赤道直下の町エクアドルのキト。赤道というと灼熱のイメージですが、高地にあるキトはとても涼しく過ごしやすい、観光には最適な町なのです。今回はそんなエクアドルのキトをご紹介します。
赤道の町キトのおすすめ観光スポット-エクアドル キト旅行記(2017/11)
エクアドルの首都キトは、標高2850mと言う、富士山の山頂よりも高い位置にある町。
古代インカの都市が存在したキトには、16 世紀から 17 世紀に造られた教会、ヨーロッパ、ムーア、先住民族の様式を融合した建造物が多く残っています。
美しい街並みと歴史的な雰囲気、アンデスの景観が魅力のキトは、エクアドル旅行でも特におすすめな観光地です。
赤道のモニュメント
キトといえばこの赤道のモニュメント。
絶対外すことのできないお勧め観光スポットです。
ちなみにGPSが発達した今、この赤道のモニュメントが赤道に無く、赤道は他の場所に通っているともいわれています。
バシリカ教会
こちらはキトのバシリカ教会。南北アメリカで最も古いバシリカ教会といわれています。
バシリカ教会とは、ローマ教皇によって様々な特権が付与された教会のこと。
このバシリカ教会、遠くから眺めても壮大ですが、実は近づいてよく見ると、ガーゴイル(雨どいの機能を持った飾り)が全てエクアドルの生き物(亀とか)がモチーフになっています。
キト市街
続いてキト市街。キトの市街地は世界で初めて世界遺産に登録された12の世界遺産の1つで、旧市街全体が世界遺産に登録されています。
市街地の中心、プラサ・グランデ(独立広場)は人々の憩いの場になっていました。
キト市街地には多くの歴史的建築物があります。
特に南米大陸での布教の中心となったという経緯から、アメリカ大陸の修道院と呼ばれるほど、沢山の教会があります。
キトの市街地には黄金の教会と呼ばれる教会もあります。内装が金で装飾されており、豪華でした。
パネシージョの丘
キトを見渡すことのできるパネシージョの丘も見どころの1つ。パネシージョの丘から見るキトの町並みと抜けるような青空の合わさった風景はなんとも言えない爽快感に溢れていました。
キトの町は標高2850mの高さにあるのですが、この丘はもう少し高く、3000mほどの位置にあります。
ここまで来るのには、少し危ないところにあるので、タクシー利用をお勧めします。
パネージョの丘には民芸品が並ぶ市が立ち並んでおり、店員さんと話しながらお土産を買ったのも思い出に残りました。
終わりに
今回は南米エクアドルの首都キトをご紹介しました。
キトは旧市街や赤道モニュメントなど、とても楽しく観光できる町です。
しかし、現在エクアドルの犯罪率が急上昇しており、残念ながら安全とは程遠い国ですので、観光の際は安全に注意して、気を引き締めて観光を楽しんでください。
また、2850mの高地にあるため、高山病にも注意です。キトではゆっくりと行動し、鉄分補給のサプリなどを服用しながら、無理なく観光するようにしてください。
※エクアドルの旅行の注意点はこちら