地方での転職活動は一般的に難しいと言われています。
この記事では、地方での転職活動の何が難しいのかについてご紹介します。
- 地方での転職活動は難しい?-実際に転職して感じたこと
- 地方転職は求人が少ない
- 募集人数が少ない
- 希望条件に合う求人が少ない
- おすすめ転職エージェント
- 迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
- オンラインビジネス英会話
- 終わりに
地方での転職活動は難しい?-実際に転職して感じたこと
地方での転職活動は関東での転職活動と比べて難しいと言われています。実際に地方で転職活動を行ってみてやはり難しいと感じました。
何が難しいのかというと、一つ目の難しさが求人の少なさです。関東の求人数と地方での求人数は大きく異なっており、自分が希望する仕事を見つけることが第一の難関といえます。
そしてもう一つの難しさが募集人数の少なさです。東京での求人では募集人数が複数人の場合が多いですが、地方での転職では1つのオファーにつき募集人数1人という場合が多くあります。
地方転職は求人が少ない
地方転職の難しさの要因のひとつ目が、求人数の少なさです。
厚生労働省が発表している2020年度の都道府県別有効求人数（パート含む）※は、
東京：2,944,734件
大阪：2,123,872件
愛知：1,34,9349件
となっており、3位の愛知県でさえ東京の半分以下の求人数です。求人数の少ない県のトップ3は以下の通りとなっており、3件を合計しても東京の1/6程度の求人数しかありません。
鳥取：147,314件
高知：151,013件
山梨：164,175件
私は東海地方で転職活動をしたのですが、それでも東京と比べて求人が少なく、「勤務地が東京ではなくて東海地方なら希望するのに」という気持ちになった求人がいくつももありました。
※厚生労働省HP参照
募集人数が少ない
求人数が少ないこととリンクすることではありますが、求人があっても募集人数が1人もしくは若干名という求人が多いのも地方転職の難しいところ。
同じような求人があった場合にも、関東や関西の募集であれば複数名の募集となっているので、東海地方の募集は1名というような求人が多くありました。
地方では求人を見つけられたとしても、募集人数が限りなく少ない募集となっているため、書類審査から最終面接までの間で落ちてしまうことも多いです。
1つの枠に何百人もの求職者が殺到する状態となっているため、転職が非常に難しいと言えます。
希望条件に合う求人が少ない
地方では待遇や企業へのアクセスのしやすさといった部分で関東や関西に比べて条件が厳しい企業が多いです。
特に給与面では関東の給与と比べて低いことも地方転職で希望の職に就くのが難しい要因です。
リクルートの調査によると、関東地方の地域別平均は523万円で、北海道・東北の413万円、九州の410万円と首都圏と年収でも大きな開きがあります。※※
私も実際に転職活動をしていく中で、関東や関西で募集されている求人の待遇と東海地方の企業の待遇の間に差があると感じていました。
給与面などの面でも地方での転職は関東や関西と比べて難しいと言えます。
※※リクナビNEXT参照
都心vs地方の最大格差は２割！地域別年収差を徹底比較｜【Tech総研】
おすすめ転職エージェント
転職活動ではサポートしてもらうエージェント選びが大切です。
エージェントにはそれぞれ強みがあり、その強みによってサポート内容が変わってくるのですが、「en world」、「アサイン」、「MTA エージェント」、「JAC リクルートメント」、「リクルートエージェント」などがおすすめのエージェントです。
私は最終的に東海地方に強いエージェントである「MTAエージェント」から紹介いただいた企業に就職したのですが、en world、JACリクルートメント、リクルートエージェントなどは全国に求人を持っているため、非常に頼りになるエージェントです。
この3つの登録はベースとして、さらに地方に強いエージェントにサポートをしていくというのがおすすめな転職方法です。
転職エージェントは、面談を通してこちらの希望を聞きながら、おすすめの求人を紹介してくださるプロの人材紹介業者さんで、自分の経験や能力を生かした将来設計を一緒に考えてくださる存在ですので、転職希望という方は是非面談にチャレンジなさってみてください。
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迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
将来のキャリアプランについて迷っているという場合にはキャリアコンサルタントに相談するのも一つの方法かなと思います。
最近ではオンラインでコンサルを依頼できるサービスも充実しているので、気になるという場合は一度無料相談を試してみるのがおすすめです。
※キャリアコンサルタントのまとめ記事はこちら
オンラインビジネス英会話
転職を考える際にビジネス英語レベルの英語力があると有利になることも多いので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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終わりに
この記事では、地方での就職活動が難しい理由や実際に転職活動をして感じたことをご紹介しました。
地方での転職は、求人数、採用人数、待遇面という3つの側面で関東や関西での転職より厳しいものだと言えます。
一方で、地方での転職においても、質の高いエージェントとしっかりと取り組んでいけば、希望の仕事を見つけていくことが可能です。
転職活動ではエージェントとの取り組みがとても重要であり、エージェントの良し悪しが転職の結果を左右するといっても過言ではないくらい重要な存在でもあります。
転職を考えているという場合は、エージェントをしっかりと比較して、本当に信頼できるエージェントにサポートを依頼するのが重要ですので、今回ご紹介した内容を踏まえてエージェントとの面談に臨んでみてください。
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