大学選びで外国語を生かした学問をメインにしたい場合の選択肢の一つとして、国際系学部や国際系学科があります。
国際系の学部学科は多くの種類があり、国際教養学科はその中の一つです。
この記事では、国際教養学科がどのような学科なのかをご紹介していきます。
国際教養学科とは-学べることや研究内容を紹介
国際系の学問は、同じ「国際」という名前がついていても、学問の分野・領域によって学ぶことが大きく異なります。
例えば国際教養学科と国際経済学科では、社会学科と経済学科くらい研究対象が異なっており、いうなれば全く別の分野の勉強を行います。
そのため、「国際」という名前に惹かれて大学選びを行うとき、その学部学科の研究対象を十分に調べることが大切です。
この記事ではそんな無数にある国際系の学問の中から国際教養学科についてご紹介します。
※英語が得意な場合の学部の選び方はこちら
国際教養-リベラルアーツを学ぶ
国際教養学科は、「専門」を持たない学問が教養学です。
例えば、「政治学」なら、政治を専門的に研究するので、政治のスペシャリストになることが可能ですが、政治的な視点での解決が難しい課題などに対するアプローチ方法を考えるのは専門外となってしまう可能性があります。
そんな「専門性」の限界から脱却することを目的とした学問が「リベラルアーツ」、つまり教養学であるといえます。
多様な視点から問題を多角的に論じる力を養い、また、グローバル規模で複雑に絡み合う問題に対して、広い視野をもって本質を見極めることを目的に学問を行うのが国際教養学であるといえます。
国際教養学科では、哲学・身体科学・心理学・文学・言語学・歴史学・社会学・法学・国際関係学・地域研究など、幅広い学問を学んでいきます。
※ヨーロッパ史についてはこちら
国際教養学科がある大学
国際教養学科がある大学として、国際教養大学、早稲田大学、千葉大学、上智大学、横浜市立大学、南山大学、大阪国際大学などがあります。
国際経営学科という名前で学科がなかったとしても、「国際学部」、「外国語学部」の中で国際教養系のコースを設置している大学も多いです。
国際教養に興味があるという場合は是非一度調べてみてください。
英語は高校生の間に話せるようになるのが理想
英語が得意な高校生におすすめしたいのが、英語を話せるようになるのは高校生のうちが良いということです。
多くの場合、高校では読み書きとリスニングを頑張って、話す練習をしないことが多く、大学に入ってから話す練習をする学生が多いのですが、言語習得は「若ければ若いほど言語習得が早い」といわれています。ですから、高校生の間に英語を話す練習を沢山するのが英語習得の為の近道です。
最近ではDMM英会話 などのオンライン英会話教室でも質のいいレッスンを受けることができますので、是非活用してみてください。
※高校生におすすめのオンライン英会話の比較記事はこちら
高校生の間に英語を話せるようになっておくことで、大学の勉強で「英語を使った勉強ができるようになること」や「英語以外の言語を習得できること」、「英語を使いながら海外で活動できること」など、英語を習得する時間を他の活動に充てることができ、大学の活動や研究を一段階高めることができるようになります。
ですから、英語が得意であれば是非英語を話す練習に力をいれて高校生活を送ってみてください。
※英語を話せるようになるための練習方法はこちら
受験勉強にはスタディサプリがおすすめ
効果的に受験勉強に取り組みたい、自宅で勉強しているけどはかどらない、学校の勉強で分からないことがある、もっと先の単元まで先取りしたいという場合には、スタディサプリ というサービスがおすすめ。
スタディサプリは『ドラゴン桜』にも登場した学習ツールで、好きな時に、自分が勉強したい単元をじっくり学ぶことができるおすすめなサービスです。
私自身、実際に使ってみて、分かりやすい授業を何度も繰り返し聞くことができ、予習復習に最適なサービスだと感じています。
スタディサプリは苦手克服にも得意を伸ばすのにもとてもおすすめですので、是非一度無料体験にチャレンジなさってみてください。
※スタディサプリホームページ
※スタディサプリの感想はこちら
終わりに
この記事では、国際教養学科をご紹介しました。
国際教養学科は、各学部・学科という枠にとらわれず、幅広い分野を研究対象としています。
色々なことに興味があるという場合におすすめな国際教養学部や学科。
興味があるという場合は国際教養系の学部・学科がある大学のオープンキャンパスなどに是非参加なさってみてください。
※東大生のオンライン家庭教師「スタディコーチはこちら」
※大学受験の勉強法はこちら
※外国語学部と国際学部の違いはこちら