Pokémon LEGENDS アルセウス がニンテンドースイッチで発売となりました。ポケモン レジェンズ アルセウスは、ポケモンファン待望の一作。
この記事ではポケモン レジェンズ アルセウス を実際にプレイした感想をご紹介します
- ポケモン レジェンズ アルセウス はつまらない?面白い?-ポケモンアルセウスの感想と評価とレビュー
- ポケモン レジェンズ アルセウス あらすじ
- ポケモンの捕まえ方
- 戦闘システム
- ポケモン図鑑
- クラフト
- クエスト
- 団員ランク
- ポケモン アルセウスのレビュー
- ポケモン アルセウスのつまらない点
- 終わりに
ポケモン レジェンズ アルセウス はつまらない?面白い?-ポケモンアルセウスの感想と評価とレビュー
Pokémon LEGENDS アルセウス は、まだ人とポケモンが親密に暮らすことが珍しかった、遠い昔の時代の物語です。
冒険の舞台となるのは、雄大な自然が広がるヒスイ地方。このヒスイ地方は、やがてシンオウ地方という名で呼ばれるようになる地域。
このヒスイ地方に主人公が迷い込んでしまうところから物語が始まります。
ゲーム自体はシリーズ初のアクションRPGで、どことなくゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに似た雰囲気のワールドマップとなっています。
ポケモン レジェンズ アルセウス あらすじ
ポケモン レジェンズ アルセウスでは、主人公が時空の狭間に飲み込まれるシーンから始まります。
この空間で主人公は全てのポケモンと出会うことをミッションとして課され、まだ人とポケモンが親密に暮らすことが珍しかった時代のヒスイ地方での冒険が始まります。
ヒスイ地方は、現代ではシンオウ地方と呼ばれる地方です。シンオウ地方は、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』および『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の舞台で、北海道がモチーフとなっています。
たどり着いたヒスイ地方では、ポケモンあ「危険な生き物」とされており、ポケモンの生態などもわかっておらず、ポケモントレーナーもほとんどいない世界。
この世界でポケモンを捕まえながら、ポケモン図鑑を完成させ、ポケモンの全容を解明するというのがポケモン アルセウスの物語となります。
ポケモンの捕まえ方
今作では、ポケモンの捕まえ方がこれまでと異なっており、フィールド上でポケモンにモンスターボールを当てることで、ポケモンを捕まえることができます。
レベルが高いポケモンは捕まえることができない場合があったりするのですが、その場合にはバトルを仕掛けて体力を減らしてからバトル中に捕獲することも可能です。
バトルに入るときにも、フィールド上のポケモンの近くに、ポケモンが入ったモンスターボールを投げることでそのモンスターボールに入っているポケモンと野生のポケモンを戦わせることができるようになります。
リアルにポケモンの世界を体験できるシステムで、個人的にはとても面白いシステムだと思いました。
戦闘システム
戦闘システムは、シリーズでお馴染みのターンバトル。
ただし、ポケモンの素早さや技にプラスできる要素によって連続で攻撃できたりと、バトルも工夫のし甲斐があり、飽きがこないので面白いです。
バトル中にも主人公を動かすことができ、バトルが終わったら間髪入れずに戦闘離脱できるので、スピーディーなのもとても良いなと思いました。
ポケモン図鑑
新しいポケモンに出会ったり、戦闘したり、捕まえたりすることで、ポケモン図鑑の登録ポケモンが増えていき、この図鑑を完成させることが今回のミッションです。
図鑑にはただポケモンが登録されるだけではなく、登録されたポケモンごとにタスクが設定されており、このタスクをこなしていくことで、そのポケモンについての解明レベルが上がっていき、ヒスイ地方の博士のポケモンの生態研究に貢献していくという設定となっています。
そのため、同じポケモンを何回も捕まえることもできたり、大きさが違うポケモンを探す楽しみがあったり、進化させるワクワク感が倍増したりと、とても面白い仕組みとなっています。
クラフト
クラフトというコマンドも準備されており、これにより道具などを材料から錬成していくことができます。
モンスターボールも材料から使ったりできるので、道に落ちている材料や木の実を集めるのも楽しいし、このシステムのおかげで途中でボールが無くなっても材料を集めてボールを作るという方法で危機を回避するということもできたりします。
