海外駐在が決まって初めに悩むことが単身赴任をするのか、家族帯同で赴任をするのかということ。
この記事では、実際にメキシコで単身赴任と家族帯同の2パターンで駐在して感じたメリットとデメリットをご紹介します。
- 海外駐在 単身赴任と家族帯同どちらがおすすめ?-両方経験した感想やメリット・デメリットを紹介
- 単身赴任のメリット
- 単身赴任のデメリット
- 家族帯同のメリット
- 家族帯同のデメリット
- 帯同家族の英会話
- 駐在準備におすすめなハンドブック
- 駐在中の子どもの学習サポート
- 終わりに
海外駐在 単身赴任と家族帯同どちらがおすすめ?-両方経験した感想やメリット・デメリットを紹介
海外に赴任することになった時、一番悩むのが単身赴任で行くのか、家族帯同で行くのかということ。
この二つの選択は、家庭の状況や赴任する国の環境によって決定することとなり、一概にどちらが良いとは言えないのですが、実際に単身赴任も家族帯同も経験した立場からおすすめしたいのは、「もし家族帯同で行ける状態であるなら、家族帯同がおすすめ」ということ。
配偶者の仕事の有無、子どもの学校、赴任地の安全性など、様々なことを考慮しながら決定する必要があるのですが、私自身どちらも経験して、やっぱり家族と住むのが一番だなと、駐在員の立場で感じました。
生活に張りが出るし、仕事を頑張るモチベーションにもつながるのが家族帯同の良いところ。一方で、配偶者が仕事をやめなければならなかったり、家族が現地になじめない可能性があるなどといったデメリットももちろんあります。
この記事では、単身赴任と家族帯同の良い面、悪い面をご紹介していきたいと思います。
単身赴任のメリット
単身赴任のメリットは、配偶者のキャリアを壊すことがなく海外駐在ができるという点。
特別な休みなどを利用して海外帯同している間も仕事を長期に休むということも可能ですが、基本的に家族帯同で駐在する場合、配偶者のキャリアが中断されてしまうこととなります。
それを防ぐことができるという面で、単身赴任にはメリットがあります。
また、子ども学校を変える必要がないなど、日本にいる家族の生活を変える必要がないというメリットもあります。
※単身赴任時の休日の過ごし方はこちら
単身赴任のデメリット
デメリットは、日本にいる家族がワンオペ育児をしなければならなかったり、負担増につながるという点。
単身赴任中は家庭に対する貢献ができないという面で、物理的に配偶者や子どもの負担が増えてしまい、それを助けることも難しいのがデメリットです。
※単身赴任の暇つぶし方法はこちら
家族帯同のメリット
家族帯同のメリットは、家族で一緒に過ごせるので、家事や子育ても家族で取り組むことができる点。
また、日常生活に張りが出るというのも家族帯同のメリットです。
家族で同じ時間や空間を共有することで、家族の思い出も増えますし、個人的には家族帯同が可能であれば帯同で移住するのがおすすめです。
※家族帯同時の休日の過ごし方はこちら
家族帯同のデメリット
家族帯同は家族という面で見るととても良い方法なのですが、キャリアの面ではデメリットもあります。
配偶者が仕事を辞める/休む必要があるため、配偶者のキャリア形成の妨げとなってしまうこともありますし、仕事をする機会を失う可能性もあります。
また、慣れない海外に住むことが家族の負担となる可能性があり、子どもへの教育環境を整えるのが難しいという可能性があるのも玉に瑕。
帯同家族の英会話
家族帯同を選択した場合、言葉の壁を乗り越えていく必要があります。
言葉の練習をするのにおすすめなのがオンライン英会話の「ビギン英会話」です。
駐在員に帯同する家族専用の英会話コースで、海外に帯同するために必要な表現やシチュエーション会話を学ぶことができます。
無料体験レッスンもあるので、一度体験してみるのがおすすめです。
※家族帯同英会話のビギンの詳細はこちら
駐在準備におすすめなハンドブック
駐在や帯同時には、語学の面での心配事も多いです。
特に病院などは英語で話すことが必要だったりと、英語でやり取りすることが多くなりますので病院で使う表現などを学ぶための英語のハンドブックがあると便利。
BIGINという英会話スクールが駐在時の生活情報や英語表現をまとめた「海外赴任English Book」というハンドブックを発刊しているため、こちらを持っていくのがおすすめです。
ハンドブックは駐在の心強い味方となると思いますので、問い合わせてみるのが良いかなと思います。
※ハンドブックの問い合わせは英会話スクールBIGINのHPから可能です。
駐在中の子どもの学習サポート
海外駐在中は補習校などで子どもの学習をサポートいただくこととなると思いますが、最近では海外子女向けのオンライン家庭教室なども充実してきているので、そちらを利用するのもおすすめです。
色々調べた中では「エフィサージュ」というオンライン家庭教師が良さそうでしたので、検討しているという場合は是非一度無料体験を受講なさってみてください。
※エフィサージュの紹介記事はこちら
終わりに
この記事では、海外駐在員として働く場合に単身赴任として赴任するのか、家族帯同という赴任方法を選ぶのかのメリットとデメリットをご紹介しました。
可能であれば家族帯同がおすすめですが、配偶者のキャリアや子どの教育などを考えながら、納得した形で赴任するのが一番。
ちなみに我が家は最初は単身赴任、その後家族帯同、最終的に単身赴任となりました。いろいろな形がある海外赴任ですが、みんなが納得できる形で赴任できるのが一番なので、家族とよく話し合って単身赴任か、家族帯同かを決めていくのが良いかなと思います。
※家族帯同に変更する際の受け入れ準備についてはこちら