すみくにぼちぼち日記

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転職活動は落ちる?-書類通過率は10% 面接も難しい

転職活動を進めていくと、なかなか内定がもらえずに難しいと感じることが多いです。

この記事では、転職活動を実際に行って感じる転職の難しさについてご紹介します。

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転職活動は落ちる?-書類通過率は10% 面接も難しい

転職活動では活動を進める程にその難しさに自信を失ってしまいます。

特に難しいと感じるのが最初のステップである書類審査です。

転職活動では書類審査が厳しく、新卒の就活に比べて書類通過率が低いため、書類審査が通らないということが多くあります。

リクナビによると新卒のESの通過率は大体50%程度※と言われているそうですが、リクルートエージェント調べの転職活動の書類通過率は平均10%、20代でも20%※※。つまり、新卒での就活に比べて書類段階で不合格となりやすいのが転職活動なのです。

 

※出典:リクナビ HP

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/9708/

※※出典:リクルートエージェントHP

https://www.r-agent.com/guide/article6948/

 

転職では書類で篩にかける

新卒採用では、一括で何十人・何百人と採用するため、ある程度基準に合っていたら書類を通過させることが多いです。書類よりも面接重視で人選を行うイメージです。

一方で転職活動では企業も「こういう経験を持ったこういう人を採用したい」というしっかりとしたビジョンを持っており、その募集要項に当てはまる人材を採用したいと思っています。

そのため、書類審査の段階でしっかりと「自社の求める人材」かどうかを見分けています。また、募集する人員も1人や2人、若干名ということが多く、採用の絶対数も少ないのが転職活動です。ですから、書類審査で面接する人数をできるだけ絞るということで企業側もできる限りスムーズに人選を行いたいと考えています。

つまり、逆に言うと、書類に通った時点で面接では自分に興味があるという証でもあるのかなと思います。

私自身、企業での中途採用を行っていたのですが、その際も書類でまずは自社の募集要項に合致している方に絞って、実際に面接するのは一次面接で10人以下、最終面接で2-3人という感じでした。この際の判断基準は「自分たちが求めている人材かどうか」の一点。学歴や所属企業は全く重視していませんでした。

このように、中途採用は書類選考の段階で、自社の求める人材を絞るので、「書類で落ちても普通」くらいの感覚でいればいいのかなと思います。

ちなみに、中途採用の書類審査の基準は「自社の募集要項に合う人」という基準ですので、書類審査でご縁が無かった場合でも、それはその募集要項に適していなかっただけであり、自分のキャリアや能力が足りていないということでは決してありませんので、落ち込まないことが大切です。

 

転職活動で書類に落ちる

転職活動では書類審査に沢山落ちる、そして私自身も採用側として書類審査や面接を経験してきたのですが、自分の転職活動においても「書類で落ちまくる」ということを経験しました。

転職活動では、沢山の企業に山のように書類を送りましたが、殆ど通過せずに心が痛いという状況が続きました。平均通過率が10%ということなので、10社送って1社しか通過しない。これは当然の帰結ではありますが、実際に経験すると心が本当に痛いです。

というのも、10回に1回「合格しました」という連絡が来るだけならいいのですが、10回送って9回「落ちました」という連絡を頂くわけです。20社応募したら18社からお祈りされる、30社なら27回落ちるのです。27回振られ続けるといかに鋼のメンタルを持っていてもやっぱりがっかりしてしまいます。

ただ、募集人数も1人や2人という場合が多く、そこに何百人も応募するということで、書類で落ちるのはある意味当然なのです。

落ち続けて当然なので、落ちることは気にせず心を無にして、機械的に応募して機械的に合格の通知だけを頭にインプット、不合格メールは一瞬確認してその場でゴミ箱に捨てて忘れることが大切。

転職活動ではESなどはほぼ書かなくてよくて、職務経歴書と履歴書の2つだけで応募できる企業が多いので、その2つを作りこんであとはひたすら気になる企業に応募しまくる。当たったらラッキーくらいの感覚で心を無にして応募に応募を重ねることが大切。

あとは野となれ山となれ。

面接に進むことができたら、初めてそこで面接対策をするというのがコツかなと思います。面接では、しっかりと気持ちを入れて、自分の良さを自分の言葉で語れるように準備することが大切です。

