すみくにぼちぼち日記

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フランス語 文法勉強法と教材-基礎文法, 動詞の活用, 直説法, 接続法の勉強が鍵

フランス語を学びたいと思ったときに気なるのがフランス語文法の勉強法。

この記事では、フランス語文法の勉強法とおすすめ教材をご紹介します。

 

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フランス語 文法勉強法と教材-動詞の活用, 直説法, 接続法の勉強が鍵

フランス語の最大の難関ともいえるのが初級文法。

動詞の活用などが簡略化されており、スペイン語やポルトガル語などのような難しさはない一方で、初級文法で難しい部分があり、覚える量も多いです。そのため、初級文法でフランス語を躓いてしまう場合も多々あります。

ここからはフランス語の文法の勉強方法をご紹介します。

 

フランス語文法の教材

フランス語の学習では、いろいろなおすすめ教材がありますが、文法のおすすめ教材は、『ニューエクスプレス プラス』シリーズ。

こちらの本を使って、これからご紹介する練習方法を試してみてください。

 

尚、フランス語のおすすめ教材は、下記の記事で詳しく紹介していますので、是非参考にしてみてください。

 

※フランス語おすすめ参考書はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

フランス語の文法勉強法

フランス語の勉強方法は、文法を覚え、語彙を増やし、リスニングを練習して、スピーキングを毎日するというのが効果的。

この流れでの練習を毎日行うと3ヶ月で短文が理解できるようになり、1年間で日常会話レベル、3年から4年間で仕事ができるレベル、B2からB1くらいのレベルまでフランス語力を伸ばすことができるようになります。

フランス語勉強法の中でも特に重要で語習得の鍵とのなるのが文法です。フランス語を学ぶときには、英語のように「音で覚える」というよりは、「文法をしっかり理解して定着させる」勉強が大切。

複雑な文法をしっかりと整理することで、フランス語をスムーズに学ぶことが可能となります。

 

文法

フランス語を上達させるためには何よりも文法を覚えることが大切。

フランス語は文法が英語よりもしっかりと定まっているため、覚えるのは簡単なのですが、文法が定まっている分だけ文法を覚えていないと文章の意味が全く分からなくなってしまいます。

ですから、文法学習は基本的な文法を確実に覚えることを意識して、取り組みましょう。

文法の勉強方法という点については、王道は無く、文法書を読んで覚えるという方法が最短の近道です。文法書を1つ選んで、その文法書を3回り勉強すると、文法を身につけることができます。

特にフランス語は冠詞や前置詞などのルールが複雑なため、初級文法をしっかりとマスターするのが重要。また、動詞の活用で文脈を判断していくため、動詞の活用をしっかり覚えることも大切です。

一方で、中級、上級と進んでいくと文法はそれほど複雑ではないため、初級の段階で焦らず時間をかけて文法を勉強することがポイントです。

 

動詞の活用

フランス語で一番覚える量が多いのが動詞の活用。

動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを差します。英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。

例えばI palay baseball が He plays baseballやI played baseballに変化するのを動詞の活用と呼びます。

フランス語は動詞の活用で時制を判断します。

動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、複合過去半過去、大過去、単純未来などの形が、接続法に現在、過去などの形があり、それぞれ人称(私、君、彼・彼女、私たち、君たち、彼ら・彼女ら、という6つの主語ごとに動詞を変化させていきます。

この動詞の活用を覚えるというのが比較的量が多く、フランス語の大変なところです。

直説法現在形は、第一群規則動詞(-er 動詞)を覚えます。これは、parler, travailler, manger, demander, aimer, étudier, habiter などがあり、フランス語の動詞の9割が属している規則的に変化していく動詞のことです。

規則動詞の活用は1つの動詞をリズムで覚えます。

parler(話す)で活用を覚えます。

「je parle、tu parles、il parle、nous parlons、vous parlez、ils parlentとセットで時間があるときには常に活用を口に出してリズムを身につけます。

この活用をしっかり覚えれば、あとはこの活用を別の動詞に当てはめるだけで活用ができるようになります。まずはこの活用を覚えて、新しい動詞が出てくるたびに活用を何度も練習してみてください。

 

初級文法が複雑

言語の文法はそれぞれに難しいところがあるのですが、フランス語の場合は初級文法がとりわけ難しい部分です。

特に、「un, une, des , le, la, les 」などの冠詞のルールに例外が多く、覚えていくのが大変。定冠詞、不定冠詞、部分冠詞という冠詞があり、それぞれのルールを覚えていきましょう。

また、「sur, sous, devant」などの前置詞も色々と種類があるので、英語の前置詞と英語と対応付けて覚えていくのがおすすめです。

全部を完璧仕様としても難しいので、まずは「こんな文法あるんだ」くらいで覚えておくのがおすすめ。

少しずつ実際に使われているところを見ながら、覚えていきましょう。

 

オンラインフランス語会話

フランス語上達には、一人で勉強やフランス語の練習をした上で実際にフランス語話者と会話練習することが欠かせません。ネイティブが話す言葉を理解し、即座に返答するという練習を繰り返し行います。

現在はオンライン語学教室などが多く存在していますので、フランス語会話の練習には最適。

中でもフランス語を勉強したいと思ったときにはDMM英会話がおすすめ。

フランス語専門ではないのですが、リーズナブルにフランス語のレッスンを受けることができます。

 

※DMM英会話のホームページはこちら

DMM英会話ホームページ 

 

※DMM英会話でのフランス語レッスンの感想はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

フランス語習得に必要な勉強時間

ここまで、フランス語文法の勉強法をご紹介してきました。

いざ勉強を始めようとした時に気になるのが、どの位の期間この勉強を続ければよいのかというところ。

実は、1つの言語を習得するために必要な時間は、1000-3000時間だと言われています。

3000時間といえば、1日1時間の勉強で8年ほどかかる計算。中学から大学2年生くらいまで毎日1時間勉強すると1言語が身につく計算です。

1日2時間であれば4年、3時間なら2年半で身につくのが外国語。

今回ご紹介した文法、語彙、リスニング、スピーキングをそれぞれ1時間ずつ毎日勉強すれば、2年ほどでフランス語話者になることができます。

 

習得してからの維持も重要

外国語の習得も多くの時間を必要とするのですが、覚えてから使用していないと外国語はどんどん錆びていきます。

特に覚えた外国語を使用しない環境にいると急速に外国語能力が落ちていってしまうので、定期的に外国語に触れて、レベルを維持することもとても大切です。

本を読んだり、テレビを見たり、ラジオを聴いたりと、外国語に触れ続ける環境を自分で作るという意識で外国語と触れ合うのが良いかなと思います。

 

※外国語を忘れることについてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

終わりに

この記事では、フランス語の文法の勉強方法をご紹介しました。

フランス語は初級文法の複雑さや、覚えることの多さから、難しい言語だと考えてしまいがち。

ですが、実は中級、上級文法はそこまで複雑ではなく、日本人にはチャレンジしやすい言語です。また、世界中に話者がいるため、実用性も高いという点でもおすすめ。

動詞の活用が多かったりと覚えることも多いですが、最初のうちにしっかりと覚えるようにすれば着実に身に着けていくことができる言語ですので、フランス語を勉強したいという場合は是非フランス語に挑戦なさってみてください。

 

※大学生におすすめなオンライン教室の情報サイトはこちら

くらする-やってみたいが見つかるオンライン教室の情報サイト

 

※トリリンガルになる勉強法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

※ロマンス諸語についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

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