すみくにぼちぼち日記

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海外駐在で得られるもの-やりがい, 収入, 経験などのメリットを紹介

海外駐在は海外で働いてみたいと考えている場合にはとても魅力的な仕事です。日本では経験できないような体験や仕事に取り組むことで、得るものも多くあります。

この記事では、そんな海外駐在で得られるものをご紹介します。

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海外駐在で得られるもの-やりがい, 収入, 経験などのメリットを紹介

海外駐在では、日本で仕事を行う場合と比べて多くの違いがあり、海外駐在でしか得られないことも多くあります。

仕事面での経験や収入、海外旅行など、様々な経験をすることができ、駐在期間に得たものは生涯にわたって思い出として残るものなのかなと思います。

この記事では、海外駐在で得られるものについて、お給料面、マネージメント、職権拡大、市場開拓、やりがい、の5つの面から海外駐在員として働くメリットをご紹介します。

 

何にも勝る大きなやりがい

海外駐在で得られるものの中でも最も大きなものが「やりがい」です。

新規事業や新製品の販売計画を立案し、マネージャーとしてチームを統括しながら、新規市場の開拓。そして必要に応じて製品を仕入れ、販売。案件を進める上で必要な人材を雇用・育成します。製品は販売後のメンテナンスまで技術員と行うことになります。

海外駐在では仕事の頭から最後まで携わることができるので、客先への貢献という面で自分の仕事の意味を実感することができます。

大変なことも多い海外駐在ですが、新規案件への取り組みが成功し、ユーザーに満足してもらうことができた時には、「大変だな」という気持ちも一気に吹き飛んでしまいます。

 

 ※海外駐在で過去最高売上を達成したときの達成感をつづってみました。

sumikuni.hatenablog.com

 

収入が増える

海外駐在する前と後で一番異なるのはお給料や待遇面です。

イメージとしては、海外駐在のお給料は日本のお給料の1.5倍から2倍ほどとなり、さらに家賃を払わなくてよくなったり、車が貸与されたりと、金銭面で得られるものは非常に多いです。

私自身日本にいた時は残業が年間10時間以下だったこともあり、お給料も多くなかったのですが、海外駐在をして手取りが日本の倍以上(家賃補助を入れず)となり、駐在中のお給料の多さに驚いた経験があります。

ただ、お給料が増えると言っても、昇格して駐在しているのでなければ、基本給は上がらないことが多いでしょう。基本給が変わらないためボーナスは日本の時と同じということもあると思います。

お給料が増える要因としては多くの手当てが関係してきます。例えば下記のような手当てが付きます。

  1. 海外赴任手当て
  2. 危険地手当て
  3. 家族手当て

また、家賃や自動車代、ガソリン代等が会社負担となることもあり、支出も抑えることができます。

 

※海外駐在中の年収についてはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

マネージメントの実践

駐在員となれば、日本では一営業員であっても、現地でマネージメント職となる場合が多いです。日本で所有していた決定権と比べると、遥かに大きな職権を有することになりますので、おのずとマネージメントを行う機会が増えてきます。

若手の場合、赴任前はOJT等で後輩を教えることはあっても部下をマネージメントする機会はなかなかありません。一方で、海外に行くと部下を持つこととなり、彼らの仕事の管理からモチベーション管理、研修、給料の決定、採用などまで行うことになり、日本では経験できない業務を経験することができます。

 

職務範囲及び職権の拡大

海外では日本と比べて小さな組織になることが多いです。私はメーカー勤務ですが、勤務地メキシコは販売・サービス(メンテナンス)拠点であるため工場がなく、会社規模がはるかに小さいです。会社の規模が小さいということはその分組織が細分化されておらず、様々な部署の仕事を行うこととなります。

例えば私の場合、日本にいた時の業務は営業活動、貿易実務、工場との交渉の3つだったのですが、赴任後は営業活動、購買輸入、人事、サービス(製品メンテ)、本社との納期交渉など、職責の範囲が一気に広がりました。一方で、実務の量でいうとそこまで増えてはいません。赴任前は一担当ですので、事務処理や顧客対応は全て自分で行なっていましたが、現在の仕事の半分は管理業務となっています。

