すみくにぼちぼち日記

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メーカーは転職は難しい?未経験は大きな壁に

メーカー出身者の転職活動や未経験からメーカーへの転職を考えている際に気になるのが、メーカー転職が難しいのかということ

この記事では転職活動を行って感じたメーカーの転職活動についてご紹介します。

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メーカーは転職は難しい?未経験は大きな壁に

メーカーに転職したい、メーカーから転職したいと思っている中で気になるのが、メーカーから異業種への転職のしやすさと異業種からメーカーへの転職の難易度の2つ。

一般的にメーカー勤務者は同業種(自動車から自動車など)での転職ではメーカー経験が有利に働くことが多いですが、異業種への転職では経験不足が原因で転職が難しいという場合が多いです。

また、メーカー経験が無いけどメーカーに転職したいという場合にも、そのハードルは高くなります。

 

メーカーから転職する場合

メーカーから転職する場合、同じ業種内での転職については比較的転職しやすいです。

理由として、メーカーで働く場合、製品や業界についての専門知識が必要となり、その専門知識は普通に働いているだけでは身につかないことが多いため、初めから専門知識を持った人材を雇用しようというモチベーションを持った企業が多いのです。

一方で専門知識が通常はほとんど触れることのない領域ということも多く、汎用的に使える知識ではないため、メーカーから別の業界へ転職するのは難しい場合が多く、転職活動でも書類や一次面接で落ちるということも多くなります。

 

同業種への転職は有利

メーカーの仕事は高度な専門知識が必要となるため、同じ業界内での転職は非常にやりやすいと言えます。

メーカー例えば住宅メーカーから住宅メーカーや建材メーカー、自動車部品メーカーから他の部品メーカーなどの場合、現職や前職での経験や知識を生かすことができ、転職先でも即戦力として活躍できるため、比較的簡単に内定をもらえます。

異業種であっても同じようにメーカーへの転職であれば、メーカーでの働き方や必要な知識の身につけ方を知っているということでさほど難しさを感じずに転職活動を進めることができます。

私自身、転職活動で、同業種内の企業との面接は非常にやりやすいと感じましたし、同業種ではなくてもメーカーを受験した際にも、ITやコンサルを受験したときの様なアウェー感は感じず、比較的多くの企業から書類合格や面接通過の連絡を頂くことができました。

こちらがこれまでの経歴や仕事の経験を話している時も、製品は違えど同じような仕事を行うメーカーの面接官はしっかりと傾聴し、こちらのことを分かろうとしてくださった印象です。また、コンサル業界などもお客さんにメーカーが多い企業などは比較的メーカー出身者に興味を持っているところが多いので、メーカーでの経験が生かせるような企業を積極的に受験してみるのがおすすめです。

 

メーカーから異業種への転職は難しい

メーカーから異業種への転職というのはかなり難しいです。

理由は、メーカーの業務内容は幅が狭い傾向にあるため、汎用性が低いと判断されてしまうからです。異業種ではメーカー時代の経験やスキルを生かせないケースが多く、担当者からは敬遠されやすいと言えます。

実際私がIT系の面接を受けた時、「メーカーか…ふう」とため息をつかれたことがありました。書類に通過している時点でその点はクリアしていたかなと思ったのですが、流石に面接で面倒くさそうにため息をつく面接官は初めて見たので驚きました。

ただ、この面接でメーカー経験というのが本当に汎用性がないのだなということを実感することができました。

メーカーというのは物を作って販売するという、「物ありき」の商売です。転職では「有形商材」と呼ばれる形あるものを販売する仕事なので、個人の力量を推し量るのが難しいという点があります。逆に人材系のような「無形商材」は結果が個人の力量によることも多いため、汎用性が高く、転職市場でも評価されやすい傾向にあります。

このように、メーカーに勤めていると転職活動では難しさを感じることがありますが、その中でも、自分の仕事に対する姿勢やマネージメント経験など、物に依存しない強みをアピールすることで結果に繋がりやすくなるかなと思います。

私自身転職活動をしてきて、ITなどの異業種であってもシステムを作るメーカーであれば面接通過まで進むことができましたが、メーカーではない業界では書類・面接と非常に厳しい評価を頂くことが多かったです。

こメーカーから異業種への転職というのは難しいことが多いので、転職したいという場合は転職先の業界で使える資格を取得したり、新しいことに挑戦したりしながら、働く意欲や姿勢をアピールしていくことが大切です。

 

異業種からメーカーへの転職

異業種からメーカーへの転職を希望している場合ですが、特に技術系では非常に難しくなります。というのも、メーカーの技術職というのは非常に深い知識と経験が必要な職種であり、専門知識を持っていない人材を技術職として採用することは稀です。

私の会社も技術職として異業種から転職してきた技術者は見たことがないですし、転職を受け入れる場合でも同業種や似たような分野を扱う企業で経験がある技術者でした。

また、技術者が会社を離職することも多くなく(電機メーカーの技術者が外国企業に引き抜かれる等はある)、技術者としての採用枠が少ない中で、経験者が重視されるということもあるのかなと思います。

一方で、営業などの場合、特に他の企業で扱っていないような特殊な製品を作っているメーカーで等であれば、経験者を採用するのが難しく、未経験でも採用される可能性があります。

