以前このブログでマルチ商法の集まりに言ったときの様子をご紹介しましたが、今回はダイヤモンドのテレアポにあった話しをご紹介します。
ダイヤモンドを買いそうになった話
社会人になって1年目は何かと色々なお話が舞い込んでくると思いますが、私も1年目に2度違う人とマルチ商法の集まりに行ってしまったりと、一年目は色々な経験がありました。
中でも、今考えると何故引っかかってしまったのか分からないのがダイヤモンドのテレアポです。
最終的には購入することは無かったのですが、お店に行く約束までしてしまうほど電話で言いくるめられてしまい、最終的に母にとめてもらいました。
突然の電話
その電話は突然かかってきました。
家の固定電話に電話があり、普段どおり電話を取ると、明るい女性の声で「○○さんいらっしゃいますか?」と。
そもそも知らない人が何故家の電話番号と名前を知っているのか疑問なのですが、多分昔の住所録が流出したのかもしれません。
その時の私は社会の荒波にももまれておらず素直だったので、自分です、と答えてしまいました。
するとその方は、何気ない世間話を始めました。15分ほど話こちらの警戒が解けてきたところで、
「あの、○○さん、△△ダイヤモンドってご存知ですか?」と。
△△ダイヤモンドの△の部分に入る単語を忘れてしまったのですが、何でも、ダイヤを若いうちに買っておき、自分で保管し、一緒に過ごすことで、思い入れやダイヤと過ごした歴史ができて、それを将来のお嫁さんの婚約指輪に使うと、これまでダイヤと過ごした歴史も相まって素晴らしい指輪ができるとのことでした。
この時の私はすっかり警戒心が解けていたので、「それば素晴らしい」と、ダイヤを見に行くことを約束。
電話を切った時に、目の前に母がいて、
「誰と電話してたの?」
と。
「ダイヤのお姉さん」
と答えると、
「買いに行くのはやめなさい」と。
「でも約束しちゃった。見るだけだよ。」
「そんな約束守らなくて良い。ダイヤ見に行って、その場で断れるの?」
「断れない」
「じゃあ、やめなさい」
そんな会話を交わし、最終的にダイヤを買いに行くのはやめることになりました。
何故ダイヤを買いに行くことになったか
さて、では何故ダイヤを買いに行こうと思ったのか。
もちろんその時には社会人1年目で結婚の予定もなく、ダイヤは不要だったのですが、セールスの電話をかけてきた女性の話術がものすごく巧み。
ダイヤの話をしたのは最後の1分くらいで、それまでは全て世間話。
それも地元の話をずっとして、ひたすら共感を示してくれる感じの会話なのです。
私は人見知りで、知らない人が苦手なのですが、そんな人見知りの雰囲気を察してなのか、ものすごくぐいぐい話題を振ってきて、こちらが答えるとものすごく共感をしめしてくれて、という感じの話術です。
押しに弱く断るのが苦手な私は、その話術とセールスの女性の押しに負けて、電話をきることができず、10分15分と話し込んでしまい、あれよあれよという間にダイヤを見に行く約束をしてしまったのでした。
電話セールスは話を聞かずに断る
私の押しに弱い性格は今でも健在で、セールスされるとかなりの確立で物を購入してしまいます。
なので、自分からアクセスしていないものやサービスについては話を聞かずに断るようにしていて、今のところは壷や骨董品やダイヤを買わずに済んでいます。
こういうテレアポなどで電話をかけてくるセールス担当者って、本当に話術が巧みで、知らないうちに会う約束をしてしまっているという感じになるので、自分が押しに弱いと感じている場合は、話を聞く前に断るのが良いかなと思います。
終わりに
この記事では、電話で突如セールスされたダイヤモンドを購入しそうになった話をご紹介しました。
この時はたまたま母が隣で電話を聞いていて、とめてくれたので、買うことは無かったのですが、セールスの電話がかかってきて、自分に必要ないもののときはしっかりと断ることが大切だと、この経験で学びました。