このように、未経験の部署の仕事まで関わることができるというのも、スキルアップの面で大きな利点です。

 

新規案件及び新規市場の拡大への従事

日本のメーカーに入社したため、日本での営業活動となると、ルート営業が多くなりがちですが、海外での活動は新規開拓が多く面白いです。

どの製品をどのように市場に浸透させるのか、一から戦術を練ることができ、ベンチャーのような気分を味わうことができます。また、これまで未開拓だった町や国で第一人者として市場開拓ができます。

やることは多いですが、自分の仕事全てが会社の成長を促進することにつながるため、結果が目に見えてわかるというのも利点です。

 

海外駐在員になるための準備

海外駐在員として働くためには、勤めている会社から駐在員として選ばれることが必要です。

選ばれるための準備として、英語などの語学を磨き、TOIECなどを積極的に受験すること、また、日本での仕事で結果を残すことも重要。

日本での仕事は、大きな仕事をやるというよりは毎日の仕事をスピーディに行い、周りから「仕事ができる人」というイメージを持ってもらうことが大切です。

あとは、日ごろから海外駐在をしたいということを上司などに知ってもらうことも一つの方法。海外駐在に行きやすい部署を希望したり、社内公募で手を上げるのもおすすめです。

 

※海外駐在員になるために必要なことはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

海外駐在を目指したい場合の転職活動について

海外駐在員を目指して一生懸命仕事に励んでも、会社側の事情で駐在できないこともあります。

例えば、駐在先に空きがない場合、また、駐在先が少なくて駐在員を必要としていない場合など、自分の努力ではどうしよもない場合には、海外駐在を目指して思い切って転職してみるのも一つの方法です。

転職エージェントの中にはグローバル企業への就職支援を強みとしているエージェントもありますので、転職を考えたいという場合は一度相談してみるのがおすすめです。

 

※海外駐在を目指すための転職エージェントはこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

駐在前のオンラインビジネス英会話

海外駐在として海外に行く場合の英語練習としては、ビジネス英語を学べるオンライン英会話などで練習するのがお勧めです。

ビジネスで使う英語というのは日常会話で使う表現と異なっている場合も多く、実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができるのが利点。

海外駐在や帯同の準備のための英会話を検討しているという場合はぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。

 

※おすすめオンラインビジネス英語はこちら

classroom.hatenablog.com

 

駐在準備におすすめなハンドブック

駐在や帯同時には、語学の面での心配事も多いです。

海外駐在をする国によっては英語以外が公用語という場合もあり、基本的な現地語での会話を赴任先や赴任前に勉強することとなると思いますが、特に病院などは英語も通じるため、英語でやり取りすることが可能です。

病院で使う現地語の情報などがまとまったハンドブックを探すのは難しいのですが、英語のハンドブックは、BIGINという英会話スクールが駐在時の生活情報や英語表現をまとめた「海外赴任English Book」というハンドブックを発刊しているため、こちらを持っていくのがおすすめです。

ハンドブックは駐在の心強い味方となると思いますので、問い合わせてみるのが良いかなと思います。

 

※ハンドブックの問い合わせは英会話スクールBIGINのHPから可能です。

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※ビギン英会話はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、海外駐在をする中で得られるものをご紹介しました。

海外駐在をすることで、自分がこれまでに経験したことのないような仕事を経験することができ、非常に大きなやりがいを感じることができます。

また、新規開拓から販売後のサービスまでプロセス全てに携わるため、自分の経験を大きく積み上げることができるのが海外駐在の最大の魅力です。

収入面も無視できない違いがありますので、その点でもモチベーションを高く持って働くことができるのが海外駐在。

興味があるという場合は是非目指してみてください。

 

※海外駐在に必要な英語力はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

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