すみくにぼちぼち日記

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海外営業は花形? イメージと現実について

海外営業というと花形というイメージがあります。

この記事では、海外営業のイメージと実際のところをご紹介します。

 

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海外営業は花形? イメージと現実について 

社内の花形部門ともイメージされる海外営業。

私も就職活動をしていた際には、海外営業という仕事に憧れを抱き、かっこいいと感じていまいした。

就職してからも人事課長が「あの方たちは会社を背負うエリート」と海外営業職の社員を見て言っていたのを聞いたことがあります。

実際、上層部となると、「ヨーロッパ支社で社長を経験するのがキャリアパス」といった社内の暗黙の了解の様なものがあったりするので、その点では海外営業という仕事は花形だと言えます。

 

実際の仕事内容

海外営業の仕事は、海外へ自社の製品やサービスを営業するというもので、営業力や製品知識に加えて語学力や忍耐力、ストレス耐性、自走する力など、さまざまな力を求められる仕事です。

日本で海外営業を担当する場合には、実際にユーザーを訪問して営業を行うスタイルと、海外にいる代理店や海外駐在員に対して営業支援を行うスタイルの2つのスタイルがあります。

イメージする海外営業職は実際にユーザーを訪問するスタイルだと思いますが、実際には営業支援の業務の割合が高いことが多いです。

私は運よく営業支援とユーザー訪問を半々くらいの割合で行うことができ、1年に4回くらい海外出張でユーザーを訪問するという形で仕事をしていました。

営業支援の場合、現地の代理店などに製品情報を伝えたり、売上の数値などを分析して現地へ訪問を依頼するなど、マーケティングや企画の要素が強い仕事内容となります。

自分で営業を行い、売上を伸ばしていくというイメージを持っている場合、営業支援の仕事は少しイメージと異なる仕事となるため、注意が必要。

場合によっては国内営業との営業スタイルの差に驚いてしまうこともあるため、海外営業の仕事内容について事前にしっかりと調べておくことが大切です。

 

※海外営業の仕事内容はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

海外駐在の仕事内容

海外営業というと、すごい仕事をやっているイメージがあるのですが、一部の総合商社などを除いて、実際に行う仕事は国内の仕事とほとんど変わりません。

海外駐在の場合は色々な働き方があり、営業、技術、管理などの部門によって仕事内容も大きく異なります。

海外駐在の営業担当の場合、新規開拓とルート営業、マーケティング、人材育成、製品購入・輸入、製品メンテナンスの管理、などが主な仕事となります。

技術の場合、新工場を建設の支援や工場管理、技術的なユーザー支援などを行います。

管理部門では、システム構築、人事評価制度の作成、オフィスの管理体制の構築などがメインの仕事です。

日本と違う点として、日本の成熟した市場では仕事自体が守りの場合が多い一方で、海外の未成熟市場では攻める仕事が多いということがあります。

また、日本では保守的な企業でも海外では大胆にチャレンジできる環境があるというのも異なる部分です。

 

新しいことにチャレンジできる

海外駐在では、新しいことにチャレンジしやすい環境が整っています。

例えば、営業員として海外駐在する場合、新規開拓が主な仕事内容となり、これまでだれもやったことが無い分野に挑戦することができます。

新しい市場を開拓したり、これまで取引が無かった町や国に販売網を構築することで、目に見える形で会社や社会に貢献することが可能です。

技術や管理部門で駐在する場合にも、新しい工場やラインを構築したり、オフィスのシステムを整えたりと、一から拠点を成長させることができるため、面白さを実感できる仕事です。

この部分で、自分でやった仕事がそのまま結果となる部分が多く、日本で働く場合よりも目に見えて結果が出せるので、社内評価は上げやすい環境だと言えます。

 

※海外駐在中の仕事内容についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

人材育成で赴任国に貢献できる

自分の仕事を行いながら、現地スタッフを育成することも駐在員の大切な役割の一つ。

人材を雇用し、育成して、自走できるスタッフを育てることで、自社企業だけでなく、人材育成を通して赴任国にも貢献することができます。

赴任先で育成した人材を日本や他の国のオフィスで研修させて見分を広げさせたり、育てたスタッフが後輩を指導できるような環境を整えたりと、赴任先の仕事環境を整えていくこともやりがいを感じられる仕事です。

人材を育てることで、所属している拠点の成績も上がりやすくなるため、結果を求めている場合には積極的に人材育成を進めることが大切です。

 

※海外駐在中のスタッフ育成についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

海外営業を目指す場合の転職活動

海外営業職を目指すときには、社内で積極的に海外志向だということを発信することが近道です。

ただ、一生懸命仕事に励んでも、会社側の事情で海外営業ができないこともあります。

例えば、ポストに空きがない場合、また、駐在先が少なくて駐在員を必要としていない場合など、自分の努力ではどうしよもない場合には、海外営業職を目指して思い切って転職してみるのも一つの方法です。

転職エージェントの中にはグローバル企業への就職支援を強みとしているエージェントもありますので、転職を考えたいという場合は一度相談してみるのがおすすめです。

ちなみに、グローバル企業に転職を希望するなら「en world」への登録は必須と言えるくらいおすすめ。サポートやコンサルタントの対応が素晴らしいので是非面談なさってみてください。

 

※en worldの登録はこちら

エンワールド・ジャパン|グローバル転職

 

※海外駐在を目指すための転職エージェントはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

駐在前のオンラインビジネス英会話

海外営業として海外に行く場合の英語練習としては、ビジネス英語を学べるオンライン英会話などで練習するのがお勧めです。

ビジネスで使う英語というのは日常会話で使う表現と異なっている場合も多く、実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができるのが利点。

海外営業を目指して英会話を検討しているという場合はぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。

 

※おすすめオンラインビジネス英語はこちら

classroom.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では花形というイメージのある海外営業について、実際の仕事内容などをご紹介しました。

海外営業という働き方は、海外に出てグローバルに働きたいと考えている場合にとてもお勧めな働き方。

ただ、海外にいる分大変なことも多いため、キャリア全体を見ながら色々な選択肢を考えてキャリアデザインを行っていくのがおすすめです。

 

※駐在員のやりがいはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※駐在員の大変なところはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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