すみくにぼちぼち日記

メキシコ生活や欧米旅行記、語学、大学、美術館について

メーカー営業はきつい?-大変なことや辛いこと

メーカー営業を目指す場合に気になるのがメーカー営業大変なところ。

この記事では、メーカー営業は何がきついのかをご紹介します。

f:id:k-heki:20200423023653j:plain

 

メーカー営業はきつい?-大変なことや辛いこと

メーカー営業は、企業が作った製品を世の中に送り出すために欠かすことのできない役割です。

企業が物を作っても、その製品が認知されなかったり、良いものだと思ってもらえなければ市場に製品が出回ることはありません。メーカー営業は市場にいるお客様とメーカーをつなぐ仕事。

仕事をしていく中で自社製品に愛着が湧き、営業活動が面白い感じることも多いのですが、その分大変なこともある職種です。

 

メーカー営業の大変さ

メーカー営業の大変なところとして、自社製品の能力によって成績が左右されること、クレーム対応、社内調整、製品やユーザーの製品などについての深い知識が必要という4つが挙げられます。

 

製品品質と価格をコントロールできない

メーカー営業の場合、販売する商品というのは自社が作る製品。

自社製品が市場で認められるのか、もしくは市場に受け入れられないのかが会社の能力に依存するため、企業の作る製品によっては努力では埋められない競合との差が出てきてしまうことがあります。

目に見えて製品品質に差が出てしまう製品のメーカー営業の場合、他社製品に品質で勝つことができない場合は価格勝負に持ち込まなければなりません。

結果、無理な値下げや利益を無視した提案などを行う必要が出てきたりと、非常にストレスフルな環境に身を置くこととなります。

自社製品の品質は自分ではコントロールできず、自分のサービスで補うのにも限度があるため、負け続けるうちにモチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。好きな製品はお勧めするのも楽しいですが、自分が良いと思っていない製品を営業するのは心が折れそうになります。

重要なのは、メーカーに入社すると決めた時に、その企業の製品が市場のどの位置を主戦場にしているのかを見極めること。市場の頂点(品質志向の市場)に製品を販売している企業では、自信をもって製品をセールスし、品質で勝負することができ、ユーザーからの信頼も厚いので、過度なストレスがかかることが無く、気持ちよく仕事に取り組むことができます。

 

クレーム対応

製品販売後、製品に不良が見つかった場合にクレーム対応を行うのもメーカー営業の大切な仕事。

クレームはお客様の貴重な意見なので、しっかり聞いて原因を追究し、代替案を提案することがゴールとなります。

ただ、このクレーム対応が苦手という場合には、お客様の声が心に刺さってしまい、大きなストレスとなる可能性もあります。

クレーム対応が一番大変なのはBtoCの仕事です。企業対企業の取引では、そこまで変なクレームはないのですが、製品を一般消費者が使用する場合には、色々な方が使用するため、クレームも多くなりがち。

クレーム対応が苦手という場合は、できるだけBtoBの企業を選ぶのがおすすめです。

 

社内調整

メーカー営業の場合、商品は工場で生産されることが多いです。

そのため、営業活動後すぐに商品を販売できるわけではありません。製造までの納期がかかったりとお客様をお待たせすることがあります。

大口の受注が入った時には工場に負担がかからないように納期調整を行うことも必要です。

在庫品から販売するという場合にも営業担当者からの情報で在庫発注量を上下させることがあるなど、営業の情報収集力と客先への交渉力という2つが、納期遅れを発生させることなく商品を届けるためには必須。

このお客様との納期調整、在庫発注量の管理などは、上手くいくととても面白い仕事なのですが、社内調整をストレスに感じるということも多いです。

社内調整で関わることの多い製造現場の責任者は日々納期と戦っているため、交渉を嫌がる方が多いのも実情。

社内調整を上手く行うためには、関係者と良好な関係を築く社内営業が必須です。社内営業を行うことで、社内調整もストレスなく進めることができます。

 

技術と市場の知識を身につける

メーカー営業の場合、誰よりも製品、市場、競合、ユーザーのことに詳しくなければなりません。

そのため、日々勉強しながら自分の知識を深めていくことが大切。この、日々勉強という部分が大変だと感じてしまうメーカー営業担当者も多いです。

ユーザーや商社に営業を行う際には、その製品を使うプロに製品内容を説明しなければならないので、知識は必要不可欠です。反対によく分からない状態で営業に行ってしまうと、お客様の質問に答えられなかったり、十分にサポートできなかったりと、営業自体を負担に感じることが多くなってしまいます。

メーカー営業を行う中では、日々の勉強は必須ですので、この部分はしんどいと感じてもしっかりと取り組むことが大切です。

 

※メーカー営業の面白さはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、メーカー営業の大変なことをご紹介しました。

メーカー営業は特に自社製品を自信をもって勧められないというときには大きなストレスを感じてしまう仕事です。

自社製品の品質が市場の上位に位置する企業に入社することで、自信をもって製品を紹介することができるようになるので、企業選びはとても大切。

また、製品や市場についての知識を日々勉強することで、毎日の営業活動にもやりがいを感じられるようになるので、その点も意識しながらメーカー営業という仕事に取り組むと仕事が面白くなるのでおすすめです。

 

※新卒の就活でおすすめな就活サイトはこちら

classroom.hatenablog.com

 

※20代におすすめな転職エージェントはこちら

classroom.hatenablog.com

 

 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村