大学の勉強が楽しいと感じられる学部の決め方だと言えます。
ちなみに筆者もこの方法で外国語学部を選び、就職後は大学で学んだことを生かして海外営業の仕事をしています。
※外国語学部の研究内容はこちら
得意教科で学部を決める
得意教科で学部を決めるというのは、数学が得意だから経済学部、物理が得意だから工学部、国語が得意だから文学部というような選び方です。
得意分野にそって学部を選ぶので、大学の授業自体を難しいと感じることはあまり無いと思いますが、その教科を深めることが本当にやりたいことなのかを良く考えて学部を決めることが大切です。
英語が得意だから英文科にしたけど、英文学に興味が無かった、という場合には大学4年間が辛いものになってしまう可能性も有ります。
※英文科についての紹介はこちら
将来の夢を叶えられる学部に
将来の夢が決まっている場合には、その夢を叶えるために一番近道になる学部を選ぶ方法があります。
例えば、医者になりたいから医学部、法律家になりたいから法学部、会計士になりたいから商学部、デザイナーになりたいから芸術学部、保育士になりたいから教育学部などの選び方です。
特に資格が必要な職業に就きたいと思っている場合には、自分がなりたい職業の資格を取得することが出来る学部選びを行うことで、夢に近づくことが出来ます。
役に立つかで学部選び
将来役立つか、と言う視点で学部を選ぶのも一つの方法。
外国語が使えると将来役立つから外国語学部、経営学の基礎を知っていると役立つから経営学部、という選び方。
将来役立つと言う視点で選ぶと、モチベーション高く勉強することができますが、その学問に興味が無い場合には勉強が面白くないと感じてしまうことも有ります。
一方で、就職先で、自分が学生時代に勉強したことを生かして仕事ができたりすると、大学時代に勉強しておいて良かったと感じることが出来ますし、スキルアップにも繋がります。
就職先で勉強したことを全く使わない、ということもありますが、モチベーション高く勉強したことは必ず自分の力になるので、一生懸命勉強することが大切です。
※経営学部と経済学部についてはこちら
入り易い学部を選ぶ
最後は入り易い大学を選ぶと言う方法。
例えば、志望大学を決めていて、その大学の中で自分のレベルに合った学部を受験するなどがこの方法に当てはまります。
また、自分が未だ何に興味があるのか分からない、という時にも、志望大学を先に決めて、その中で入り易い学部に入学するということもいいのかなと思います。
大学とうのは自ら学び活動する場なので、自分が楽しく大学生活を送れることが一番です。そのために、大学から先に選んで、その中で入り易い学部を選ぶというは決して悪いことではありません。
その大学だから出来る活動、その大学だから送ることが出来る大学生活もありますので、行きたい大学が決まっているのであれば、こちらの方法で選ぶのもいいのではないかなと思います。
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終わりに
この記事では大学の学部の選び方をご紹介しました。
大学の学部選びは人生の一大イベント。
とても迷うと思いますが、自分の好きなこと、将来の夢など、様々な観点から興味がある学部を選んでみてください。
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