海外駐在をしていると、別のキャリアを思い描いたり、日本に腰を落ち着けたくなったりと転職を考えることがあります。
この記事では、海外駐在員の転職活動の最適な開始時期についてご紹介します。
海外駐在中の転職活動はいつから?-開始時期は3か月前からがおすすめ
海外駐在員として海外で働いていると、自分の今のキャリアが本当に最善の道なのか、ずっと海外にいてもいいのか、様々な葛藤に苛まれることがあります。
実際、駐在中に知り合った方々や、同僚の、海外駐在中に別のキャリアを目指して転職するという話も多く聞きます。
海外にいると物理的に面談が難しかったりと日本にいる時よりも転職活動ができる幅が狭まってしまうこともあるのですが、最近ではオンラインで面接ができたり、エージェントの方との面談もWeb会議システムで可能だったりと、転職のハードルが下がってきています。
そんな海外駐在中の転職活動ですが、いつごろから開始するのが良いかというと、転職したいタイミングの2-3か月前から開始するのがベストだそうです。
3か月前から転職サイト・エージェントに登録
転職活動の開始時期は転職して次の職場で働き始めるタイミングの2-3か月前がおすすめ。早すぎると面接を断られてしまったり、遅すぎると帰国のタイミングに間に合わないという可能性も出てきてしまいます。
転職活動の開始というのは、転職サイトに登録したり、転職エージェントの担当者との面談を開始することを指すので、ざっくり3か月前くらいから色々なサイトやエージェントに登録するのが良いかなと思います。
ちなみに、エージェント登録前に今後のキャリアについてキャリアコーチングを受けてみたいという場合には、その更に3か月ほど前くらいからキャリアコーチングサイトに登録していきます。
転職がほぼ決まっているなら3か月前から転職サイトに登録、キャリアについて迷っていてまずはコーチングを受けてみたいという場合は6か月ほど前からコーチングサイトに登録するという形がおすすめです。
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転職サイトと転職エージェントの違い
転職を考えた時に耳にする言葉に、「転職サイト」と「転職エージェント」という2つがあります。また、「ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト」というものも存在します。
転職サイトとは
転職サイトは、「マイナビ転職」、「リクナビネクスト」、「エン転職」、「doda」などの、掲示板式のサイトで、ここに登録することで求人を見たり、気になる求人に応募することができたりします。
例えば、大学や学校法人の求人を見たい場合には「マイナビ転職」に登録する必要があったりと、転職サイトごとに特異なジャンルが異なっているため、まずは転職サイトに登録して雰囲気をつかむことが大切です。
ちなみに、「doda」はdodaのサイトに登録するだけで、求人情報の確認とエージェントサービスのどちらも受けることができるのでお勧めです。
※dodaの詳細説明と口コミこちら
転職エージェントとは
転職エージェントというのは、掲示板方式の求人から自分の興味がある企業に応募する形ではなく、エージェントサイトに登録することで、担当者がつき、担当者が自分のこれまでのキャリアや特性に合わせた求人を提案してくだるシステム。別の呼び方では人材紹介会社と呼ばれます。
エージェントサイトには、「リクルートエージェント」、「マイナビエージェント」、「エンエージェント」などのサービスが代表的。
エージェントが人材を探し、企業に紹介する形となるので、その企業とエージェントの間には強い信頼関係がある場合が多いです。つまり、そのエージェントがおすすめしてくれる企業は、面接を受けにくる候補者に興味を持っている場合が多いのです。
一方で、エージェントごとに得意とする分野や関係を持っている企業、業界が異なるため、自分がどうしても行きたい企業がある場合などにはエージェントの提案が的外れとなってしまう可能性もあるので、自分に合ったエージェントと出会えるまで面談を続けるのがおすすめです。
※海外駐在中の転職でおすすめなエージェント一覧はこちら
ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト
ハイクラス向けの転職サイトというのは、登録しておくとハイクラス(年収700万-)の求人にアクセスすることができるサイトで、登録時に一定の年収が必要だったり、登録時の審査がある求人サイトのことを指します。
例えば、「ビズリーチ」、「リクルートダイレクトスカウト」などが当てはまります。これらのサイトに登録すると、各エージェント会社のエグゼクティブ転職専門の担当者から「スカウト」や「ヘッドハンティング」という形でコンタクトがあり、その担当の方から、自分に合った転職先を紹介していただくことができ、さらに面接へと進むことができます。
また、登録しておくことで求人を出している企業から直接コンタクトをもうこともでき、その場合にはその企業で決定権を持っている方との面談や面接も可能となります。
どのサイトに登録すればいいのか
色々な違いがある転職サイト、転職エージェント、ハイクラス転職サイトですが、結局どのサイトに登録すればいいのかということ、気になったものは全部登録しておくのがおすすめです。
転職サイトでは、自分の好きな企業に応募することができますし、業界によってはある特定の転職サイトからのみエントリーが可能だったりするので、転職サイトの登録はマストと言っても過言ではありません。
エージェントの利用は、客観的な目も交えて転職がしたいという場合や担当者と相談しながら進めたいという場合にとてもおすすめ。自分が知らなかった業界やこれまであまり興味がなかった仕事などから自分に合っている仕事と出会うことができます。
エージェントというのは無数にあるので、一つ一つ登録しているととても大変。そこで利用したいのが、「ビズリーチ」、「リクルートダイレクトスカウト」などのハイクラス向け会員制転職サイトです。ここに登録しておけば、自分の経歴を見て興味を持っていただいたエージェントの方から声をかけて頂けるため、エージェントサイトに個別に登録していく大変さが無くて済むという利点があります。
どのサイト、サービスにもそれぞれ良い点がありますので、まずは「名前を聞いたことがある」、「興味が出てきた」というサイトに登録してみるのがおすすめ。最初はどの会社が掲示板型で、どの会社がエージェントなのかもよく分からないので、登録していくうちに何となくわかってくるという形でいいのではないかなとおもいます。
ちなみに、エージェント業界は転職が決まったら企業側がエージェントにお金を支払うシステムが一般的なので、利用時は無料というところが多いのも安心できる要素です。
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オンラインビジネス英会話
ここまで転職活動はいつから開始するのが良いのかをご紹介してきました。
転職を考える際にビジネス英語レベルの英語力があると有利になることも多いので、海外駐在中に英語の勉強をしておくのもおすすめ。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのがお勧めです。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
海外駐在中の転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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終わりに
この記事では、海外駐在中に転職したいと思ったときの転職活動開始のタイミングについてご紹介しました。
海外駐在中の転職は。転職希望日の3か月ほど前から転職サイトに登録するのがおすすめ。
転職サイトは掲示板型の転職サイト、転職エージェント、ハイクラス向け会員制転職サイトがありますが、最初は気になっていた会社のサービス全部を登録して、サービスを試しながら取捨選択していくのが良いかなと思います。
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