メキシコではUberが生活の足として多く利用されているのですが、注意したいのが忘れ物です。実は私もUberで忘れ物をしたことがあります。忘れ物は鞄で、中に財布、パスポート、ビザなど、生活に必要なもの全てが入っており、忘れたのに気づいたときには血の気が引きパニックになりました。
しかし、なんと忘れた鞄がちゃんと手元にに戻ってきたのです。今回はそんなUberの忘れ物についてご紹介します。
- メキシコでは基本忘れ物は戻ってこない
- Uberで忘れ物-普段より多い荷物に気をとられ
- Uberホームページ記載の対応を試してみるも
- Uberが忘れ物を届けに来てくれた!
- できれば到着前に電話をかけておく
- 下車前はもう一度座席を確認して
- 終わりに
メキシコでは基本忘れ物は戻ってこない
メキシコを含む海外では、忘れ物をすると二度と戻ってこないことが多いです。ですから、鞄や財布は肌身離さず持っておくことが基本ですし、常に忘れ物をしないように心がけておくことが大切です。
しかし、どんなに気をつけていても、忘れ物をしてしまうことがあるのです。
Uberで忘れ物-普段より多い荷物に気をとられ
Uberに忘れ物をしたのはある意味必然だったのかもしれません。
その日私は妻子とUberを利用して出かけていました。普段は車で出かけるのですが、この日は駐車場がない場所に行く予定だったので、Uberを選択しました。
普段出かけるときは荷物は子どものオムツやご飯を入れたバッグ1つとベビーカーだけというスタイルなのですが、この日はもう一つ余分に荷物を持ってきていました。
Uberで目的地に到着し、私が子どもを抱え、妻はもう一つの荷物を手にトランクにベビーカーを取りに行きました。
鞄は私と妻の間においておいたのですが、ドアから出るとき、私は左側の近いドア、妻は右側の近いドアを利用。真ん中においてあったオムツの入った大きな鞄を置きっぱなしにし車から出てしまったのです。
私は子どもに気をとられ、妻はベビーカーに気を取られ、大きな鞄のことを二人ともすっかり忘れ、Uberが去った後、鞄がないのに気づいたのです。
目の前が真っ白とはこのこと
鞄忘れに気づいたとき、血の気が引く感覚というのを初めて味わいました。目の前が真っ白になり、唖然。。。
そして最悪なことに、鞄の中に妻子のパスポートと私の財布が入っていたのです。事の重大さに冷静さを忘れ焦りました。
そしてその2日後には日本への一時帰国が決まっており、日本に帰れなくなるという不安感に押つぶされそうでした。
Uberホームページ記載の対応を試してみるも
Uberのホームページを検索すると、対応策が書いてあります。
①Primero, abre la app de Uber, haz clic en el menú y entra a la sección Tus Viajes.
②Selecciona el viaje dónde crees que olvidaste tu objeto. No dejes que el pánico te confunda y asegúrate de elegir el viaje correcto.
③A continuación, ve hacia la sección de Ayuda y haz clic en Perdí un objeto.
Introduce un número de teléfono de contacto y pulsa Enviar. No te olvides de revisar que el código de tu país y ciudad sean correctos.
④Luego, recibirás una llamada que te contactará con el Socio Conductor del carro donde olvidaste tu pertenencia.
⑤Si el Socio Conductor confirma tener tu objeto olvidado en Uber, respira aliviado y ponte de acuerdo directamente con él para coordinar la entrega del objeto y listo. Fin de la pesadilla.
Cómo recuperar objetos perdidos en Uber l México l Uber Blog | Uber Blog
簡単に言うと、「Uberアプリのお問い合わせフォームから問い合わせてください。」ということなのですが、実際に問い合わせてみても上手く行かない。
電話はスペイン語でよく分からないし焦っているしで全然解決できませんでした。
Uberが忘れ物を届けに来てくれた!
そうこうしながら、妻はやることがあり先に目的地に、私は下車したところで子どもと一縷の望みを抱いて待っていたところ、なんと!40分ほど経ってからUberの運転手さんが荷物を届けに戻ってきてくれたのです!!!
運転手さんは「忘れ物が後部座席にあって、あわてて戻ってきた」と仰っていて、まさに救世主に見えました。
Uberは下車後に運転手の採点ができるシステムになっているため、悪いことができないということもあったのだと思いますが、本当に運転手さんの優しさに感動しました。
できれば到着前に電話をかけておく
今回は、優しい運転手さんが戻ってきてくれたのですが、Uberは下車後直接運転手さんにコンタクトする方法がありません。
ですが、乗車前であれば電話することができるのです。ですから、対策として、Uber乗車前に一度電話をかけておいて、履歴を残しておくのがいいのかなと思いました。
そうすることで、万が一忘れ物が合っても、履歴から運転手さんに直接コンタクトが取れるため、忘れ物について話すことができます。
下車前はもう一度座席を確認して
そしてもう一つ重要なことは、下車前にもう一度座席を確認すること。これは今後徹底したいなと思います。必ず下車前は自分が居たところを振り返って、忘れ物がないかの確認を行ってください。
終わりに
今回はメキシコでUberから下りるときに忘れ物をしてしまった体験をご紹介しました。絶望の淵から救い出してくださったUberの運転手さんに感謝するとともに、Uberだから忘れ物が戻ってきたということを忘れず、気を引き締めて今後は過ごしたいですし、例えUberであっても、荷物が戻ってこないことも大いにありえますので、二度と忘れ物をしないように気をつけたいと思います。
※メキシコに持ってきた家電の話はこちら