ちなみに、応募する企業は、しっかり選んだ方が良いです。気になっていない企業に応募して面接に進んでしまうと、面接対策がかなりつらいので、求人をしっかり読んで、気になった企業には躊躇なく応募するのが良いかなと思います。

 

※日系と外資系の面接の違いはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

面接も難しい転職

書類がなかなか通らない転職活動ですが、書類審査の後の面接も難しいと感じます。

新卒では面接を10社受けたら5社くらいは1次面接を通過するイメージなのですが、転職ではほぼ落ちます。

ただ、新卒での就活のように何度も面接がないので、最初の面接がほぼ最終面接となっており、一次面接に通ると後は役員面接で軽くお話しする形が多いです。

多くても3次面接くらいの面接数となっています。

その点で、1次面接は難しいのですが、それさえクリアしてしまえば後は比較的楽に内定まで進むことができます。

 

転職サイトの登録ならdoda

転職活動を進める中では転職エージェントや転職サイトに登録することとなります。

エージェントさんは自分の希望や経歴に合った企業を紹介してくださる存在なのですが、自分で求人を探したりという面では物足りない部分があります。

ですので、エージェントを利用しながら、転職サイトも併用するのがおすすめ。転職サイトは「リクナビNEXT」、「マイナビ転職」などがありますが、おすすめなのは「doda」です。

「doda」は、dodaのサイトに登録するだけで、求人情報の確認とエージェントサービスのどちらも受けることができます。

自分の希望に沿った転職先を自分で探すことができる上、エージェントが自分に合っていると思った企業ともコンタクトができるので転職の幅が広がるというのがおすすめな理由。

色々登録はしましたが、現在はdodaしか活用していないので、転職サイトを1つ選ぶとしたらdoda一択。dodaは自己分析ツールも豊富に揃っているのでdodaの登録は必須かなと思います。

 

※dodaのホームページはこちら

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集

 

※dodaの詳細説明と口コミこちら

classroom.hatenablog.com

 

転職活動におすすめなエージェント

30代は転職活動ができる最後のチャンスともいわれており、転職活動をする場合、意識的に30代の転職に強いエージェントを選ぶことが大切です。

エージェントにはそれぞれ強みがあり、その強みによってサポート内容が変わってくるのですが、30代の転職で特におすすめなのは、

・doda

・アサイン

・en world

・JACリクルートメント

・アクシスコンサルティング

・MS-JAPAN

・リクルートエージェント

・パソナキャリア

等。

転職エージェントは、面談を通してこちらの希望を聞きながら、おすすめの求人を紹介してくださるプロの人材紹介業者さんで、自分の経験や能力を生かした将来設計を一緒に考えてくださる存在です。

私は転職活動で15社ほどの転職エージェントに登録したのですが、下記の記事ではその中でも特に「30代の転職でおすすめなエージェント」をご紹介しています。

ちなみに、転職活動では「en world」への登録は必須と言えるくらいおすすめ。サポートやコンサルタントの対応が素晴らしいので是非面談なさってみてください。

 

※en worldの登録はこちら

エンワールド・ジャパン|グローバル転職

 

※おすすめエージェントの詳細はこちら

classroom.hatenablog.com

 

迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も

将来のキャリアプランについて迷っているという場合にはキャリアコンサルタントに相談するのも一つの方法かなと思います。

最近ではオンラインでコンサルを依頼できるサービスも充実しているので、気になるという場合は一度無料相談を試してみるのがおすすめです。

 

※キャリアコンサルタントのまとめ記事はこちら

classroom.hatenablog.com

 

オンラインビジネス英会話

転職を考える際にビジネス英語レベルの英語力があると有利になることも多いので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。

ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。

転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。

 

※おすすめオンラインビジネス英語はこちら

classroom.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、転職活動の難しさについてご紹介しました。

企業側で中途採用を行っていた経験と実際に転職活動を行っている経験を踏まえて、転職活動の書類通過率10%というのを見て感じるのは、「納得」という気持ちです。

転職の場合、自社の要望する人材かどうかを重視するため、どれだけ優秀な人材であっても、その要望に合っていなければ書類審査は通過しません。

ですので、転職活動の場合は書類は落ちて当たり前というくらいの気持ちで、気負わずに書類選考に臨むのがおすすめです。

 

※海外駐在員を目指すのにおすすめなエージェントはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※20代の転職におすすめなエージェントはこちら

classroom.hatenablog.com

 

 

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