 

外資系や新しい企業がねらい目

未経験からメーカーを希望する場合、ねらい目となるのが外資系や新しい企業です。

外資系の場合、人の出入りが激しかったり、製品知識よりもこれまでの実績や人となりを見ることも多いので、製品知識というハンデを補うことができます。

私も未経験のITや機械系の未経験業種のメーカーに複数社応募しましたが、外資系はこれまでの実績や考え方などをしっかりと聞いてくださり、書類・面接ともに通りやすかったです。

一方で同じくITや機械メーカーでも日系企業は即戦力重視のところが多く、現在扱っている製品や業界の親和性を重視されている感じでした。この点から見ても、外資系メーカーの方が業界に精通していなくても評価いただけるかなと思います。

また、新しく設立された企業や部門は中途採用の人数を飛躍的に増やしているところが多く、採用されやすいです。通常中途採用は1-2人や若干名というところが多いですが、新しい企業などは20人、30人と採用を行っています。

例えば大企業の一部門と別の大企業の一部門が分離合併した企業や、大企業が出資しあってできた合弁企業などは、最初は企業からの出向者で運営を始めますが、そのうちにプロパー社員として中途採用人数を増やすこととなるので、そのようなタイミングで入社を希望するとチャンスを掴みやすくなります。

 

外資系企業への就職

海外駐在員は海外で働くことに慣れれているということで、外資系企業から戦力として期待される可能性が高いです。

私自身も転職活動中は外資系企業の方が話をよく聞いてくださった印象あり、外資系企業の方が日系企業よりも書類や面接で合格しやすい傾向にありました。

一方で外資系企業は基本的に日本市場を開拓するために設立された法人ですから、駐在経験を生かして海外で活躍したいという場合にはフラストレーションがたまってしまうかもしれません。

海外でのマネジメント経験や仕事経験を生かして日本国内で活躍したいという場合には、日本国内に居ながら海外駐在中の様な雰囲気のオフィスで働くことができるのでお勧めです。

 

外資系への就職 おすすめエージェント

外資系企業で働きたいという思いをもって転職活動をする場合、意識的に外資系企業に強いエージェントを選ぶことが大切です。

エージェントにはそれぞれ強みがあり、その強みによってサポート内容が変わってくるのですが、外資・グローバル企業を目指す転職で特におすすめなのは、「en world」、「MTA エージェント」、「JAC リクルートメント」、「リクルートエージェント」、「パソナキャリア」の5つです。

転職エージェントは、面談を通してこちらの希望を聞きながら、おすすめの求人を紹介してくださるプロの人材紹介業者さんで、自分の経験や能力を生かした将来設計を一緒に考えてくださる存在ですので、転職希望という方は是非面談にチャレンジなさってみてください。

 

※外資系就職でおすすめのエージェントはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

転職サイトの登録ならdoda

転職活動を進める中では転職エージェントや転職サイトに登録することとなります。

エージェントさんは自分の希望や経歴に合った企業を紹介してくださる存在なのですが、自分で求人を探したりという面では物足りない部分があります。

ですので、エージェントを利用しながら、転職サイトも併用するのがおすすめ。転職サイトは「リクナビNEXT」、「マイナビ転職」などがありますが、おすすめなのは「doda」です。

「doda」は、dodaのサイトに登録するだけで、求人情報の確認とエージェントサービスのどちらも受けることができます。

自分の希望に沿った転職先を自分で探すことができる上、エージェントが自分に合っていると思った企業ともコンタクトができるので転職の幅が広がるというのがおすすめな理由。

色々登録はしましたが、現在はdodaしか活用していないので、転職サイトを1つ選ぶとしたらdoda一択。dodaは自己分析ツールも豊富に揃っているのでdodaの登録は必須かなと思います。

 

※dodaのホームページはこちら

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集

 

※dodaの詳細説明と口コミこちら

classroom.hatenablog.com

 

迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も

将来のキャリアプランについて迷っているという場合にはキャリアコンサルタントに相談するのも一つの方法かなと思います。

最近ではオンラインでコンサルを依頼できるサービスも充実しているので、気になるという場合は一度無料相談を試してみるのがおすすめです。

 

※キャリアコンサルタントのまとめ記事はこちら

classroom.hatenablog.com

 

オンラインビジネス英会話

転職を考える際にビジネス英語レベルの英語力があると有利になることも多いので、ビジネス英語の勉強をしておくのもおすすめ。

ビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。

転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つかなと思うので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。

 

※おすすめオンラインビジネス英語はこちら

classroom.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、メーカー転職についてご紹介しました。

メーカーから転職する際には同業種であれば転職しやすいですが、異業種となるとハードルが高くなります。また、異業種からメーカーに転職するのも難しいと感じることが多いです。

一方で外資系や新しく立ち上がった企業などは比較的異業種への挑戦もしやすい企業です。また、異業種からメーカーに就職したいと考えている場合は、挑戦する気持ちや仕事に対する姿勢などをしっかりと話せるようにしておくことが大切です。

転職活動でメーカーに興味があるという場合は是非応募なさってみてください。

 

※20代の転職におすすめなエージェントはこちら

classroom.hatenablog.com

 

 

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