クエスト
物語はメインクエストをクリアすることで進んでいきますが、サブクエストも豊富に用意されています。
サブクエストのためにアクションを起こさなければならないこともありますが、基本的にはメインクエストを進める途中などに完結させることができるサブクエストが多いので、クエストをやりすぎて物語が進まずに途中で飽きてしまうということはないかなと思います。
団員ランク
ポケモン アルセウスでは、ある組織に入ってポケモン集めを行うのですが、この組織内でのランクがあり、ポケモン図鑑を完成させていくことでこのランクを上げていくことができます。
ランクが上がるとより高いレベルのポケモンを仲間にすることが可能となったり、新しいモンスターボールのクラフト用レシピをもらえたりします。
ポケモン図鑑を完成させながらランクを上げて、それによってより強いポケモンや水の中など通常のモンスターボールでは届かない場所にいるポケモンを捕まえられるようになって、さらに図鑑完成を加速させていくというイメージです。
ポケモン アルセウスのレビュー
今回ポケモン アルセウスをプレイしてみて感じたのは、アクションRPGとしての良さと、ポケモンの面白さやワクワク感が上手く混ざり合って、とても面白い作品になっているということ。
ポケモンの本質を見ても、実際にアクションとしてボールを野生のポケモンに当てるという動作がすごく自然だし、ポケモンを捕まえながら動ける、自分のポケモンに木の実をとってきてもらいながら走れる、という実際に近い動きが設定されているのも良いなと思いました。
マップもゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの様な感じで、かなり変な場所まで入りこめるし、「普通行かないだろう」というような場所にモンスターがいたりと、驚きがあるのも楽しいです。
フィールド上には進化前の弱いポケモンと、進化後の強いポケモンが同じところにいたりするのも臨場感があるし、自分のポケモンがレベル5の時に、すぐそばにレベル30の野生ポケモンがいるというのも、本当にポケモンの世界を旅しているような感覚になれて面白いです。
あと、マップも綺麗だし、動きも滑らかなので、その点も楽しめるかなと思います。
過去作未プレイでも楽しめるか
これまでポケモンをプレイしたことがないという場合にも十分に楽しめるゲームだと思います。
過去作と同じ場所が舞台となっているのですが、過去作とのつながりは一切ないので、新しい物語として楽しめますし、ポケモン自体もほとんど知らなくても問題ありません。
私も初代ポケモンくらいしか分からなかったのですが、全然問題なくプレイできています。
ポケモン アルセウスのつまらない点
ポケモン アルセウスですが、かなり作りこまれていて、面白いというのが本音なのですが、あえてつまらない点を考えてみると、これまでのポケモンとはフィールドシステムもバトルシステムも異なっているので、それを期待していると「ちょっと違うかな」と思ってしまうかもしれません。あくまでこれまでとは一線を画したゲームという感覚でプレイするのがおすすめです。
また、操作性という部分で、ポケモンに「注目」しづらいというのが気になりました。このゲームはアクションなので、注目コマンドがスムーズに出ないとかなりストレスになります。
あとは、ポケモンとモンスターボールをフィールド上で投げ分けなければならないのですが、コマンドがややこしくて間違えて投げてしまうことがあるのも減点ポイントかなと思います。
とはいえ、全体的なストーリーやフィールド・バトルシステムは個人的にはとても良いなと思ったので、気になっているという場合はとてもお勧めです。
終わりに
この記事では、『Pokémon LEGENDS アルセウス』のあらすじと実際にプレイしたレビューをご紹介しました。
これまでのポケモンとはまた違ったシステムで、より臨場感を感じられるゲームとなったポケモン アルセウス。
今までのポケモンに慣れているという場合には少し違和感を感じるかもしれませんが、それを補って余りある面白さや没入感を味わうことができるゲームです。
初めてポケモンをプレイするという場合にも、ずっとポケモンが好きだったという場合にも楽しめる作品ですので、ポケモンの最新作を買おうか迷っているという方は是非プレイなさってみてください。
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