すみくにぼちぼち日記

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外国語学部の雰囲気-大学生活はどんな感じ?

海外に興味がある学生が集まる外国語学部。

この記事では、外国語学部の雰囲気についてご紹介します。

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外国語学部の雰囲気-大学生活はどんな感じ?

外国語を軸に地域研究や言語研究を行う外国語学部。

高校で文系を選択していた学生が多く、外国語が好き、海外に興味があるという学生が多く集まります。

外国語学部では、専攻言語を学び、その言語を用いて専門分野の研究を行うというのが一般的。

外国語学部の専門分野は主に地域研究と言語研究の2つの分野があり、それぞれの分野の中でさらに細かく専攻が分かれていきます。

そんな外国語学部ですが、実際にはどのような学校生活をおくる学部なのでしょうか。

この記事では、外国語学部の雰囲気についてご紹介します。

 

※英語が得意な場合の学部の選び方はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

外国語学部の雰囲気

外国語が好きな学生が集まる外国語学部。

外国語学部はコミュニケーションの授業が多いこともあり、積極的で社交的な学生が多いです。もともとはあまりコミュニケーションが得意ではないという学生も、外国語学部でディスカッションや発表を繰り返すうちにだんだんとコミュニケーションが苦手ではなくなるのも外国語学部の特徴。

普段から外国語が飛び交い、海外留学や海外旅行を通してさまざまな価値観を学ぶことによって、偏らない考え方を持つ学生が多いのも特徴です。

留学生も多く在籍しており、国際的な雰囲気の中、学生生活を送ることができます。

 

男女比で圧倒的に女性が多い

外国語学部の最大の特徴ともいえるのが男女比。

圧倒的に女性が多いのが外国語学部です。

男女比で言うと、2対8くらいの割合で女性が多く、学科で男性が一桁だったりします。食堂などに行ってもほぼ女性で、男性がほんの少ししかいないので、学校の雰囲気としては女子大のような雰囲気です。

イメージでは工学部の男女比を反対にしたような感じ。

初めての授業ではこの男女比に驚いてしまいます。

 

外国語が好きな学生の集まり

外国語学部ですので、外国語が好きな学生が集まっています。

入学時には得意教科が英語や国語といった語学に長けた学生が多く、また、社会などの教科が好きという学生も多いです。

卒業するときには2か国語、3か国語、4か国語など、マルチリンガルになって卒業していく学生も。

語学の授業が多く設置されているので、一人で何か国語も勉強している学生が多く、普段の会話の中でも「今日は○○語の授業がある」、「これって○○語で何ていうんだっけ」など、外国語についての会話が多く登場します。

様々な言語の授業を準備している大学も多いため、語学を極めたいという場合にはうってつけの学部です。

 

オール外国語の授業が多い

ネイティブによる会話の授業では、90分間全て外国語という授業となります。

日本語が全く登場しないため、1年生では初めての言語で全く授業がわからないという状況になるのですが、4年生になる頃にはほぼ全て理解できるようになることができます。

1年生の時と4年生の時で同じ授業の理解度が非常に高くなっているので、自分の努力を目に見える形で実感できるのも外国語学部のいいところです。

 

長期休みは海外旅行

長期休みに海外旅行に行く学生も多数。

海外旅行もアメリカやヨーロッパなどの定番から、南米やアフリカに行くという強者も。

外国語学部生はバイト代すべてを海外旅行につぎ込んでいるのかというくらい海外旅行にみんな行きます。

 

学年の半数は遅れて卒業する

留学や休学をする学生も多いため、同級生の半分くらいは4年で卒業しないのも外国語学部の特徴。

授業についていけなくなって留年する場合でも、同じ学年を繰り返す学生が多いため、特に浮くこともなく卒業することが可能です。

 

高校みたいな勉強量

特に1年生、2年生の間は毎週小テストがあり、予習復習が必須なので高校の時のように勉強する必要があります。

私も外国語学部に入って、高校よりも毎日毎日勉強しているなと実感しました。

勉強しないとすぐについていけなくなるので、毎日の勉強は必須です。

 

発表やディベートが多い

やたらと発表やディベートの機会が多い外国語学部。

一週間毎日何かしら発表しているという時間割になることも。

グループワークも多いので、友人がたくさんできるのは嬉しい点。

 

