海外駐在中に退職で気になるのが退職のやり方と気を付けるべきこと。
この記事では、海外駐在中の退職についてご紹介します。
- 海外駐在中の退職方法と気を付けるべきこと
- 退職は早めに申し出る
- 駐在先の上司に意向を伝える
- 必要最低限のものを持って帰る
- 退職金への課税
- 退職日と入社日
- 転職活動のお勧めエージェント
- 迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
- オンラインビジネス英会話
- 終わりに
海外駐在中の退職方法と気を付けるべきこと
海外駐在中に退職をする場合、駐在先で退職の意向を伝える必要があります。
退職にあたっては上司に口頭で退職したい旨を伝えて、上司から本社に伝えてもらうのが通常の手続き。
その後本社の人事部から退職に伴う手続きについての解説をしていただけるため、その説明に沿って退職の手続きを進めていきます。
退職は早めに申し出る
退職時に一番注意したいことは、退職を日本にいる時よりも早めに申し出ることが重要。
海外駐在では代わりの社員を選定するときに時間がかるため、長い方だと退職の意向を申し出た後半年くらい退職できないというかたもいらっしゃるそう。
私も退職希望日の2か月前に退職について話したのですが、それでも半月ほど退職時期を後ろ倒しすることとなりました。
このように、海外駐在中の退職では思ったよりも引継ぎに時間がかかるため、できるだけ早く退職の意向を申し出るとスムーズに退職することができます。
駐在先の上司に意向を伝える
退職の意向は本社ではなく直属の上司に伝えます。
駐在中なら駐在先の上司です。
駐在後も数か月駐在先に残って仕事を続けなくてはならないため、上司とは良好な関係を保つのが大切。
くれぐれも遺恨を残さないように細心の注意を払う必要があります。
直属の上司と円満な関係のまま退職することができれば、意向を伝えた後も肩身が狭くなることもなく、退職日までしっかりと働くことが可能です。
必要最低限のものを持って帰る
退職することが決まったら日本に戻る準備を行うのですが、駐在中の退職では帰国費用を出して頂けない場合もあります。
その場合、荷物を引っ越し便でおこくるとかなりのお金がかかるため、できるだけ荷物を少なくします。
駐在先で購入したものは後任に引き継ぐなど、スーツケース日本に持って帰る形にできると一番です。
少し前から退職を検討しているのであれば、一時帰国時に少しずつ必要なものを持って帰るというのもおすすめです。
退職金への課税
海外駐在員は、一般的に、日本の所得税法上の非居住者に該当します。このような非居住者に支払う退職金については、日本企業に対して、その支払いの際、国内源泉所得につき20.42%の税率による源泉徴収義務を課しています。
退職時には日本での手続きを行うのですが、所属が海外の出向先となっている場合は退職金にかかる税金の関係の話を本社の人事部とよく話し合うことが大切です。
退職日と入社日
海外駐在中に転職するという場合は、勤めている企業の退職日と転職先の企業の入社日が連続する形となると一番です。
というのも、入社日までに時間があくと、年金などの手続きを行う必要がでてくるため、その手間が発生してしまいます。
海外駐在中の場合有休消化ができないという場合もあるため、その点については内定承諾前にエージェントを通して転職先の企業に相談すると良いでしょう。
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転職活動のお勧めエージェント
転職活動ではサポートしてもらうエージェント選びが大切です。
エージェントにはそれぞれ強みがあり、その強みによってサポート内容が変わってくるのですが、「en world」、「MTA エージェント」、「JAC リクルートメント」、「リクルートエージェント」などがおすすめのエージェントです。
私は外資系企業とグローバル企業を志望していたのですが、この4つのエージェントは外資系・グローバル企業志望でなくてもおすすめ。
転職エージェントは、面談を通してこちらの希望を聞きながら、おすすめの求人を紹介してくださるプロの人材紹介業者さんで、自分の経験や能力を生かした将来設計を一緒に考えてくださる存在ですので、転職希望という方は是非面談にチャレンジなさってみてください。
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迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
将来のキャリアプランについて迷っているという場合にはキャリアコンサルタントに相談するのも一つの方法かなと思います。
最近ではオンラインでコンサルを依頼できるサービスも充実しているので、気になるという場合は一度無料相談を試してみるのがおすすめです。
※キャリアコンサルタントのまとめ記事はこちら
オンラインビジネス英会話
転職を考える際にビジネス英語レベルの英語力があると有利になることも多いので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
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終わりに
この記事では、海外駐在中の退職方法と気を付けるべきことをご紹介しました。
海外駐在では退職の意向を駐在先の上司に伝えることで退職を進めていきます。気を付けるべき点として、退職の意向は早めに伝えること、上司との良好な関係を保つこと、退職日と入社日をしっかりと検討することなどが大切です。
また、海外駐在中の転職活動も可能ですので、海外に居ながら転職活動を行いたいという場合も問題なく転職活動を進めていくことができます。
現在退職を検討しているという場合は、まずは転職活動を始めてみて、退職を検討していくのがおすすめです。
※海外駐在中の転職活動が可能なのかについての記事はこちら
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