メキシコは車社会ということで、車のタイヤがパンクした場合、非常に困る自体となってしまいます。
この記事では、そんなタイヤがパンクした時に使える応急措置の道具をご紹介します。
メキシコでタイヤがパンクした時の応急措置の道具を紹介
タイヤがパンクした時には、スペアタイヤに交換するのが定石ですが、まれに交換できない事態となることがあります。
例えば今回私はタイヤがパンクしてタイヤ交換をしようと思ったときに、タイヤを外すためのロックナットを外すためのキーアダプターを無くしてしまい(1ヶ月くらい前に行ったタイヤ屋さんが返却をわすれた)、タイヤの交換ができなくなってしまいました。
そうなると車を動かすこともできず、タイヤの修理もできなくなってしまうため、車を動かすためのレッカー車を呼ぶこととなります。
ただ、レッカーを呼ぶ前に、一つためして頂きたい方法があるのです。
AUTO ZONEのINFLA LLANTAS
タイヤがパンクした時に試していただきたいのが、こちらの「INFLA LLANTAS」という商品。
AUTO ZONEで購入することができます。
この道具は、スプレーの様にタイヤの空気を入れる部分に吹き入れることで、タイヤの中に膜を作り、空気が漏れなくなるというもの。
この商品には、膜を作る液体だけのタイプと、液体と空気どちらも詰まっているタイプがあり、お勧めなのは液体と空気がどちらも詰まっているタイプの商品です。
釘が刺さったりと言ったパンク使用することができ、よっぽど大きい穴が開いていなければその効果を発揮してくれます。
上の写真がその商品となります。
使い方
使い方はとても簡単。
まず、車のタイヤの空気を入れるところのキャップを外します。
つづいて、このスプレー缶の管の先の部分をタイヤの空気を入れるところに取り付けます。
取り付けは、キャップを閉じる要領で、くるくると管の先の部分を回すとしっかり固定できます。
ゆるいと液体と空気が漏れ出てしまうので注意です。
あとはヘッドの部分を押すとこのように白い液体がタイヤの中に注入されていきます。
ずっと押していると、上の写真のように液体が少なくなります。
空気と液体が完全にスプレー缶からなくなったらOKです。
商品使用後はこのように、タイヤに空気が入りました。
走行は30km/h以下で
この商品でパンクを一時的に直すことができるのでとても便利ですが、走行は30km/h以下で走行する必要があるそうです。
今回、ディーラーまで30分ほど走ったのですが、空気が漏れ出ることもなく走ることができました。
30-40分くらいは持つのかなという印象です。
あとは町にあるタイヤ屋さんにいって、タイヤのパンクを直してもらえばOK。
タイヤ屋さんには「この商品使ったんだけど」と、スプレー缶を見せて上げればしっかと対応してもらうことができます。
終わりに
この記事では、メキシコでタイヤがパンクした時の応急措置として使用できる「INFLA LLANTAS」という商品をご紹介しました。
とても便利なので、遠出する時などは1本車においておくのも良いかなと思いました。
値段も150ペソくらいでお手ごろなので、是非こちらの商品を利用なさってみてください。
※ロックナットをはずすキーアダプターが無くなったときの対処法はこちら