外国語学部で学ぶこと

外国語学部では、まず専攻言語の基礎と専攻分野の基礎を学ぶことから授業が始まります。

言語は文法、会話、リーディングと主要な言語活動の授業が毎日あり、それぞれの授業で小テストや発表などを繰り返し行います。

1、2年生では、語学を身に着けながら、同時に専攻地域の地域研究や言語学の基礎を学び、専攻する地域についての知識を身に着けていきます。

3年、4年と学年が上がるにつれてより専門的な分野を深く学ぶようになり、その際には1年、2年時に習得した外国語を用いて原書購読を行ったり、外国の本を読んだりと、外国語を使って学んでいくこととなります。

つまり、外国語学部の目的は語学を身に着けることではなく、身に着けた語学を使ってその言葉が使用される地域に関する研究とその言葉自体を研究することだということができます。

具体的には、外国語を使って原書購読(スペイン語ならスペインやラテンアメリカで発行されて書物)を行い、内容をディスカッションしたり、プレゼンしたり、レポートを書いたりします。他にも翻訳技術を磨いたり、実際に現地に行って調査するということも外国語学部の研究には含まれています。

外国語学部における外国語学習(文法・会話)は主に1年生、2年生で基礎を学び、3年、4年では応用を学びます。そしてその語学の力が上述の様な外国語を読み、考え、まとめ、ディベートし、プレゼンし、レポートし、調査するという活動を行うための道具として使用されるのです。

 

外国語学部の就職について

外国語学部の就職先は通訳、翻訳家、CA、アナウンサーの4つというイメージがありますが、実際はそんなことはありません。一説によると、外国語学部出身でも専門知識を仕事で使用しているのは数パーセントだそうです。

私の学科は全員で50名くらいだったのですが、通訳、翻訳家、CA、アナウンサーは確かにいますが、1人ずつ位でした。

外国語学部の出身でも商社やメーカー、銀行に勤める人もいますし、職種も営業、総務から工場管理まで様々です。ですので、就職先はあまり気にせず、興味がある学部を選ぶと良いかなと思います。

 

※英語を生かせる仕事はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

英語は高校生の間に話せるようになるのが理想

英語が得意な高校生におすすめしたいのが、英語を話せるようになるのは高校生のうちが良いということです。

多くの場合、高校では読み書きとリスニングを頑張って、話す練習をしないことが多く、大学に入ってから話す練習をする学生が多いのですが、言語習得は「若ければ若いほど言語習得が早い」といわれています。ですから、高校生の間に英語を話す練習を沢山するのが英語習得の為の近道です。

最近ではDMM英会話 などのオンライン英会話教室でも質のいいレッスンを受けることができますので、是非活用してみてください。

 

※高校生におすすめのオンライン英会話の比較記事はこちら

classroom.hatenablog.com

 

高校生の間に英語を話せるようになっておくことで、大学の勉強で「英語を使った勉強ができるようになること」や「英語以外の言語を習得できること」、「英語を使いながら海外で活動できること」など、英語を習得する時間を他の活動に充てることができ、大学の活動や研究を一段階高めることができるようになります。

ですから、英語が得意であれば是非英語を話す練習に力をいれて高校生活を送ってみてください。

 

※英語を話せるようになるための練習方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

受験勉強にはスタディサプリがおすすめ

自宅で勉強しているけどはかどらない、学校の勉強で分からないことがある、もっと先の単元まで先取りしたいという場合には、スタディサプリ というサービスがおすすめ。

スタディサプリは『ドラゴン桜』にも登場した学習ツールで、好きな時に、自分が勉強したい単元をじっくり学ぶことができるおすすめなサービスです。

私自身、実際に使ってみて、分かりやすい授業を何度も繰り返し聞くことができ、予習復習に最適なサービスだと感じています。

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※スタディサプリホームページ

 【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

 

※スタディサプリの感想はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、外国語学部の雰囲気をご紹介しました。

外国語学部ではまずは専攻する言語を学び、その専攻言語を用いて専攻地域の文化や歴史、政治、経済などを学ぶ地域研究と、言語の構造や言語と社会のつながりを学ぶ言語研究の2つの分野を学んできます。

外国語や海外に興味があるという場合にはとても充実した毎日を送ることができる学部で、外国語好きにとって最高の環境がある外国語学部という存在。

学生が生き生きと好きなことに取り組める外国語学部はとてもおすすめな学部です。

 

※留学の魅力についてはこちら

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※留学と語学レベルの関係についてはこちら
sumikuni.hatenablog.com

 

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